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更新日:2021年2月24日
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くらしの安心情報第79号
くらしの安心ネットとやま
平成25年4月10日
電気こんろ(※1)による事故は、入学や就職、転勤など新生活が始まる春から夏にかけて、特に単身者用のワンルームマンション等で多く発生しています。さらに、リコール対象の電気こんろの場合は、製造事業者等による再三のリコールにも関わらず(※2)、未改修品による事故が多発しているため事故防止の注意が必要です。
NITE製品安全センターに通知された製品事故情報(※3)のうち、平成19年度から23年度までの5年間に、電気こんろによる事故が206件発生しています(※4)。このうち、リコール改修(※5)漏れによる事故は2種、119件で約6割を占めています。
電気こんろの事故206件の被害状況は、死亡2件(※6)、軽傷11件、拡大被害(※7)181件、製品破損等12件です。
事故の発生状況を現象別に分析すると、次のような事故が多く発生しています。
これらの事故は、誤使用や不注意等の使い方による事故、リコール改修漏れの製品(スイッチつまみの未改修品等)による事故が多く見受けられますが、使用の際の注意やリコール改修により未然に防ぐことができるものも多いことから、注意喚起を行うこととしました。
(※1)電気こんろは、ニクロム線等の熱源を利用するもので、組み込み式、据え置き式及び卓上式の3種類がある。今回の電気こんろの事故には、IHこんろの事故は含まない。
(※2)平成19年6月20日に電気こんろの事業者が協力して小形キッチンユニット用電気こんろ協議会が設立され、電源スイッチのつまみが飛び出した構造の組み込み式電気こんろのリコール改修を促進している。
(※3)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集した非重大製品事故やヒヤリハット情報(被害なし)を含む。
(※4)平成25年1月31日現在、重複、対象外情報を除いた件数で、事故発生日に基づき集計。
(※5)リコール改修:リコールの事故原因となった不具合部分を修理・修繕すること。
(参考)リコール回収:リコール製品を市場や消費者から引き上げて回収すること。
(※6)死亡2件は、卓上式電気こんろ等の事故で、リコール製品の再発事故ではないと推定される。
(※7)製品本体の被害にとどまらず、延焼等周囲の製品や建物に被害が及ぶことを拡大被害としている。
《問合せ先》
製品安全センター製品安全調査課
担当者:葛谷、亀井、山城
電話:06-6942-1113
消費者トラブルの防止等、地域の消費生活に係る課題の解決や消費生活の安定及び向上のための事業で、平成26年2月28日までに完了するものとします。
なお、募集事業については、今回新たに実施又は拡充して実施するものを対象とし、従来から各団体、グループが行っていた既存事業の振り替えは認めないものとします。
所定の要件に該当する非営利の団体・グループ等
平成25年4月1日(月曜日)から4月25日(木曜日)まで(午後5時必着)
所定の応募用紙に必要事項を記載の上、富山県消費者協会まで持参又は郵送して下さい。
※県では、この事業を富山県消費者協会に委託して実施しています。
応募書類と面接により、選考を行います。
面接の期日については、締め切り後連絡します。(5月中旬を予定)
1団体50万円を上限として、事業実施のために直接必要となる経費(人件費、報償費、需用費など)を富山県消費者協会が負担します。
選考結果については応募者に通知するとともに、富山県消費者協会及び富山県のホームページに掲載します。
富山県消費者協会「県民提案事業」担当
〒930-0805
富山県富山市湊入船町6番7号 県民共生センター「サンフォルテ」1階
電話:076-432-5690
詳しい募集要項及び応募用紙は、
http://www.tomisyokyo.org/(富山県消費者協会)(外部サイトへリンク)
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1711/kj00012924.html(県庁県民生活課)をご覧ください。
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