更新日:2021年3月12日

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定例記者会見[令和2年1月22日(水曜日)]

  • 日時 令和2年1月22日(水曜日)午後1時35分~2時08分
  • 場所 県庁3階特別室

1 知事からの説明事項

(※)配布資料は「関連ファイル」からご確認ください。

内容 動画
(1)北陸新幹線開業5周年記念 きときと富山「うまさ一番 富山のさかなフェア」in東京駅の開催について 令和2年1月22日 知事定例記者会見(説明事項1)の動画へリンク(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
(6分29秒/手話あり)
(2)富山県消費生活センター高岡支所の移転について 令和2年1月22日 知事定例記者会見(説明事項2)の動画へリンク(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
(3分26秒/手話あり)
(3)令和元年度国民保護共同図上訓練の実施について 令和2年1月22日 知事定例記者会見(説明事項3)の動画へリンク(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
(5分18秒/手話あり)
(4)就職氷河期世代を対象とした採用試験の実施について 令和2年1月22日 知事定例記者会見(説明事項4)の動画へリンク(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
(4分28秒/手話あり)

2 質疑応答

内容 動画
  • (1)レジ袋無料配布廃止の条例化について
  • (2)自民党県連による知事選の推薦候補者選定が長期化していることへの受け止め
  • (3)新幹線開業5周年イベントで使う鮮魚を新幹線で運ぶ方法について
  • (4)新型コロナウイルス関連肺炎の対策と相談窓口の設置について
  • (5)冬季国体開催可否の決定時期と雪不足対策について
令和2年1月22日 知事定例記者会見(質疑応答)の動画へリンク(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
(14分55秒/手話あり)

注)上記は質疑応答の内容を大きく分けた項目であり、順番が前後している場合があります。

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3 記者会見録

1 知事からの説明事項

会見の様子 私から、4点お話ししたいと思います。
 第1点はですね、きときと富山「うまさ一番 富山のさかなフェア」というのを、東京駅で開催するということでございます。
 ご承知のとおり、北陸新幹線が開業して丸5周年ということでありますので、今度はポイントとしてはですね、北陸新幹線で富山の鮮魚を東京駅に直送しまして、そして東京駅構内の商業施設、レストランなどで特別メニューを展開するレストランフェア「きときと富山『うまさ一番 富山のさかなフェア』」というのをやると、こういうことでございます。
 あわせて、近くにKITTEというところがありますが、KITTE丸の内で、観光PRイベントを行うことにいたしております。
 この資料の米印(「※」)のところを見ていただきますと、新幹線を活用した食材の輸送というのは、JR西日本管内、あるいは複数のJR会社の連携事業としても、また、北陸からの輸送としても、いずれも初めてのケースだと、こういうことであります。
 主催者は富山県で、協力・共催がJR西日本・東日本、鉄道会館と、こうなっております。
 主な事業内容は、その下にあるとおりですけれども、1つには、レストランフェアということで2月3日から29日まで、JR東京駅構内の飲食店27店舗で、この新幹線で運んだ富山の鮮魚等によるメニューを提供すると。例えば、高志の紅ガニと一部鮮魚を新幹線で輸送しまして、カニの姿お造り(富山県産紅ずわい蟹の姿造り)とか、後で(資料に)出てきますが、そういったことをやろうと。
 それから、記念セレモニーとしては、このKITTE丸の内の地下1階で、2月5日に午後2時から2時40分まで、ここに書いてあるような新幹線輸送の鮮魚の受け渡しですとか、またフォトセッション、それからレストランフェアの提供メニューの試食、試飲の提供といったようなことでございます。
 ここには、(JR)西日本さん、(JR)東日本さんからも出ていただきますし、鉄道会館の平野社長にもおいでいただいて、私も参加することにしております。
 また、(2)のところですけれども、「うまさ一番 富山のさかなフェア」観光PRイベントを2月3日から5日、KITTE丸の内の地下1階でやることにいたしておりまして、内容的には、観光PRイベント、ここで例えばそうですね、観光PR、パンフレット等の配架も行いますし、黒部・宇奈月温泉観光局とか立山黒部貫光、黒部峡谷鉄道、等々のところにもご参加いただく。また、五箇山の民謡の披露とかですね、それから長野県との連携とかもやることにいたしております。
 また、観光コンシェルジュの皆様にも参加いただいて、お客様のご希望に応じた、富山県内のツアープランの作成・提案もすると。そのほか、お試しサイズのお酒とかおつまみの販売も行うと、こういうふうにしております。
 それから、1枚おめくりいただきまして、これがですね、富山県とJR西日本・東日本、鉄道会館との共同プレスリリース資料でございます。
 提供する食材の一例として、先ほど申しあげた高志の紅ガニのほかはですね、日がわり鮮魚とかシロエビとか、また「べっ嬪さくらます」(「べっ嬪さくらます うらら」)、これは大門漁協と堀岡養殖漁協(、射水市、JR西日本)が連携してやっていらっしゃるものでございます。
 もう1枚おめくりいただきますと、もう少し具体的に書いてありますから、ご覧いただきたいと思いますが、今申しあげたもののほかに、例えば「富山きときと紅ズワイと生甘エビチラシ」(「富山きときと紅ズワイと富山海鮮チラシ」)だとかですね、いろんなメニューを出しているわけでございます。
 それから、もう2枚ほどおめくりいただきますと、新幹線輸送で新湊漁港から直送しますと、新鮮な高志の紅ガニを東京駅で食べられるといったようなことで、うまみ、甘みが抜群。
 それから、ご承知のように、富山湾の特色として、漁港から漁場まで非常に距離が近い、20分程度で行ってしまうという、新鮮さの理由も説明しておるわけでございます。
 ご覧いただくと、これは確かにおいしそうだなというものがめじろ押しですので、人気が出るのではないかと、かように思っております。
 そういう資料がついておりますから、ぜひご覧いただいて、皆様も記事にしていただければありがたいと思います。

