更新日:2021年3月12日

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定例記者会見[令和元年6月3日(月曜日)]

  • 日時 令和元年6月3日(月曜日)午後1時32分~2時07分
  • 場所 県庁3階特別室

1 知事からの説明事項

(※)配布資料は「関連ファイル」からご確認ください。

内容 動画
(1)鹿熊安正先生の訃報に接して 令和元年6月3日 知事定例記者会見(説明事項1)の動画へリンク(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
(6分17秒/手話あり)
(2)高砂部屋 朝乃山関の大相撲5月場所での初優勝に係る凱旋パレード、「富山県スポーツ特別栄誉賞(特別表彰)」・「富山市表彰特別表彰」の合同贈呈式及び記念祝賀会の開催について 上のリンクからご覧になれます。
(3)TGC富山2019開催記念プレイベントの実施について 令和元年6月3日 知事定例記者会見(説明事項2)の動画へリンク(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
(4分59秒/手話あり)
(4)外国人ワンストップ相談センターについて 令和元年6月3日 知事定例記者会見(説明事項3)の動画へリンク(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
(2分45秒/手話あり)

2 質疑応答

内容 動画
  • (1)衆参同日選について
  • (2)参院選で消費税引き上げが争点になっていることについて
  • (3)北陸新幹線の敦賀以西想定区域公表についての受け止めと期待
  • (4)北陸新幹線の敦賀以降の切れ目ない着工への期待
  • (5)外国人ワンストップ相談センター開設のねらいと全国での開設状況について
  • (6)国政の停滞について
  • (7)朝乃山関表彰の意義
  • (8)朝乃山関へ贈呈する「富山県スポーツ特別栄誉賞」について
令和元年6月3日 知事定例記者会見(質疑応答)の動画へリンク(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
(21分52秒/手話あり)

注)上記は質疑応答の内容を大きく分けた項目であり、順番が前後している場合があります。

(※)配布資料(PDFファイル)をご覧になるには、Adobe社の「Adobe Reader」が必要です。Adobe Readerがパソコンにインストールされていない方は、下記のAdobe社のダウンロードページよりダウンロード(無償)してご覧ください。

(★)手話については、誤った数字等の発言があった場合にもそのまま通訳しています。
正確な発表内容については、会見録をご参照ください。

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3 記者会見録

1 知事からの説明事項

会見の様子 今日は4点ございますが、最初はまず、鹿熊安正先生の訃報についてですけれども、お手元に資料配付してあるのではないかと思いますが、たいへん悲しみにたえないところであります。
 鹿熊先生、ここにありますように、県議会では全国最年少で議長もやられましたし、また、自民党県連では幹事長などをなされたほか、国政でも、通産省の政務官─次官とか郵政の政務次官などもなさった方でございますし、県ではスキー連盟とか消防協会とか、土地改良団体連合会等々の会長も歴任されまして、私も霞が関時代に財政課長とか税務局長などをやっていたときに、いろんな会議でお目にかかったり、説明に伺ったりしたことも何度かはあったと思うのですけれども、大変ご見識も高い方でありましたが、やっぱり地方の立場、富山県ということをいつも念頭に置いておられて発言をされていましたし、それから非常にお人柄のいい方だったなと思い出します。
大変、生前立派なご業績を上げていただいた、また、富山県のためにいろんな点でご貢献いただいたことに敬意を表し、感謝申しあげたい。また、ご冥福を心からお祈りいたしたいと思います。

 次に、朝乃山関の先般の初優勝に係るパレードとか表彰について報告、説明をいたします。
 ご承知のとおりで、朝乃山関は、本県の歴史としては103年ぶりの優勝という偉業を達成されたわけでありますので、今回、県からは富山県スポーツ特別栄誉賞、これは特別表彰なのですけれども、特別栄誉賞という名前をつけて贈呈したいと思っております。
 また、富山市さんのほうは、富山市表彰特別表彰というものをなさるというふうに伺っております。
 それから、その凱旋パレードとか贈呈式、記念祝賀会は、朝乃山関の負担をなるべく軽くしたいということで、合同でやることにいたしております。
 まず、凱旋パレードですけれども、16日日曜日のですね、15時35分から、県庁及び富山城址公園周辺を回るコースを、ということにいたしております。
 それからまた、贈呈式ですけれども、これは(富山市と)合同でオークスカナルパークホテルで行うと、また、祝賀会も引き続き同じホテルで行うと、こういうふうなことにいたしております。祝賀会については、県・市の招待者と朝乃山の富山後援会の皆さんがお出になるという予定にしております。
 それから、凱旋パレードのコースは、1枚おめくりいただいて、別紙をご覧いただいたほうが分かりやすいと思いますが、こちらについては富山市さんのほうから、県のほうにお任せするというお話もあったようでありまして、富山県庁の正面から出発いたしまして、それから城址公園のほうを回りまして、ANAクラウンプラザ(ホテル)のあの角を駅のほうに向かって曲がりまして、また富山市役所の前から左折して県庁へ戻ってくると、こういうことであります。田知本、登坂両選手の金メダルのときのですね、凱旋パレードと同じコースかと思います。
 できるだけ多くの県民の皆さんにパレードをご覧いただきたいなということで、交通規制、警察官、警察のほうとも十分相談しまして、また、安全確保等を考えますと、やはりこのコースが一番だろうということで、ここに落ちついたということでございます。できるだけ多くの方に朝乃山関の晴れ姿を見ていただきたいので、報道の面でまたご協力お願いできたらなと思います。

