更新日:2025年4月15日

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定例記者会見[令和7年4月16日(水曜日)]

  • 日時:令和7年4月16日(水曜日)13時30分~
  • 場所:4階大会議室

1.知事からの説明事項・質疑応答

(※)配布資料は「関連ファイル」からご確認ください

内容 動画

<冒頭発言>

  1. 米国関税措置に関する県HP特設サイトでの情報発信について

<発表項目>

  1. 富山県米国関税情報連携会議の開催について
  2. 第21回若年者ものづくり競技大会の開催について
  3. 富山湾岸サイクリング2025の開催について

<冒頭発言>

  1. 大阪・関西万博について

【令和7年4月16日(水曜日)13時30分〜】知事定例記者会見(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

<質疑応答>

  1. 米国関税情報連携会議、米国関税相談窓口について
  2. 和歌山県岸本知事の訃報について
  3. 国の経済対策について
  4. 第21回若年者ものづくり競技大会について
  5. 通信大手IIJの400万人規模の情報漏えいに関して
  6. 富山湾岸サイクリング2025について

 

2.記者会見録

( )内は、発言内容を分かりやすくするため補足した部分です。(※)は、発言内容を訂正した部分です。

1.知事からの説明事項

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(冒頭)米国関税措置に関する県HP特設サイトでの情報発信について

 今日は3点、こちらから発表がありますが、その前後に、まず初めにみたいなのが一つあります。米国の関税措置に関する県のホームページ特設サイトで情報発信をしているということです。これは実は、先週の10日の記者会見でお話ししたことになります。この米国関税措置に関する県ホームページの特設サイト、関係情報を随時更新、発信すると申し上げました。それで、実は新しい情報が入ったということをお知らせしたいということであります。新着情報欄というものを設けましたが、今後、米国関税措置に関するセミナーなど、県民や事業者の皆様が必要な情報を随時更新、発信してまいりたいと考えております。現在、ジェトロさんによる4月18日のオンラインセミナーの情報を掲載したということをお知らせしておきます。

 今後、関係の機関でこういう情報の掲載の希望があるようでしたら、商工企画課へお問合せをお願いしたいと、そのようなことをぜひ報道の皆さんにも周知をお願いしたいという意味でございます。今のところ、そのジェトロの新しい情報が載ったということであります。

 そして、もう一つ、昨日15日になりますが、第2回の県庁内の米国関税連絡会議を開催しました。本当に日々、結構新しい状況が生まれますが、米国の関税をめぐる動向の共有、それから、後ほど説明しますが、24日に開催予定の富山県米国関税情報連携会議などについても議論をしたところです。引き続き、この会議を通じて庁内の連携を一層強化し、スピード感を持って的確な対策を講じていきたいというふうに考えております。

1.富山県米国関税情報連携会議の開催について

 では、発表項目の1番目、関連しますが、富山県米国関税情報連携会議の開催についてということでございます。

 これまで県では、米国の関税措置に関する金融特別相談窓口の設置、また、県のホームページに、先ほど申し上げた特設サイトを開設したと。そして、庁内には米国関税連絡会議を設置し、関係部局が緊密に連携しながら、迅速な情報共有、対応方針の検討を進めているという現状です。

 また、本日開催されましたが、総合計画に関する県内の経済団体との意見交換を行いました。これは、これまでも様々な団体と意見交換をしてきたところですが、今日は経済団体との番でした。なので、この機会の場、せっかくなので活用しまして、米国関税措置による影響や懸念などについても、率直なご意見を伺ったところでございます。

また、米国による関税措置に関する状況が、本当に目まぐるしく変わる中、県内経済への影響などの情報を共有をし、今後の連携した対応や国への要望などを議論する場として、今月24日木曜日になりますが、富山県米国関税情報連携会議を開催することとしました。