 それから、2つ目の発表でございますが、一部新聞等で報道されておりますけれども、富山県の消費生活センター高岡支所をですね、現在の高岡総合庁舎から御旅屋セリオに移転することといたしました。時期は令和2年度の秋ごろということでございます。
 現在は、高岡市の赤祖父の高岡総合庁舎にあるのですけれども、これを御旅屋セリオに移すと、5階でございます。もちろん、5階全体ではありませんで、その一部ということになりまして、面積は大体150平米ぐらいではないかと思います。
それから、業務内容はここに書いてあるとおりでございます。
 スケジュール的には、この4月…、もちろんこれは予算と絡みますから、県議会でご議決いただいた後になりますが、4月から改修工事に入って、9月を目途に移転をすると。このことについては、先般、高橋高岡市長さんや市議会議長さんから私に、県の消費生活センター高岡支所をぜひ御旅屋セリオに移転していただけないかといったような要請もいただきました。御旅屋セリオにこの県消費生活センターを移転することによりまして、県民の皆様が今より利用しやすくなるという点はあろうかということで、そうした決断をさせていただきまして。
 今の高岡総合庁舎は、まちなかからは少し距離があります。一方、御旅屋セリオは、何といっても高岡市の中心部にありますので、公共交通機関も利用してですね、よりお気軽にお越しいただけるのではないかと。
 それから今、高岡総合庁舎の分館の耐震性が不足しているということもございまして、庁舎本館へ集約化も進める予定にしていますので、この消費生活センターの移転はですね、この高岡総合庁舎が本館に集約化しますと、少し手狭になってきますから、タイミングとしては、総合的に考えますと、こうした判断が妥当ではないかと思います。もちろん、高岡のまちなかの活性化にも協力できるということかと思います。

