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更新日:2021年2月24日
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くらしの安心情報第147号
くらしの安心ネットとやま
平成30年12月10日
今年の1月、使用者が石油ストーブの使い方を誤ったため、住宅を全焼した火事がありました。冬の季節は、電気ストーブをはじめとする暖房器具を使う機会が増えるため、改めて暖房器具の正しい使い方を確認し、事故を未然に防ぎましょう。2013年度から2017年度の5年間にNITE(ナイト)に通知された製品事故情報※1では、暖房器具※2の事故は1,064件※3ありました。中でも電気ストーブや石油ストーブによる事故が目立ち、住宅の全焼やそれに伴う死亡事故も発生しています。
暖房器具による事故の被害状況をみると、1,064件のうち、770件(72%)が火災を伴っており、また、死亡事故は96件(107人)となっています。特に70歳代以上の高齢者による死亡事故は被害者の年齢が判明した死亡事故76件中54件(71%)あり、注意が必要です。
暖房器具による火災などの事故は毎年10月頃から増加し、年末から年始にかけて事故の件数はピークを迎えるため、暖房器具の誤った使い方について注意喚起を行います。
ストーブやヒーターの近くに可燃物を置かない、就寝時や使用しないときは、暖房器具の電源スイッチを切り電源プラグを抜く、完全に消火したことを確認するなど、正しく使用してください。火災だけでなく、やけどの事故も発生しており、こちらも注意が必要です。
また、リコール製品による事故も発生しているため、リコール情報を確認してください。
(※1)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故やヒヤリハット情報(被害なし)を含む。
(※2)本資料で対象とする製品は説明資料2ページを参照。
(※3)重複、対象外情報を除いた事故発生件数。
《問合せ先》
製品安全センター
担当者:柿原、佐藤、向井
電話:06-6612-2066
FAX:06-6612-1617
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