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更新日:2026年1月7日
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(※)配布資料は「関連ファイル」からご確認ください
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<冒頭発言>
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<質疑応答>
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( )内は、発言内容を分かりやすくするため補足した部分です。(※)は、発言内容を訂正した部分です。

本年最初の定例記者会見となります。本年もよろしくお願いします。新年、本当におめでとうございます。
能登半島地震から丸2年がたちました。早かったようにも思いますし、とても長かったようにも思っています。皆様もそれぞれの考えがあろうかというふうに思います。復旧・復興につきましては、国のご支援もいただきながら、そして被災市町村とも連携をしながら努めてまいりました。そしてロードマップを策定しておりますが、それを随時見直ししながら、リバイスしながら、更新しながらここまで来たところでございます。
そういう意味では、液状化に対する県独自の基金をつくる支援制度なども設定し、スピード感を持ってやってくることができたのではないかというふうに思っております。ただ、本県では地震による直接死の方はおられなかったんですけれども、災害関連死の方が今、8名認定をされていることでございます。
思い返しますと、2年前の1月4日だったと思いますが、直接死はなかったことを受けまして、この上は富山県で災害関連死がないように頑張っていこう、それが行政の務めだというふうに対策本部会議で申し上げたのを思い出しますが、結果的に8名の方、災害関連死をされました。この皆様のご冥福をお祈りしますとともに、心からご家族の皆様にもお見舞いを申し上げたいというふうに思います。
道路などの公共インフラの件については、順調に進んでいるというふうに考えております。あとは液状化関連、これは各市町村で方向性も決まり、これから実証実験などを行っていく段階に入っているというふうに思います。引き続き被災の液状化、被災は5市で発生しておりますが、その市と連携をしましてしっかりと支援をしてまいりたいというふうに思います。
年末年始ですが、本当に押し迫ったところで降雪もありました。一応、危機管理という意味では、県としては危機管理連絡課長会議というものを年末に開きまして、対応をそれぞれ情報共有をしていたところでございますが、幸い思ったほどの降雪にはならず年を越すことができました。そういう意味では、比較的平穏な年末年始になったのではないかというふうに思います。ですが、今年明け、この連休にまた一時的に冬型の気圧配置が強まるというふうな予想も出ております。これに対してもしっかりと危機管理、対応してまいりたいというふうに思います。
さて、今年は、新しい総合計画「富山県総合計画-幸せ人口1000万~ウェルビーイング先進地域、富山~を目指して」を策定しましたので、これを実行していく段階に入っていくというふうに思います。この計画を羅針盤にしまして、「未来に向けた人づくり」、そして「新しい社会経済システムの構築」、この2本の政策の柱の下に、様々な実行性のある政策を企画立案して実行してまいりたいというふうに思います。
そうすることによって、皆さんと一緒に「ウェルビーイング先進地域、富山」、これを目指していく。そしてその先に人口減少、少しでも緩和をし、そしてそれにしっかりと適応していく、この豊かな富山県を引き続き維持をしていく。そのようなことが、未来につながっていくというふうに思っております。引き続き皆様のまた報道機関としてのご理解、そしてご支援を心からお願いをしまして、年頭にあたっての挨拶とさせていただきます。

【記者】
ちょうど1年前のこの年初の会見だったと思うんですけれども、ニューヨークタイムズの行くべき52か所の発表があって、富山市が選ばれたというのが1年前で、昨日、今年の52か所が発表されて、長崎と沖縄でした。
この1年間、富山市を中心とした誘客の取組み、頑張ってこられたと思うんですけれども、あらためてこの1年間の成果、手応えみたいなところを伺いたいのと、今年は違った箇所が選ばれていますが、どう今後一層、去年1年間の取組みをつなげていくかというところの展望みたいなところを伺いたいと思います。
【知事】
