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更新日:2021年2月24日
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くらしの安心情報第150号
くらしの安心ネットとやま
平成31年3月11日
冬場はこたつや電気カーペット、電気ストーブなどの電気製品の暖房器具を使う機会が多くなっています。それらの接続のため、延長コードやテーブルタップなどの配線器具を使用する機会も増えますが、これら配線器具(※1)による事故が毎年発生しています。
2013年度から2017年度の5年間にNITE(ナイト)に通知された製品事故情報(※2)では、配線器具の事故は367件(※3)ありました。その中で、延長コード及びテーブルタップによる事故は276件と最も多く、配線器具の事故全体の約75%を占めています。その他にコンセント61件、マルチタップ16件の事故などが発生しています。事故の被害状況をみると367件のうち、235件(約64%)が火災を伴っており、また、死亡事故が6件発生しています。
配線器具の事故は誤った使い方などによる事故が多く発生しており、正しく使われていれば防げた事故も多いと考えられます。ほこりをためない、コードを傷付けない、最大消費電力を超えて使用しないなど、使い方に注意して事故を未然に防ぎましょう。
また、今回はスマートフォンなどで使用する充電ケーブルの事故についても2013年度~2017年度の5年間に86件の事故が発生していることから、事故事例及び注意点について説明します。
(※1)延長コード、テーブルタップ及びマルチタップなど(詳細は説明資料URLを開き、P2参照)。
(※2)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故やヒヤリハット情報
(被害なし)を含む。
(※3)重複、対象外情報を除いた事故発生件数。
(※4)付着したほこりや水分により電気の通り道(トラック)が生成され、異常発熱する現象(詳細は説明資料URLを開き、P11「トラッキング現象の仕組み」参照)。
《問合せ先》
製品安全センター
担当者:柿原、佐藤、前野
電話:06-6612-2066
FAX:06-6612-1617
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