 それから、3点目は令和元年度の国民保護共同図上訓練の実施でございます。
 これは、四角の中にありますように、内閣官房や消防庁と富山県氷見市が共同して、国民保護図上訓練を行うというものでございます。
 2月7日でございますが、場所としては、県庁の4階の大会議室と4階の大ホール、それから氷見市役所の2階なり3階を使うということでございます。
 それから、想定としては、ここに書いてありますように、例えば氷見のふれあいスポーツセンターなり、いきいき元気館で同時爆破テロが発生して、多数の負傷者が出たと。その後、テログループが2つに分かれて逃走したと、等々の想定になってございます。
 主な訓練項目としては、こうした事態が起きた場合の初動対処、被災情報の収集・伝達とか応急対策、また救出・救護についての連絡調整などであります。また、緊急対処事態対策本部を設置運営するとか、また、国や関係機関との連携調整を図ると。
 参加機関は、ここにございますように、内閣官房や消防庁、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊等々、また、国土地理院とか北陸総合通信局、もちろん富山県、警察、氷見市、氷見市消防本部等々ということでございます。また、県内の医療機関、DMATの指定病院なんかにもご参加をいただきます。
 今回の訓練の特色ですけれども、ブラインド方式ということで、大まかな想定だけあらかじめ教えてですね、訓練進行によって新しい事態が出てきて、それに伴ったロールプレイングを行う。時間の推移に伴って、新たに付与された状況、新たに入手された情報をもとに、調整して意思を決定する。実際に突然そういったことが起こった場合にしっかり対応できるようにするということでございます。
 また、官民一体となったテロ対策ということで、加越能バスさんとかJR西日本さんなどにも参加いただくことにしております。
 また、社会福祉法人の白寿会の職員に今回初めてご参加いただく。避難する先の施設として、この白寿会さんが管理されているほのぼの苑という特別養護老人ホームを、要支援者、ご高齢の方などの避難所として活用するといったようなことを考えております。
 そのほかですね、救援事務の取り扱いについて、例年の避難に係る事務のほかに、今回、初めて被災者の住宅復旧を含めた生活支援事務についても取り扱うということにいたしております。例えばこのケースですと、住宅がテロなどで爆破されたということを想定していますので、住宅被害の認定の調査ですとか、また罹災証明書を出すとか(の事務を行うのは)、避難したり、犯人を捕まえたり、こういったことの後になると思いますけれども。実際の災害なり、国民保護対処事案の中には、避難やテロ対策が一応対応した後ですね、いま申しあげた住宅の被害の認定とか、罹災証明書を交付するのにすごく時間がかかったといったような例が出ておりますから、こういう機会にですね、そういった場合にもスムーズに関連業務、生活支援的な面の事務が円滑に運ぶように訓練をすると、こういうことでございます。

 それから、第4点目ですけれども、就職氷河期世代を対象とした採用試験を(来年度から)行うことにいたしております。
就職氷河期世代というのは、一般的にはですね、おおむね平成5年から16年に学校の卒業期を迎えた世代をいっていまして、今の時点でいうと、35歳から44歳ぐらいまでの方をいうわけですけれども、今回国は35歳から、時点がずれていますが、49歳まで、令和元年度に、少し上の年代の方までですね、この就職氷河期世代などを対応にした採用ということも考えるということのようですので、一応それに準じた形で、富山県としては、36歳から45歳までではなくて、50歳までですね、広げて受験資格としております。
 それから、やっぱり富山県としては、県内にいらっしゃるそういう就職氷河期世代の方のことにはもちろん、一番関心があるわけですけれども、あわせて今、東京圏から富山県への移住等についても力を入れているときでもございますから、富山県内に在住、もしくは東京23区に在住、また東京圏に在住かつ東京23区に通勤している方、こういった方を対象に受験してもらうということでございます。
 採用予定人員は、一般事務と総合土木それぞれ若干名といたしております。それから試験内容はその下に書いてあるとおりでございますし、また試験の日程もですね、受験案内公表が5月中旬、それから受付が8月上旬から8月下旬、あと試験日や合格発表もここに記載のとおりでございます。
 こうしたことで、別途、今、商工(労働)部の労働政策課等で就職氷河期の世代の就業状況調査というのも進めておりますが、詳細が明確になるのは2月に入ると思いますけれども、いずれにしても、できるだけこうした就職氷河期世代の方に光を当てるというか、不本意ながらいま非正規という方もやはりいらっしゃるのだと思いますので、そういった方々に正規採用、そういった機会の提供を、なるべく早くしたいということで踏み切るものでございます。
 今のところ、県でこういうことをやっているのは、4つ目ぐらいになるのでしょうかね、令和元年度に兵庫県がなさり、和歌山が令和2年度で、富山県も令和2年度に実際はやるということになりますし、何か愛知県が平成28年度から似たようなことをやっていらっしゃるやに聞いております。
 私からの説明は以上でございます。