 それから、第3点目ですけれども、東京ガールズコレクション富山のですね、2019開催記念プレイベントの実施ということであります。
 7月にですね、正式名称としては「プレステージ・インターナショナルpresents TGC TOYAMA 2019 by TOKYO GIRLS COLLECTION」と、こういうことでありますけれども、まず6月22日に富山県美術館でプレイベントを行うことにいたしております。
 内容的には、和紙を使ったうちわづくりワークショップということで、桂樹舎の「富山もよう」の和紙を使うということでございまして。
 それから、ゲストはですね、この、ゆきぽよさんで、木村有希さんでございます。東京ガールズコレクションの出演モデルでもいらっしゃるわけであります。昨年はお出になりませんでしたけれども、たいへん人気のある方だと伺っていまして、動画の配信サービスのVineですか、6,000万回の動画再生回数を記録されているということですから、また、私以上に皆さんのほうがお詳しいと思いますが、雑誌「egg」の読者モデルとしてデビューされている。また、2017年以降ですね、いろんなテレビ番組にも、「サンデー・ジャポン」とか「踊る!さんま御殿!!」ですとか、「ダウンタウンDX」とか、いろんなテレビ番組にも出てらっしゃる、ここら辺は皆さんよくご存じかと思います。
 それから、桂樹舎の和紙については皆さんご存じかと思いますが、(「富山もよう」の)和紙でうちわを作り、その裏にですね、TGC TOYAMA 2019とか、ご自分の好きな言葉を習字やペイントでデザインするとか、いろいろ楽しめるワークショップになろうかと思っております。
 その下に参考でありますように、(TGC TOYAMA )2019は7月27日に12時から開場して、14時から開演、終演が18時ごろと。チケット販売等は、ここにあるとおりでございます。
 昨年はですね、約7,000人の若い女性中心に参加がありましたし、また、その後ですね、グルメフェスタとか、それから花火大会を環水公園でやったのですけれども、女性だけじゃなくて、男性、ご家族なども入れて約4万人の方が集まって、たいへん楽しい会になりました。
 今年も昨年同様、またそれ以上に盛り上がってくれればうれしいなと。また、富山県が、非常に働く場、また充実した暮らしをする場、また家庭を持つときに最適だと、教育水準が高いということもありますが、若い人にとっても、こういうワクワクできるようなシーンがあると、場面があるということが、また富山県の総合的な魅力を高めてですね、若い人の定住の促進、また移住の促進、Uターンの向上、そういったことにもつながることを期待しているわけでございます。

 それから、第4点目ですけれども、外国人のワンストップ相談センターをとやま国際センターの中に置くことにいたしております。とやま国際センター、インテックビルの4階でございます。
 受け付けは月曜から金曜日、休日を除くということでありますが、相談コーディネーターとしてはですね、日本人で高校の英語の教師をなさっていて英語が堪能な方、女性ですけれども、コーディネーターに配置しまして、そのほかですね、相談員として英語、中国語、ポルトガル語、各1名ですね、それぞれの語学に得意な方を置くと。また、対応言語としては、日本語、英語、中国語、ポルトガル語は常時対応できるようにする。また、韓国語、ロシア語、テルグ語、これはインドのアンドラプラデシュ州など、インドの大半のところで主要言語として通用すると聞いていますけれども、これについては週に半日対応できるようにすると。
 なお、8月以降はベトナム語にも対応できるようにする。これは、県のほうで国際交流員で1人採用する予定になっていますので、8月以降はこういった方を活用しようということにしております。
 その他の言語は、最近、タブレット等を活用して、随分と使い勝手がよくなっていますので、そういうものを使って対応しようと、相談料は無料であります。
 相談例は、その下にありますが、日本語を勉強したいのだけど、どこに行ったら教室があるかとか、あるいは職場の人間関係とか、子育て、医療保険関係とか、そういう身近なことでございます。
 なお、開所式は6月18日の午後に予定いたしておりますので、また取材などについてよろしくお願いしたいと思います。
 私からの発表は以上でございます。