ちょうど昨日も、そろそろ次のが出るのかなと話していたところ、やっぱり出ました。ここ数年この時期に発表されていたので、当然だというふうには受け止めております。
昨年については、このニューヨークタイムズの発表を受けて、富山市の藤井裕久市長が先頭に立たれて、この効果を最大限に発揮しようということ、享受しようということで頑張ってこられました。たしかゴールデンウイークの頃だったと思いますが、藤井市長自らマンハッタンに乗り込まれまして、鎧兜の姿で大いにアピールをされたのがつい昨日のように思っています。
私の役目は、この富山市の勢いを富山市に終わらせることなく、むしろ富山市から全県ほかの14市町村にも発揮をさせていく。そんなことが私の務めだと思って様々な取組みをしていたところでございます。
富山市については、既に報道もされておりますように、インバウンドの方の宿泊、延べ宿泊者数、それから特にニューヨークタイムズの記事に列挙されました施設、筆頭はガラス美術館でしょうけれども、キラリへの入場者も大変に増えたということであります。とても大きな成果、そしてこのニューヨークタイムズの発表という追い風をしっかりとそれに向けて帆を張られた藤井裕久市長の取組みが功を奏したというふうに考えております。
今年の52か所も発表されたということですけれども、この52というのは年間の週、毎週1個行くというようなお考えだということなんですけれども、実際にはなかなかそんなことできる人はいないので、昨年全ての方が富山市に来られたわけではもちろんないので、引き続き富山市のことを目的地としていろいろ企画をされる方も引き続きおられると思います。
そして、いわばその賞味期限を少しでも延ばそうということで、私は昨年の11月にニューヨークにも行ってまいりました。なので、富山市ともしっかりと連携をして、そして他の市町村ともまた力を合わせてこの2025年の52か所の効果をずっと長続きさせるように、またそれは可能だというふうに思っていますが、自治体だけではなく民間の皆様ともしっかりと連携して、これをこの効果をずっと伸ばしていく。そんなことに努めていきたいというふうに考えております。
【記者】
冒頭のご挨拶の中で、災害関連死について言及があったかと思います。8人の方が亡くなられたということですけれども、これについて行政として今後どのような対策を考えておられるのか。この1年どんなことに取り組まれるのか。そして、次の災害に備えてどんな対策を講じるべきとお考えか、お考えを聞かせてください。
【知事】
はい。ありがとうございます。
先ほど言ったように令和6年の1月1日発災、そして2日、3日と大変に慌ただしい日々が過ぎ、全容も分かってきて、そして富山県内では地震による直接死の方はおられなかったということもはっきりした時期だったというふうに思いますが、1月4日にこの上は災害関連死、何としても防いでいこうということ。それにはやはり一番大切なのは、避難所の環境づくりだったというふうに思います。
昨年はまだそこまでは手が回らなかったわけでありますけれども、でもできるだけ温かいものを食べていただくこととか、あるいは段ボールベッドなど、これは昨年の場合はまだ段ボールメーカーさんのご厚意もあり、避難所に配備することができました。そういうようなことで、少しでもこの避難所の環境をしっかりと、少しでもよくしていこうということ、そんなようなことに努めて、それによって災害関連死がないようにというふうに昨年としてはもう走りながらやっていたということであります。
今、検証会議も開きまして、今後に向けた、これをどう教訓にしていくかということをこれは何度も申し上げていますが、有識者も交えて議論をし、報告書もまとまり、それに基づいて地域防災力の向上について、今、改善を進めているところです。
これもいつも言うことですが、5つのポイントがあります。人づくり、それから官民連携、それからワンチーム、そして高品質、これは避難所のことですけれども、そしてさらにDX、こんなことを今、着々と進めているところでございます。
特にこの避難所のことについては、TKBS、これをキーワードにしてトイレのこともいろいろと手配をしております。それからキッチンも手配をしております。それからベッド、これも今度はしっかりと段ボールメーカーさんからまとまった量を今、整備をしているところでございます。そしてシャワーについても、これも何度も申し上げましたが、いろいろな手だてを尽くしております。こんなことで令和6年の地震を教訓として、避難所の改善ということは大分進めてくることができたというふうに考えております。