2 質疑応答

会見の様子<記者>
 発表事項とは関わりはないのですが、2つ。1つはレジ袋なのですが、7月から国が始めるルールと県のルールを照らし合わせると、少し異なる。既に他県では例があるのですけれども、本当にプラごみを確実に減らして、レジ袋を減らすということの実効性を担保するためには、条例化ということも考えられると思うのですが、そのあたり、知事はどのようにお考えになるかということが1つ。
 もう一つは、知事選についてなのですが、自民党県連のほうで推薦候補の選考作業が進められていて、決着の時期がちょっとなかなか見通せない、長期化するのかなという様相も呈してきているのですが、その点について、対象者の一人となっている知事はどのようにお受けとめになっているのか、この2つ、よろしくお願いします。

<知事>
 まず、レジ袋の無料配布の廃止はですね、今からいうと12年前になるのかな、スタートしたわけですけれども、例外を設けずに進めておりますが、これは事業者、また消費者の皆さん、私ども行政がですね、相当とことん議論をして、その上で、条例ではなくて進めてきたものであります。
 国がですね、今年の7月から富山方式をモデルというか参考にして実施されるということはたいへん嬉しいことなのですけれども、いろいろな産業界等のご要望があったのだと思いますが、例外を設けられる、そのことについてはですね、これまでこうしたレジ袋の無料配布の廃止の運動を担ってこられた県の婦人会とか消費者団体とか、また有識者の方々も例外はないほうが望ましいというご意見でございますので、国の法律に基づくものはもちろん実施するとして、富山県の運用としては、できるだけ今までどおり例外を設けない扱いにしていきたいなと、こういうふうに思っております。
 そのことをこの間、小泉大臣にも、富山県としてはそういうふうに考えているというお話をさせていただきました。
 なお、あわせて、それを条例にするかどうかということについてはですね、これはもう少し諸情勢を見てですね、いろんなご意見を踏まえて考えていきたいと、こういうふうに思っております。
 それから、知事選挙についての自民党県連のお話がありましたけれども、これはあくまで自民党県連のほうで、いろいろどうするかご検討ということでありますから、私はそれについてコメントするのは差し控えたいと、こういうふうに思います。

<記者>
 2点ありまして、まず1点は、ご説明にありました北陸新幹線で鮮魚を運ぶということなのですが、これは具体的にどうやって鮮魚を運ぶのか。新幹線の中に当然入れるとなれば、客席しかないように意識していたので、どうするのかということが1点と。
 もう1点は、新型肺炎に関してです。間もなく春節を迎えて、県内にも中国からたくさんの方が訪れると思うのですが、既に富山空港ではサーモカメラですとか張り紙で水際対策を進めていますが、さらなる対策強化をする考えはおありなのかどうかというところと、あと、例えば発熱者がいた場合の対応、そして専用の相談窓口の開設ですとか、そのようなことは今後も見ているかどうか、そのあたりについて教えてください。

<知事>
 まず、鮮魚の件ですかね。これは、新幹線の車両の中に、車内販売用の物品その他を備蓄するというかそういうスペース(車両販売準備室の空きスペース)があるのですね。JR西日本さん(、JR東日本さん)とご相談をして、そこを使ってやりましょうということになったということで、そういう意味では、さっき申しあげましたように、北陸新幹線で鮮魚を運ぶというのは、JR西日本さんの管内では初めてということでございますが、もちろん専門家同士で相談していますから、円滑に運ぶと思っております。
 それから、新型のコロナウイルス関連の肺炎の件ですけれども、これは国のほうとしては、検疫所における水際対策とか、都道府県に対する注意喚起等も行われているわけで、昨日21日も関係閣僚会議を開催して、入国時の検査所における水際対策の徹底とか、また、感染が疑われる者の検査の着実な運用、また、国際的な連携を密にした情報収集とか、迅速かつ的確な情報提供に万全を期すとされております。
 そこでですね、県としては、1月6日に既に厚労省からこのことについての通知もいただいておりますので、まず県の医師会とか、公的病院等の関係機関に情報提供いたしましたし、また、1月7日に健康危機管理連絡調整会議を開きまして、関係者との情報共有をする。それから、1月16日に国内発生ということになりましたから、県のホームページを通じた情報提供、注意喚起を行うなど、速やかな対応に取り組んでおります。
 まず、富山空港では、新潟県検疫所の富山空港出張所というのがあり、何人か所員が常駐されていますから、検疫で、中国から帰国した方への注意を呼びかける張り紙を掲示しまして、またサーモグラフィーですね、その前を通ると、この方に熱があるかどうかというのはわかりますので、そういう熱等の症状のある方は確認をする。そして、せきとか発熱などの症状がある場合には申告をしていただく。そういう申告がありますと、中央病院、その他医療機関と連携して対応するということにいたしております。いずれにしても、しっかりと、はい。
 あと、念のためですが、既に各厚生センターにですね、ひょっとしたら自分もそういう症状になっているのではないかというようなご相談ですね、そういう相談に対応する窓口を設けておりまして、そういったところでもこうした問題に対処すると。
 1月20日付で、私どもの厚生部の健康課から、改めて県の医師会とかあるいは郡市医師会の皆様に、この感染症、広い意味ではまさに感染症の一つでありますから、厚労省からの事務連絡も添付すると同時に、例えば武漢市への渡航歴があって、発熱、かつ呼吸器症状を発症している方、そして医療機関を受診した患者については院内での感染対策も徹底してもらう。それから、速やかに管轄の厚生センターの支所または保健所に相談してほしいと、こういったような通知もしていますので、万全を期していきたいと思います。

