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更新日:2021年2月24日
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くらしの安心情報第159号
くらしの安心ネットとやま
令和元年12月10日
気温が下がり、ストーブなどの暖房器具(※1)を使用する機会が増えてきています。NITEでは、これら暖房器具の事故の多くが火災に至り、死亡や重傷につながることから注意喚起します。
2014年度から2018年度の5年間にNITE(ナイト)に通知のあった製品事故情報(※2)では、暖房器具の事故は合計965件(※3)ありました。そのうち火災事故が75%(726件)を占めています。これらの事故は、10月から増え始め1月にピークを迎えます。
人的被害の発生状況をみると、死亡事故は92件(108人)発生しています。被害者数は年代が上がるにつれて増加し、死亡事故では60歳以上が73%(79人)を占めています。
製品別の発生状況をみると、石油ストーブ・石油ファンヒーターは95%(337件中321件)が火災になっており、他の製品より火災の発生割合が高くなっています。そのうち、35%(119件)が全焼になっています。また人的被害は、108件と暖房器具の中で最も多く発生し、死亡事故は50件(57人)となっています。
特に、人的被害の多かった石油ストーブ・石油ファンヒーターの事例を紹介します。
死亡事故では、ストーブへの給油時に灯油がこぼれて火災になったり、間違えて給油したガソリンに引火したり、使用中に可燃物が接触して発火する事故が発生しています。
石油ストーブ・石油ファンヒーターによる住宅の全焼や死亡事故の多くは、使い方が原因で発生しています。
空気が乾燥して火災になりやすい冬場を迎えている中、以下のポイントに注意し、石油ストーブ・石油ファンヒーターの事故を未然に防ぎましょう。
(※1)本資料で対象とする製品は説明資料2ページを参照。
(※2)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故やヒヤリハット情報(被害なし)を含める。
(※3)重複、対象外情報を除いた事故発生件数。
《問合せ先》
製品安全センター
担当者:柿原、小寺
電話:06-6612-2066
FAX:06-6612-1617
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