災害関連死の理由はそれだけではありませんけれども、やっぱり初動をしっかりとスピード感を持ってやっていく。そしてこの復旧・復興への取組み、また被災者に寄り添うこと。これを絶対に途切らせないということ、こんなことが特効薬というのはやっぱりあまりないようでありまして、こういったことを本当に深く、また幅広に進めていく。これしかないというふうに考えております。
災害、特に地震、また起きてほしくないことではありますけれども、願望だけでは物は動きません。令和6年の教訓をしっかりと職員一人一人骨身に染みておりますので、これを不断の努力をして、より磨き上げていく。そんなことが今後、万が一のときの災害関連死を出さないことにつながっていくというふうに考えております。
【記者】
福井県の前知事のセクハラを認められて辞職されたケースに関連してですけれども、富山県ではこうしたセクハラを含めたハラスメントに対応するために、どのような対応を取っておられるのかというところについて、具体的な相談件数だったりとか把握されているものがあればというところと、この件を受けて対応を強化する考えがあるかということを併せてお聞かせいただければと思います。
【知事】
富山県のハラスメント対策についてのお尋ねですけれども、大きく言って2つの今、窓口を開いております。いつも開いています。
1つは平成20年に開設しました人事課に置いておりますハラスメント相談窓口であります。これは被害を受けた職員、本人、あるいはハラスメント行為を見聞きした職員からの各種のハラスメントに関する相談を受け付けております。これが1つ。
もう一つは、人事委員会に設置をしております。これは地方公務員法に基づいてこのような苦情相談窓口を置きなさいということになっておりますので、これは知事部局のみならず教育委員会、それから警察署の職員、公安委員会管轄ですね。これらの各種ハラスメントを含む職員からの相談を受け付けております。
いずれの窓口も大切なのは、相談者のプライバシーがしっかりと守られることだということ、これは徹底をしております。なので受け付け方も面談あり、それから電話あり、専用アドレスによる電子メールありと様々な方法で受け付けています。相談者が安心して相談できるように、心おきなくできるように、そんなことであります。
特に人事課の相談窓口では、面談の場合は通常2名で受けておりまして、そのうち1人は保健師さん、いろいろ健康、生活のことにも関わるケースもありますので、保健師さんが1人立ち会って、合計2人で対応しております。
相談者が女性の場合で、やっぱり女性の相談者をご希望される例もあります。そういった場合にはお二人とも女性、保健師さんも、保健師さん、結構多くの方は女性なんですけれども、もう一人のパートナー、パートナーというか面談者も女性で対応する。そんなような配慮もさせていただいているところでございます。
それから、人事委員会の苦情相談窓口、人事委員会に置いている窓口はこれも相談者の意向をしっかりと踏まえた上で、やっぱりどこまで伝えていいのか、これも相談者の意向をしっかりと聞いた上で、各任命権者に相談内容が伝達されて、そして任命権者において適切に対応が行われる仕組みにしております。もちろんこういうことは福井県でもあったと思うんですが、それがしっかりと実務として機能するかどうか、ここもやっぱり大切なところだというふうに思います。
福井県の調査報告書を拝見しますと、その窓口のことを知られなかったという職員もおられたということが報告されています。改めて富山県でもそういったことのないように、一両日中にこの窓口の周知徹底を図ることにしておりますし、また何らかの常備携帯できるような、そんな形にできないかということも今、検討を指示しているところでございます。
件数のことですけれども、この人事課のほうの窓口、これは平成20年に設置ですけれども、これまでにセクハラ、パワハラ、マタハラ、合計で一昨年、令和6年までの数字ですけれども、141件の相談を受け付けています。これはあくまで受付件数なので、全てがセクハラやパワハラと認定されたという意味ではないことはご理解いただきたいと思います。
それから人事委員会のほうの苦情相談窓口は、これは平成17年に設置をしておりますが、令和6年まででこちらのほうは30(※)件相談があったということでございます。
引き続きしっかりとこういったお話がみんなに知られていて、そして機能するように、途中で情報が手続が詰まらないように、止まらないように、そのことは改めて徹底してまいりたいと考えております。
【記者】
今ほどの質問にちょっと加えてなんですが、昨日報告書のほうで杉本前知事のセクハラに関する報告が出されたと思います。改めてこの件に関してどのようにお感じになられているか教えていただけますでしょうか。
【知事】
