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更新日:2021年2月24日
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くらしの安心情報第137号
くらしの安心ネットとやま
平成30年2月9日
冬場はこたつや電気カーペット、電気ストーブなどの暖房機器や加湿器など、普段よりも多くの電気製品を使います。延長コードやテーブルタップなどといった配線器具(※1)を使用する機会が増えますが、これら配線器具による事故が毎年発生しています。
平成24年度から平成28年度の5年間にNITE(ナイト)に通知された製品事故情報(※2)では、配線器具の事故は353件(※3)ありました。その中で、延長コード及びテーブルタップによる事故は276件と最も多く、配線器具の事故全体の約70%を占めています。その他、コンセント48件、マルチタップ15件などの事故が発生しています。事故の被害状況をみると、353件のうち、209件(59%)が火災を伴っており、また、死亡事故が5件発生しています。
配線器具の事故は毎年12月から3月までの間が最も多く、また、使用時の不注意による事故が多く発生していることから、注意が必要です。ほこりをためない、コードを傷付けない、接続可能な最大消費電力を超えて使用しないなど、使い方に注意して事故を未然に防ぎましょう。
リコール製品による事故も多く発生しているため、リコール情報を確認してください。
(※1)延長コード、テーブルタップ及びマルチタップなど。(詳細は説明資料P2を参照)
(※2)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故やヒヤリハット情報(被害なし)を含む。
(※3)重複、対象外情報を除いた事故発生件数。
(※4)付着したほこりや水分により電気の通り道(トラック)が生成され、異常発熱する現象(詳細は説明資料P10参照)。
《問合せ先》
製品安全センター
担当者:穴井、酒井、向井
電話:06-6612-2066
FAX:06-6612-1617
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