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更新日:2021年2月24日
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くらしの安心情報第122号
くらしの安心ネットとやま
平成28年11月10日
NITE(ナイト)に通知された製品事故情報(※1)では、石油ふろがまや屋内式ガスふろがま等の特定保守製品の事故(※2)が平成23年度から平成27年度までの5年間に834件(※3)ありました。このうち使用期間が判明したものは767件で、
その65%(499件)が、10年以上使用した製品で起こっています。また、事故の被害状況は、死亡5件、軽傷21件等で、499件のうち294件(59%)は、火災を伴う事故となっています。
「長期使用製品安全点検制度」は、所有者による保守点検が困難で、経年劣化による事故が発生するおそれの高い特定保守製品9品目について、製造・輸入事業者へ所有者情報の登録を行い、必要な時期に有償点検を受ける制度です。平成28年3月の登録率は約38%であり、より一層の登録率向上のための周知を図ります。
事故の未然防止のため、一般家庭の方だけでなく、マンション・アパートを管理されている方々も、特定保守製品を購入した際は、所有者情報の登録を行いましょう。加えて、制度開始以前(※6)に製造・輸入された製品をお持ちの場合も、点検を受けましょう。
長期使用による主な事故事例を紹介します。点検を行うことで、事故を未然に防止することができます。
11月は経済産業省の「製品安全総点検月間」です。家庭にある製品の安全点検を強化する月間に合わせ、製品事故を未然に防止するため、特定保守製品の登録・点検を確実に行いましょう。
(※1)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故やヒヤリハット情報(被害なし)を含む。
(※2)長期使用製品安全点検制度の施行以前に製造・輸入された特定保守製品の事故も含む。
(※3)平成28年9月30日現在、重複、対象外情報を除いた事故発生件数。
(※4)特定保守製品 全9品目は「経済産業省作製:長期使用製品安全点検制度周知用パンフレット2009年版」を元に作成
(http://www.pref.toyama.jp/branches/1731/pdf/09_shouan_panfu_a.pdf(長期使用製品安全点検制度周知用パンフレット2009年版)(PDF:5,742KB))
(※5)屋内式ガスふろがま(都市ガス、LPガス)と屋内式ガス瞬間湯沸器(都市ガス、LPガス)は、本文中ではガス種をまとめて、それぞれ「屋内式ガスふろがま」、「屋内式ガス瞬間湯沸器」と記載する。
(※6)「長期使用製品安全点検制度」は平成21年4月に施行。
《問合せ先》
製品安全センター
担当者:穴井、田代
電話:06-6612-2066
FAX:06-6612-1617
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