<記者>
 国体関連のことでお聞きします。
 雪不足が今懸念されていますけれども、まだ1ヶ月近くもあって、なかなか見通せないところもあると思うのですが、例えばこのまま雪不足が続いた場合に、中止とか、規模の縮小について関係各所との判断はいつ頃をめどに考えていらっしゃるのか、さまざまな準備もあると思いますので、その辺のスケジュール観をお話しいただければと思うのと。
 あと、不足が続いた場合に、開催に向けて考えられる対策など、もしあれば教えてください。

<知事>
 まず、現状で申しますと、南砺市の会場、たいらスキー場などはゴール付近で30センチ、それから山頂付近では1メートル20センチ、それから、たいらのクロスカントリーコースでは20センチ、実は積雪が既にございまして、南砺市はぜひとも実施したいという強いご希望がありますので、県のスキー連盟では南砺市と協議した上で、雪確保のために、本日より周辺からの雪入れを始めたというふうに聞いております。これは県としても後押しをしていきたいと。
 それから、富山市会場については、今の県のスキージャンプ場に積雪が10センチぐらい、それから、あわすの平クロスカントリーコースで10センチぐらいと、これは1月22日現在ですけれども、そういうことでありますので、南砺市はいま言ったようなことで、ぜひとも実施したいと準備に入っているわけでありますけれども、富山市会場はちょっとやっぱり積雪が少のうございますので、今後どの程度雪が降ってくれるかということでありますけれども、最終的にはですね、いろんな途中経過がありますけれども、2月7日ごろにですね、それまでの積雪状況等を見ながら、実施について決断する、場合によっては中止ということも含めて検討することになるというふうに伺っております。
 それから、本当は大体、各県選手団、参加する方はですね、2月5日(※12日)ごろから各県から出発して、富山県に向かうということになりますから、できれば(その1週間前の)2月5日ぐらいまでに本当は判断をすべきということですけれども、まずそれまでにある程度雪が積もっていれば、もちろんやるというようなことをなるべく早く判断をする。
 ただ、2月5日まで積もっていなくて、また、今は昔よりは随分と天気予報の精度も上がっていますから、今後もとても雪が降るという状況にないということが明確になれば、2月5日の時点で何らかの判断をするケースはあると思いますが、最終的には2月7日ごろにですね…、例えば2月5日の時点でまだ積雪は不十分だけど今後降るかもしれないという気象予報であれば、判断を2月7日まで延期して、そこで判断するといったようなこともあろうかと思います。
 いずれにしても、2月16日からの競技開始ですから、どこかで判断しなければいけないのですけれども、今のところの状況はそういうことで、ご理解いただきたいと、こういうように思います。
 そうなるとですね、南砺市だけやった場合には、結局、ジャイアントスラロームとクロスカントリーは南砺市でやれるということになれば、この2つの種目はできると。ただ、富山市のほうが万一、残念ながら競技が実施できないということになれば、スペシャルジャンプとコンバインド、この2つが残念ながら中止ということもあり得ると、こういうことですね、今の状態では。ただ、今後まだ、幸いにして積雪があるかもしれませんし、ぜひそういうことを期待していると、こういうことであります。

4 関連ファイルのダウンロード

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所属課室:知事政策局広報・ブランディング推進室広報課 

〒930-8501 富山市新総曲輪1-7 県庁本館2階

電話番号:076-444-8909

ファックス番号:076-444-3478

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