2 質疑応答

会見の様子<記者>
 すみません、国政選が近づいているので、ちょっと選挙の話をさせていただけますか。
 衆参同日選の可能性がずうっと切れずに、現在も考えるときに来ていますが、知事自身はどのようにご覧になっていらっしゃるかということが1点と。
 もう一つ、これは同日選になってもならなくてもですが、10月に予定される消費税増税というものの、この是非というものを争点化しようという話もありますが、その点に関しては、知事、どのようにお感じになっていらっしゃるか、よろしくお願いします。

<知事>
 同日選挙になるかどうかというのは、結局、参議院選挙はもう決まっているわけですから、あとは総理がどういう判断されるかということにかかっているわけですので、私がコメントするというのは、それをどうこう申しあげるのは差し控えたいなと思いますけどね。
 まあ、新聞やテレビで報道されていますように、衆議院の解散とかということについてはね、いつも皆さん、先生方、常在戦場とおっしゃっていますから、また、大義名分は一日でできるというご発言もありました。そういう国政の場の議論ですので、私からそれをどうこう申しあげるのは控えたい。ただ、まあ、いずれにしても、やっぱり今、日本は国際環境もずいぶん大きく今変わりつつありますし、少子高齢化も進んで、本格的な人口減少時代に入っている。
 また、経済等その他の面では、第4次産業革命がすごく進行しているという大きな時代の変化の中にありますので、そうした中で将来を見通した、責任のある政治、リーダーシップを持ってですね、また、国民、特に私どものような地方にね、住んで頑張っている、そういう県民の皆さんにもしっかり目配りできる政治が、また実現するということが望ましいなと思いますがね、はい。
 それから、消費税については、これは、これまで社会保障と税の一体改革で、安定的な社会保障、高齢化も進むということもございますし、また、少子化で、何とかもっと子育てに係るいろんな費用についての公的な支援を増やしていかないと、日本全体がなかなか立ち行かなくなるということで、もちろん、それから累積している国・地方通ずる赤字、財政赤字の解決ですね、そういったことも含めて決断されたわけですが、これまで2回にわたって、いろんな事情で延期されてきまして、これはこれで、それぞれその場でのいろんな判断があったのだと思いますが、今回は3回目、今度、2回延期していよいよということでありますから、総理もおっしゃっているように、よほどのことがないと、さらに延期ということにはならないのかなと思いますけれども、これは最終的にはね、国政の場でね、持続可能な日本社会の経済社会、社会保障、いろんなことを考えてですね。一方で、財政の健全性ということもありますし、ご決断いただくべき話かなと、こういうふうに思っております。

<記者>
 先週の金曜日に、敦賀-新大阪間の北陸新幹線の大まかなルート案が出ました。当日、(知事)談話もいただきましたけれども、福井県さんの話ですけども、小浜駅が駅並設ではなくて、新しいところにつくるとか、京都の部分の幅が12キロあって、中心市街地とか伏見の酒づくりのエリアはトンネルを掘らないようにするとかですね、あるいは全線にわたってトンネルが8割以上であるとかさまざま、こういうふうになるのかなという部分は少し見えてきたかと思います。
 改めて、このタイミングでこの事業実施想定区域が出たことに対する受け止めと今後の期待をお願いします。

