安全・安心情報
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更新日:2021年2月24日
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くらしの安心ネットとやま
令和3年1月12日
~プラグ・コードの取り扱いに注意~
テーブルタップ・延長コードなどによる事故(以下「配線器具(※1)の事故」という)や電気製品の電源プラグ・電源コードによる事故(以下「プラグ・コードの事故」という)が毎年発生しています。2015年度から2019年度の5年間にNITE(ナイト)に通知のあった製品事故情報(※2)では、配線器具の事故は282件(内:火災事故164件)(※3)、プラグ・コードの事故は276件(内:火災事故155件)(※3)ありました。配線器具では、ほこり、水分の付着によるトラッキング現象(※4)の事故が多く発生し、プラグ・コードでは、電源コードやコードプロテクターに無理な力が加わり、断線してショートする事故が多く発生しています。
今年は、新型コロナウイルスの影響により在宅勤務を行うためなど、自宅に新たに電源が必要となったことで、特にテーブルタップなどの需要が増えています。電源周りが煩雑になってしまっている場合も考えられ、電源コードの損傷事故などは増加するおそれがあります。年末の大掃除の際に、配線器具や配線状況を点検し、破損などがあれば取り換えなどして、事故を未然に防ぎましょう。
その他、リコール対象製品による事故も発生しているため、お持ちの製品がリコール対象かどうかを確認してください。
(※1)テーブルタップ、延長コード及びマルチタップなど(詳細は「説明資料内2ページ」を参照)。
(※2)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故やヒヤリハット情報(被害なし)を含む。
(※3)重複、対象外情報を除いた事故発生件数。
(※4)付着したほこりや水分によりトラック(電気の通り道)が生成され、異常発熱する現象(詳細は「説明資料内3ページ」を参照)。
「テレワークで大混雑」
~プラグ・コードの取り扱いに注意~
製品安全センター
担当者:柿原、佐藤、向井
Mail:ps@nite.go.jp
Tell:06-6612-2066
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