 次のスライドですが、主な構成機関については、国の機関をはじめ県内の業界団体、支援団体、金融団体を予定しております。現在調整中です。今後も引き続き国の動向を注視しながら、県内企業への影響把握に努め、関係機関と連携し、的確な対応に努めてまいります。会議の詳細については、事務局を務めます商工企画課へお問い合わせください。4月24日開催予定の富山県米国関税連携会議の開催についての説明は以上です。

2.第21回若年者ものづくり競技大会の開催について

 次に第21回若年者ものづくり競技大会の開催についてご説明します。

 若年者の技能競技の全国大会であります若年者ものづくり競技大会が、令和8年夏に、来年ですね、富山県で初めて開催されることになりましたので、お知らせです。

 この若年者ものづくり競技大会というのは、工業高校などで技能を習得中の、原則20歳以下で就職していない若者を対象にした技能競技大会であり、若い世代の技能の向上とものづくりへの関心を高めることを目的にしています。

 この大会は厚生労働省と中央職業能力開発協会が主催し、令和8年8月1日土曜日、2日日曜日の日程で、富山のテクノホールと高岡テクノドームをメイン会場として開催される予定です。

 大会の規模ですが、競技の職種は、機械製図、CADですね。それから、旋盤、木材加工など15の職種にわたります。参加選手は約350人、来場者総数は約7,800人という結構な規模です。ライブ配信では、約2万2,700人の方の視聴を見込んでいます。

 富山県では、大会の広報活動に積極的に協力をいたします。また、県職業能力開発協会などの関係機関と連携を図って、ものづくりの魅力を広く発信するイベントも、併せて実施する予定です。

 これらの取組みを通じて、県内の若者にものづくりの楽しさや奥深さを伝え、将来の職業選択のきっかけとなるような機運を醸成してまいります。併せて、「ものづくり県とやま」の魅力を全国に力強く発信していきたいと考えています。第21回若年者ものづくり競技大会の開催については、以上となります。

3.富山湾岸サイクリング2025の開催について

 発表の3点目、富山湾岸サイクリング2025の開催についてであります。

 富山湾岸サイクリングにつきましては、2015年4月に第1回の大会を開催して以来、今回の大会で11回目の開催となりますが、毎回、県内外から多くの方にご参加いただき、大変好評をいただいています。

 今回は、「ナショナルサイクルルートと、春の味を楽しもう!」を開催テーマに掲げて、射水市の海王丸パークをスタート地点とします。4月20日の日曜日に開催です。

 今回の大会の参加申込み者数ですが、4つのコースで合計1,435人です。今年もたいへん多くの方にご応募いただきました。そのうちの812名が県外からの申込みです。なので、県外からの申込みの比率が56.6%となり、これは県外者比率の意味では、過去最高の割合となります。

 また、大会の併催イベントとして、昨年度に引き続き、富山県サイクルツーリズムアドバイザーである「サイクルツーリズム研究会」主催の復興応援ライド、能登半島地震の復興応援ライドが開催されるということです。女優であり歯科医、歯医者さんであり、先月、石川県観光大使にも就任された一青妙さんを団長として、馳石川県知事をはじめ約60名のメンバーが、富山湾岸サイクリングのスタート地点と同じ射水市の海王丸パークから、氷見市を経由して海岸線を北上し、七尾市、中能登町を経て海王丸パークに戻ってくる、そんなコースであります。石川県の馳知事におかれましては、富山湾岸サイクリングの80キロメートルコースの開会式、そして、このスタートにもご参加いただく予定としています。

 県としては、この富山湾岸サイクリングを通じて、まだ全国では6か所しか指定されていないナショナルサイクルルートの一つである富山湾岸サイクリングコースの魅力はもとより、富山湾の美しい景観や春の味覚ホタルイカなど、沿岸市町の食の魅力とともに、本県の多彩な魅力を発信してまいりたいと考えています。