はい。調査結果が特別調査員の方から公表されたこと。これは報道で確認をしております。とても深刻な案件だと受け止めました。そして、あってはならない話だと思います。特にこの数年、北陸3県は1つという思いの下で、隣の石川県の馳浩知事とともに様々なテーマについて、新幹線をはじめ様々なテーマについて一緒に取り組んできて、ホクリクプラスなどの実際な成果も出てきたところであります。あってはならないことではあります。とともに、共に仕事を進めてきた者としては残念な気持ちも一部あるということであります。
やはり先ほどの質問でもお答えをしましたが、こういったことを生み出さない組織、風土、そして万が一あった場合にはしっかりと話が必要なところに届くように、そんな風通しのいい組織づくり、これは改めて必要だというふうに考えています。
これまでも繰り返し研修などはやっておりますが、これはゴールはないことだというふうに考えています。繰り返し繰り返し折に触れて、あるいは職員の年次ごとにとか、様々な機会にこのようなこのハラスメント研修というものは、これからも繰り返して実施をしていきたいというふうに考えております。
職員の皆さん、一人一人が心おきなく、そして自由な発想で富山県民のために、そして富山県の発展のために働きやすい、そんな組織風土をつくり上げるために、引き続き磨き上げていくために、私が先頭に立って進めていきたいというふうに考えております。
【記者】
関連してなんですが、杉本前知事の辞職に伴って新しい知事を選ぶ知事選が告示されました。改めて対応をどうお考えなのかというのを教えていただけますでしょうか。
【知事】
ちょうど本日、福井の知事選挙が告示されて、3名の方が立候補されたと承知をしております。先ほども申し上げたように、福井県とは北陸3県の連携ということで広域観光、ホクリクプラスの運営、並行在来線の利用促進、そして北経連とも含めた広域リージョン連携についても合意をして進め始めているところです。
また、スタートアップ支援、農林水産物の輸出、これは本当に様々なテーマの下に北陸3県一緒に取り組んでいこうということで、昨年の3県知事懇でも合意をして、北経連さんともいろんなことを進めて、もう実際これ動き始めていることです。
これを引き続き進めていく福井県はパートナーですので、そのトップが選ばれる、しかるべき方が選ばれることをしっかりと見守っていきたいと思います。その3人の候補者の、立候補者の方、それぞれのキャリアもお持ちですし、思いもお持ちであります。そしてこの知事選挙というのは私も2回経験しておりますが、大きな選挙です。こんな大きな、公職選挙の中でも大きな選挙に立候補するということは、これはもう皆さん、しっかりとした決意を持って取り組まれておられるので、どの方が当選されても、このパートナーの一つの県のリーダーとして、その方としっかりと共に働いていきたいというふうに思います。
【記者】
最後になるんですけれども、昨日JR西日本のほうから北九州と富山を大阪で結ぶ特別切符が発売されまして、即日完売ということで大変な好評ぶりだったわけなんですけれども、改めてこのことについてのご感想といいますか、お考えを教えていただけますでしょうか。
【知事】
はい。ありがとうございます。
これはうれしいニュースでした。先月、北九州市に赴きまして、改めて北九州市の武内市長、そしてJR西日本の金沢支社長、そして福岡支社長とともに、このさいころで行き先が決まるというとても面白いアイデアの旅行商品の発表を共にしたわけであります。
そのときから本当にお買い得な値段だなと。だって、すしクーポン5,000円がついて、それで大阪から富山、あるいはまたは大阪から北九州まで行って9,800円ですから、本当にJRさん、大変に勉強されたなというふうに思っていました。案の定やはり大好評ということで、即日完売で何ともうれしいニュースだというふうに思っています。
要するに、さいころで決まるわけですから、北九州に行きたいと思っていても富山のさいころが出たら富山に来られるわけです。その方々、「ええ、富山?」と一瞬思われるのかもしれませんが、でも結果的に富山に来てよかったと、そう思っていただけると信じておりますが、そう思っていただけるように富山県としてもしっかりとおもてなしをより一層磨いていきたいと考えております。
あくまでこれは話題づくりでもありますし、やっぱり認知度を高めるための仕掛けです。望むらくは9,800円ではなくて通常の正規の料金でも行きたい富山に、と思っていただけるように引き続き努力を続けていきたいと考えています。でもそんな意味でも、いいきっかけのスタートになったということで、これも単純にうれしいことですし、喜びたいと思います。
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