<知事>
 はい。今回ですね、詳細ルートが決定されたということは、基本的にもちろん歓迎いたしたいと思います。というのは、富山県民の皆さん、北陸沿線の皆さん多くはそうだと思いますし、関西の方も多くの人はそうではないかと思いますが、やはり北陸新幹線、これだけ効果の大きい社会インフラを、いつまでも金沢どまりにしておくというのは、やはり道半ばもいいところでありまして、敦賀、さらに大阪までつなげてこそ、本来の北陸新幹線が持っている国民生活や経済社会に対する大きな効果というものを最大限に発揮できるのだと思います。
 そういう意味では、詳細ルートが決まって初めて環境アセスメントができるわけですから、本当は3月末までに出るのかなと期待していたのですが、諸事情でいろいろ慎重な運び方をされたのでしょうけれども、この時期に発表されたということはやはり大きな前進だと、こういうふうに思います。
 小浜の駅の位置のことは、これは福井県内のいろんな事情もあったと思いますし、全体のルートの線形のこともありますから、コメントは特に差し控えたいと思いますけれども、京都府内ですね、一般的には幅4キロぐらいのところを幅12キロの幅広い形での詳細ルートの発表となったのですけれども、これはもう既に皆さんもよくご承知のように、やはり京都市内は、文化財が多いとか、また、大深度地下でいくケースが非常に多いのだと思いますけれども、地下水をくみ上げてですね、お酒を醸造したり、非常に貴重な水資源ということで活用されている方もたいへん多いわけですから、いろんなことを考えてですね、現時点では、幅を12キロにとって、さらに環境アセスメントなども進めながら、できるだけ環境への影響、あるいは京都府でいえば、京都府の府民生活になるべく妨げにならないような、よりベターなコースを決めていくのに、やっぱり選択肢をある程度幅広く持っていて環境アセスメントを進めるということだと思いますので、そういったいろいろな選択肢も残しながら事業を進めていくという意味ではね、京都府のようないろいろな文化的な資産とか、また水資源とかがあるようなところについては、それは理解できるルート決定ではないかと、こういうふうに思っています。
 環境アセスメントも、やっぱり一定の期間しっかり実施をして進めないと、最終的な、財源の問題もありますけれども、認可、着工に至りませんから、このタイミングで詳細ルートが決まって環境アセスメントに入る、大きな前進だと受けとめております。

<記者>
 京都府内の区間がたいへん長いので、今までのルールだと、京都府さんが負担すべきお金というのが相当量あるのかなと思いながらも、さまざま今、国で質問する議論もあり、やはり知事としては切れ目ない着工、敦賀開業以降の切れ目ない着工というところに期待は大きいですか。

<知事>
 そうですね。京都府のお立場というか、特に府民のお立場からいいますとね、駅の数は京都駅以外にもう一つ、大阪と京都の間だけでありますから。それから、我々北陸の人間ですと、素直に京都、大阪に近くなるというのは大変プラスの要素というか、うれしい方が多いと思いますけれども、財政負担は大きい割にはね、例えば京都府にとってどれだけのメリットがあるのかについては、もちろんこれまで以上に多くの方が、北陸や信越地区から京都に来る人が増えるというようなことはもちろんあると思いますが、議論があるのは理解できるわけで。
 前、米原ルートということが当時は前提だったと思いますけれども、当時の滋賀県などを念頭に置いてですね、関西ブロックの府県で負担軽減みたいなことも考えようではないかということを申し合わせられたこともあると伺っていますので。
 また、先般も、関西広域連合の井戸兵庫県知事さんは、京都府の負担軽減についても議論していくのだというような、確かご発言があったと思いますので、それは関西の府県の皆さん、あるいは関係各界の皆さんが、賢明なる関西の皆さんですから、十分お話し合いをされてですね。皆さんが、いろんなお立場の方がいますから、全ての皆さんにとって100点満点というわけにいかないかもしれませんが、なるほどなという、いい落ち着きの解決策が見出されれば、たいへん良いのではないかなと思っております。

<記者>
 外国人ワンストップ相談センターの開設についてなのですけれども、このセンターの開設の狙いと、あとこういった取り組みが都道府県単位では珍しいのかどうなのかを教えていただければと思います。

<知事>
 外国人ワンストップ相談センターについては、今、非常に富山県、この数年ですね、かなりのスピードで外国人の在留の方が増えてきておりますから、そうしますと、今、最近でいうと四千数百人ぐらいになっているのかね、確か。前に比べるずいぶん増えていらっしゃるので、そういった皆さんの相談になるべくワンストップでお応えする、これはやはり県として、ぜひそうした方向で進めたほうがいいのではないか。
 特に、これからはですね、人材、生産年齢人口も毎年6,000人ずつぐらい減って、東京はじめ大都市圏からの移住促進とかUターンの向上などに努めておりますし、また、労働生産性の向上ということもやらなければいけませんが、やはり外国の人材にも、大いに活躍してもらうことが必要な時代になってきていると思います。そのためには、受け入れ体制、また、せっかく来ていただいた外国人の皆さんが安心して暮らせる、また安心して働ける、こういう環境が必要ですので、こういうワンストップ相談センターというのをこの機会につくる。片方で、一般の方には人材活躍推進センターを自遊館の中で一元的にやることにしたこともございますし、外国人の方についてもワンストップでやりたいと。
 よその県でこういうふうにしているかどうかについてですけれども……、あ、そうか、失礼しました。さっき5,000人、4,000人と言ったのは、あれは技能実習生などで来ている方に絞った話で、住んでいる方という意味では、今、1万8,000人ぐらいですね。
 ちょっとそういうことなのですけれども、ほかの地域でワンストップでやっている(ところがあるか)、これはわかるかな、誰か。