 なお、大会当日は、私も80キロコースと言いたいんですが、80キロコースのごく一部を走行することにしています。多くのサイクリストの皆さんと美しい景観を楽しみながら、爽やかな汗を流したいと思います。富山湾岸サイクリング2025についての説明は、以上になります。

(おわりに)大阪・関西万博について

 終わりにということで、エピローグなんですけれども、万博の開会式に参加してまいりました。そのことについての感想を述べたいと思います。

 4月12日の開会式に出席をしました。冒頭のパフォーマンスでこきりこ節が流れてきたときは、大変驚きましたし、また、感動しましたし、富山県民として本当に誇らしく感じました。ちょうど後ろの席に武田慎一県議会議長がおられましたので、思わず振り返って、武田さんの地元ですから、こきりこのふるさとは、二人で顔を見合わせてにんまりしたということであります。その後、県民の皆さんからも感動した、誇らしかったという声を本当に多くお聞きをしています。万博という国際的であり、かつ、日本人にとってはスペシャルな響きを持つイベントではないかと思います。ここにおいて、富山県を大いに発信していくことが、富山県民のシビックプライドの醸成、さらに、ウエルビーイングの向上に大いにつながっていくと、改めて感じたところです。

 富山県も、かねてよりご紹介しておりますように、6月27日から29日の3日間、「寿司といえば、富山~ウエルビーイングな環境の体感~」、こういうテーマでこのテーマウイークに出展をし、ここで大いに富山の魅力を発信していきたいと考えています。

 そして、その他ですが、市町村や民間団体においても万博に様々な形で参加されます。県としても、一緒に情報発信をするほか、万博の一般参加催事における伝統芸能の披露など、万博の開催効果を本県へ波及させる民間の取組みに対して、支援をすることにしています。予算を取っております。現在、これを募集しております。報道の皆様にその資料を、募集の要領をお配りしております。ぜひ、周知にご協力いただければと思います。例えば、まちの獅子舞を、ぜひ世界に向けて、皆さんの見る前で、万博の会場で披露したい。そのようなイベントについて検討して補助をさせていただいて、経費の一部になるように支援をさせていただきたいという、そんな事業であります。ご周知をお願いしたいと思います。

 そして、これも感想ですけれども、ぜひ、子どもたちには万博に行ってほしいなと思っています。私自身、55年前の万博、1970年エキスポ70のとき、小学生でしたが、本当に当時の最新のテクノロジー、これは今では当たり前のことになっています。そんな当時の最新のテクノロジーを目の当たりにして、本当に驚きと感動の連続でした。やっぱり科学への興味というものは本当に広がりましたし、そして、そもそもそれまで外国人という人を見たのは本当に数名だったと思いますが、一遍にたくさんの外国人を見たと。それから、日本人だって、富山では普通見られないようなたくさんの人を見ました。そんなことが、少年にとってはとてもわくわくすることで、未来が楽しみになるようなそんなこと、ああ自分の住んでいる生まれた国ニッポンというのは、今後大きな可能性があるのではないかという、そんなことを思うきっかけになりました。

 時代は55年たって、今、様々状況は変わっていますが、でも、多分子どもたちにとって、やはり大きな視野が広がる、それから、これだけインバウンドが富山にもたくさん来て、外国人は珍しくない時代ですけれども、でも、百数十か国の人たちが向こうから日本に来てくれている、そして、それぞれ工夫を凝らした展示をしてもてなしてくれる、そんなことを、ぜひ、小さい頃に経験することは、彼ら彼女らの将来にも大きな劇的な変化を与えていくんじゃないか、そのように思っております。なので、ぜひ多くのお子さんたちに参加していただきたいというふうに願っております。

 冒頭3点の発表事項、それから、初めにと終わりに、以上とさせていただきます。

2.質疑応答

【記者】

 まず、米国関税情報連携会議に関しての質問です。

 24日に第1回が開かれるわけなんですが、この後、例えば要望を議論するということで、2回目という形で、短期のうちに予定されているようなスケジュールなのか、この1回の会議で集約するという形なのか、その想定を伺いたいというのが1つ目。

