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更新日:2021年2月24日
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くらしの安心情報第135号
くらしの安心ネットとやま
平成29年12月11日
平成24年度から平成28年度の5年間にNITE(ナイト)に通知された製品事故情報(※1)では、ストーブ(電気ストーブ、石油ストーブ、ガスストーブ)の事故は870件ありました。中でも電気ストーブ(※2)による事故は434件(※3)と最も多く、ストーブの事故全体の約半数を占めています。
電気ストーブによる火災などの事故は毎年11月頃から増加し、年末から年始にかけて事故の件数はピークを迎えます。電気ストーブは手軽な暖房器具として広く使用されており、火を使用しないため危険性が低いと思われがちですが、誤った使い方による住宅の全焼や死亡事故も発生しています。電気ストーブによる事故の被害状況をみると、434件のうち、270件(62%)が火災を伴っており、また、死亡事故は26件(27人)となっています。特に60歳代以上の高齢者による死亡事故は全体の85%を占めているため、注意が必要です。
電気ストーブの近くに可燃物を置かない、就寝時や側を離れる際は必ず電源スイッチを切り、電源プラグを抜くなど、正しい使用方法を確認し、事故を未然に防ぎましょう。また、リコール製品による事故も発生しているため、リコール情報を確認してください。
(※1)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故やヒヤリハット情報(被害なし)を含む。
(※2)赤外線を放射する放射式、温風式(電気ファンヒーターなど)及び対流式(オイルヒーターなど)を総称する。
(※3)重複、対象外情報を除いた事故発生件数。
《問合せ先》
製品安全センター
担当者:穴井、酒井、向井
電話:06-6612-2066
FAX:06-6612-1617
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