<国際課長>
 今、国の交付金で、全国で約100か所をつくる予定と聞いていますが。

<知事>
 で、既にできているとこってあるの。

<国際課長>
 ちょっと今、現時点でできているものは、すみませんが(分かりません。)

<知事>
 わかりました。
 国はですね、全国的に外国人の在住者が増えていますから、こういった形のものを最終的には、とりあえず100カ所つくりたいと言っているようですから、まだ途中で、富山県はまだ比較的早いほうかなとは思いますけど、ちょっと、もしあれでしたら少し調べて、分かる範囲でお答えしたいと思います。

<記者>
 相談センターのことでちょっと関連してなのですが、ベトナム語の対応は8月以降ということで、県内では確か外国人の方は、ベトナムの方は2番目に多かったと思うのですが、ちょっと遅いのではないかなと。開設を一緒にできなかったのかなというところをちょっと。

<知事>
 これはね、結局、そうした相談員としてふさわしい人材を確保しなくてはいけませんので、残念ながら今現在、県内にそういう方が見つかるかというと見当たらないので、今、ベトナムのほうと相談しておりまして、適切な人をですね……。

<経営管理部長>
 実際、(自治体)国際化協会を通じてお願いしていまして、JETプログラム(語学指導等を行う外国青年招致事業)で来るので、8月からの受け入れが最速になるので。

<知事>
 いずれにしても、相談員としてふさわしい人をね、ついてもらうことが必要なことですから。かといって、その方が赴任するまでこのワンストップセンターをね、開設を遅らせるというのは本末転倒ですから、まず今の体制でできることを始めて、ベトナムからそれにふさわしい方に着任していただければ、そこも増強して対応するということでご理解いただきたい。むしろ、全国的にはむしろ早目の対応ではないかなと思っております。

<記者>
 すみません、朝乃山の顕彰の件なのですけど、前回の定例会見でも顕彰の理由はご説明いただいたのですけど、改めて顕彰の理由とですね、それから特別表彰の中で名前をつけるということなのですけど、スポーツ特別賞ということになっているものは新設というふうに考えればいいのでしょうか。

<知事>
 今回の表彰ですけれども、この間、朝乃山関の激励、応援に両国国技館まで出向いたのですけれども、その際にも、またその後も、両国国技館まで来ていたファンの方、応援の方はもちろんですが、多くの県民の皆さんから、朝乃山関をぜひ見たいと、みんなでお祝いしたいと、いつパレードやるのだという話と同時に、ぜひ立派な顕彰というか、偉業をたたえるという意味でね、ぜひ立派な表彰してほしいというようなことで、いろんな声をいただきました。
 そこで、朝乃山関の日程のこともありますから、それからもちろん次の場所が始まる前にやっぱりやったほうがいいと思いますので、6月16日の午後ということで決まったわけですけれども。表彰については、大変すばらしい大活躍なのではありますけれども、例えば、前にもお話ししたかもしれませんが、オリンピックというのは4年に一度しかない(もの)で、世界の檜舞台ということですが、大相撲は年間、本場所が6回あるということもございますし、また、朝乃山関自身も、優勝インタビューで、これで終わりではないと、むしろこれから、三役、さらにその上を目指して頑張りたいとおっしゃっているわけですから、いろんなことを考えましてですね、特別表彰(としました)。この特別表彰というのは、今までは、例えば登坂絵莉さんが世界選手権で金メダルなどを取られたときに贈呈しているのですけれども、特別表彰という意味ではそれと同じような扱いですけれども。
 同時に、何しろ大相撲で優勝というのは103年ぶりの快挙ですから、何とかそういった素晴らしいという私どもの感激、また非常に多くの県民の皆さんが勇気をもらって、非常に感動もなさっているということを考えますと、富山県特別表彰ではあるのですけれども、スポーツ特別栄誉賞という呼称をつけて贈呈させていただいたほうが、多くの県民の皆さんのお気持ちに沿うのではないかなと、こういうふうに考えたという次第です。

<記者>
 では、そのスポーツ特別栄誉賞というのは今回初めてと。

<知事>
 そうです。そういう呼称をつけて出すのは初めてです、はい。

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所属課室:知事政策局広報・ブランディング推進室広報課 

〒930-8501 富山市新総曲輪1-7 県庁本館2階

電話番号:076-444-8909

ファックス番号:076-444-3478

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