 そして、関税ということで、窓口を設けられておるんですが、そういった窓口の問合せ、この1週間、2週間の間で増えているのか、そういう何か変化などありますかというのが2点目で、以上2つ伺います。

【知事】

 ありがとうございます。

 まず、後の質問ですけれども、先週、窓口を開いたと。そして、相談は1件というふうに申し上げました。現在のところ、その1件から増えてはいません。まず、事実としてそれをお知らせしたいと思います。

 それから、1回目の連携会議を4月24日に開催します。今、ご存じのように、24%の部分を90日間留保するという、そんな今は時間ができた状況にあります。90日はだんだん減っていくわけでありますけれども、でも、その中でもいろいろと状況が、さっきからも申し上げているように、刻々状況が変わっているということです。なので、24日にはまずは1回目の会合をして、その後のペースにつきましては、状況を見ながらということになろうかというふうに思います。

 でも、まずは一堂に、今のところ30余りの参加者と、団体と聞いておりますが、もう少し増えるかもしれませんけれども、その方々の声を幅広く聞いて、そして、お互い横の認識もしあっていただいて、その後は状況を見ながらということになろうかと思います。

 いずれにしましても、本県の産業にとっても、とても大きな影響が予想されることですので、スピード感を持ってやっていく必要があるということは認識しております。

【記者】

 もう1点質問します。

 発表項目外にはなるんですが、昨日、和歌山県の岸本知事が亡くなられました。全国知事会議などでも行動を共にされることがあったかと思うんですが、訃報に接しての知事の思いを伺いたいと思います。

【知事】

 知事としては、私のほうが若干の先輩になりますが、ご存じのように、大変すばらしいご経歴で、中央の官僚から国会議員になられて、それもどちらかというと野党の期間が長くて、もちろん与党になられたこともありますけれども、そういう意味で大変に経験豊富な政治家であったと、私は敬愛する方でありました。

 実は、知事会といってもなかなかゆっくり話す暇はないんですけれども、実は、私の青年会議所時代の仲間が和歌山で岸本さんを支援していたので、その仲介で、昨年、じっくり食事をする機会がありました。そのときに、本当にいろいろな意見交換をしたり、また、私は知事の先輩としての話、それから、岸本さんからは、政治家としてこれまでの、ドラマチックなお話をいろいろ聞かせていただきました。それから、お互いの政策の意見交換などもしたということであります。46人の方全員とそんなじっくりご飯を食べながら話したというわけでもないので、そういう意味では、とてもシンパシーも感じておりますし、大変にこのたびの急逝については残念に思っています。

【記者】

 国の経済対策についてお尋ねします。

 政府は今年度の補正予算ですけれども、今国会での提出を見送りまして、今年度は予備費を活用しまして、夏場に需要が高まります電気やガス、こういった補助などを検討して、企業の資金繰り支援に向けたニーズの把握などにも取り組む方針です。物価高ですね、トランプの先ほどのアメリカの高関税措置が二転三転したことで、影響は見通せない面もありますけれども、いずれにせよ、国の新たな経済対策、こういったこのメニューが今後出そろうと見られますけれども、県としましても、今年度予算に物価高対策や中小企業の資金繰り支援等に目配りした予算措置を講じておられますけれども、今後、国の動向を踏まえまして、県としても何らかの支援策等を講じることとなるのか、知事の考えをお聞かせください。

【知事】

 はい、ありがとうございます。

 補正については、政府としては特に考えておられないということ、それで、今おっしゃるように、予備費での対応ということですので、それが詳しく内容が分かってまいりましたら、今の電気とかエネルギー関係という、そんな報道でしか知りませんので、具体的な中身が分かってきましたら、こっちとしても受け止める準備は今進めているところであります。

 それから、補正もあるかもしれないので、それについても、もしそうなればいち早く受け止めて、県内でもそれをいち早く実行できるような、そんな準備もしておきたいとは思っています。

【記者】

 与党内では、国民全員一律給付ということで、直接行き渡るように現金給付または消費減税のいずれか、もしくは双方ですね、これを新たな経済対策として検討の俎上に上げておられるようですけれども、こういった消費の喚起という面では、確かに効果が見込める一手ともいえますけれども、直接的な支援の在り方としては望ましいのか、国の方向性は定まっておりませんけれども、知事のこういった現金給付とかそういった在り方というのは、どのように受け止めていらっしゃるのか、見解をお聞かせ願います。

【知事】

 ありがとうございます。

 現金の給付というのは、これまでも折に触れて行われたことがあります。ただそれが、十分にその効果の検証というのはなされていないところが、私は課題かなというふうに思っています。必ずしもその現金が消費に回ったかどうかということ、ある程度はもちろん回っているんでしょうが、貯蓄に回っていったということも多いと思いますので、そのあたり、現金給付を議論されるなら、それとともに、その効果をどう検証していくのかということ、それを改めて議論をしていただければと、各政府、あるいは政党の皆さんにはお願いをしたいと思います。

 それから、そういう現金の給付なのか、あるいは減税なのかということ、これは今まさに国政レベルでの議論が進んでいるところなので、そこは注視をしていきたいと考えています。

【記者】

 発表していただいた内容から、第21回若年者ものづくり競技大会が来年本県で開かれるということでございます。富山県でも、ものづくりの魅力を発信する併催イベントを実施するということでございますけれども、ちょっとまだ先の話になるんですけれども、何となくこんなことができたらいいな、したいなと思われていることがあれば、お聞かせ願えればと思います。

【知事】

 はい、ありがとうございます。

 この21回を数えていまして、ずっともちろん本県からも参加をしてまいりました。そして、実はかなり入賞も多いんです。そういう意味では、いよいよ満を持して富山県で開催をするということになります。当然、県内開催になれば、より多くの参加者も期待をできるのではないかというふうに思っています。

 具体的などのような併催のイベントかということ、これは主催である厚労省なんかとも相談をする必要もあろうかと思います。それから、地元の協会ともすり合わせをしていく必要もあろうと思いますので、ちょっと現時点では特に具体的にはお話しすることはないと、ご理解ください。

【記者】

 ありがとうございます。

 すみません。今回の発表内容でない点でもう1点、伺いたいと思います。

 昨日から報道されております通信大手IIJの400万人規模の情報漏えいに関しまして、本県でも使われている、使用があるというふうに広報課さんからお聞きいたしました。まだ調査中のところもあるかと思いますけれども、そのほかの県内の企業ですとか、県庁内の影響というので、現在のところ分かっていらっしゃるものがあれば、教えていただければと思います。

【知事】

 はい、ありがとうございます。

 まず、既にある程度お話し済みだと思いますが、まずは皆さんに一番関係のある皆さんへの情報提供ですね。新しい県政の情報を配信する、そこにこのIIJさんのシステムを使っています。なので、そこにおいて、皆さんのメールアドレスも漏えいしたおそれがあるということでありまして、ご心配をかけておりますが、今、事業者に確認しましたところ、調査が可能な直近90日間、多分ログが残っているそれだけなんだと思うんですが、において不正アクセスは確認されなかったと聞いておりますので、ご安心いただければと思います。

 そして、すぐに管理者のパスワードを変更していますので、仮に不正アクセスをしたとしても、今、同じ形じゃ無理ということであります。

 既にIIJさんでは、安全対策も取られたということで、引き続き、またこれをもって皆さんに紙で配布するというのも、皆さんにとってもあまりウエルカムじゃないと思いますので、そういう対策もできたということなので、今後もこのサービスを活用して、こちらからの新着、新しい情報はお配りをしたいというふうに考えております。ただ、しばらくだけ紙も併用しようかとは考えております。

 いずれにしましても、この会見終了後に、詳しくその件については、広報から説明をさせていただきます。

 それから、本県の関わりにおいて、この今の記者クラブさんへの発表の配信ツールのほかに、どこか使われているかという話ですが、現在把握しておりますのは、県立中央病院で使っております。こちらも、管理者パスワードをすぐに変更しまして、ここまで不正ログインがないことを確認しております。一般の企業さんについては、今のところ情報はありません。

【記者】

 湾岸サイクリングに関してなんですが、今回、その復興応援ライドのほうに馳知事が参加されるということで、オープニングの際は新田知事と馳知事一緒に、コースは違いますけれどもスタートすることになるのかなと思います。応援ライド、昨年に続いてということなんですが、改めてその震災の復興という点では、いいイベントになるのかなとふうに思っているんですが、改めて知事の意気込みなどを聞かせていただければと思います。

【知事】

 はい、ありがとうございます。

 先ほど私も説明しながら、分かりにくいことを言っているなと思っていましたが、復興応援ライド、一青さんを団長とする復興応援ライドは、海王丸パークから西に向かいます。馳さんは、最初だけ私と一緒に東に向かいます。行けるところまで行って、そこで馳さんは、今度は車でと聞いておりますが、なかなか自転車で追いつけないと思うんで、車でまた復興応援ライドのチームを追いかけていくという、そして、どこかで合流して行かれるというふうに聞いております。最初は、私と一緒にしばらく走るということになっております。

 やはり、今、能登半島地震からの復旧・復興も、ハード面のことは着々と進めてきております。お互い富山県、石川県でできることを、また、国の力添えを得て行うインフラの復旧など、これは着実に進んできていると思います。

 ここでやっぱりもう一つの課題が、いわゆる心の復旧・復興ですね。こちらのほうが、今後ますます大切になっていくというふうに思います。特に、災害関連死の方も、富山県でも4名になりました。石川県では、直接亡くなった方より災害関連死が上回るという状況にもなります。ますますやっぱりこの心の復興を進めていく必要があろうというふうに思います。

 その上で様々な取組みがなされていますが、この自転車で、本当に車で走るのとはまた違う、身近に感じながら、そういった復興を応援しているという趣旨の自転車のチームが各市町を通っていくということ、これはやっぱり被災した皆様に、被災地域の皆様に大きな勇気や、あるいは、さらに前へ進む力をもたらすのではないかというふうに思っています。うちが主催する湾岸サイクリング大会の一環として、歩調を合わせて、そのような能登半島地震復興のイベントが行われるということ、これはこれで、とっても主催者としてもよい取組みだというふうに考えております。

もう少しサイクリングをPRしますと、沿線の9つの市町を通ります。それぞれの市町でエイドステーション、富山マラソンではエイドステーションがたくさんありますが、この湾岸サイクリングでもエイドを出します。出しますというか、各市町で出していただきます。なので、例えば、先ほどこのライドと春の味をというテーマを申し上げましたけれども、例えば、滑川ではホタルイカがエイドで出るということであります。そのように、地域の特色を生かしたエイドステーションもあるということを、ぜひご紹介させていただきたいと思います。

【知事】

 それでは、湾岸サイクリング、それから三霊山サミット、いろいろなまた催しも続きます。どうか報道の皆さんのご協力も、心からお願いをいたします。

3.関連ファイルのダウンロード

【資料1】富山県米国関税情報連携会議の開催について(PDF:118KB)

【資料2】第21回若年者ものづくり競技大会の開催について(PDF:102KB)

【資料3】富山湾岸サイクリング2025の開催について(PDF:256KB)

 

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お問い合わせ

所属課室:知事政策局広報課企画・報道係

〒930-8501 富山市新総曲輪1-7 県庁本館2階

電話番号:076-444-3133

ファックス番号:076-444-3478

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