更新日:2021年2月24日

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くらしの安心情報第77号

くらしの安心情報第77号
くらしの安心ネットとやま
平成25年2月13日

目次

  • 悪質商法に関する情報(PDFファイルで添付等)
    • 『高齢の父あてに「賞金当選のための資格を獲得したので手数料を払い込むように」と海外からダイレクトメールが届きましたが、信用できるでしょうか?』
      (情報ファイルNo.127)情報ファイルNo.127(PDF:144KB)
  • 製品等の安全・安心情報
    • 『はしご・脚立及び除雪機の事故の防止について』(注意喚起)

製品等の安全・安心情報

はしご・脚立及び除雪機の事故の防止について(注意喚起)

積雪の多い地域では、屋根の雪おろしや除雪の際にはしごや脚立(※1)及び除雪機の事故が多く発生しています。また、これらの事故は誤使用や不注意による使い方が原因で発生する場合が多く、死亡に至ることもあります。
NITE製品安全センターに通知された製品事故情報(※2)のうち、平成19年度から23年度までの5年間に、はしご及び脚立による事故が155件、除雪機による事故が37件発生しています(※3)。また、はしご・脚立及び除雪機の事故は共に平成20年度から増加傾向にあります。
はしご及び脚立の事故155件の被害状況は、死亡6件、重傷66件、軽傷81件、拡大被害(※4)等2件となっています。また、除雪機の事故37件の被害状況は、死亡13件、重傷10件、軽傷2件、拡大被害等12件となっています。
事故の発生状況を製品ごとに現象別に分析すると、次のような事故が多く発生しています。

  • (1)はしご及び脚立
    1. 作業中にバランスを崩して転落した。
    2. 上り下り時にバランスを崩して転落した。
  • (2)除雪機
    1. 安全装置を無効化し、オーガ(※5)に巻き込まれたり、クローラ(※6)にひかれた。
    2. 詰まった雪の除去する際、エンジンを停止させずにブロア(※7)に手を差し込んだ。

製品を正しく安全に使用することで、事故を防止するための注意喚起を行うこととしました。

(※1)脚立は三脚型脚立及びはしご兼用脚立も含む。なお、はしご兼用脚立ははしごとして使用して事故が発生した場合にははしごの事故としています。
(※2)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、非重大製品事故やヒヤリハット情報(被害なし)を含む。
(※3)平成24年11月30日現在、重複、対象外情報を除いた件数で、事故発生日に基づき集計。
(※4)拡大被害:製品本体の被害にとどまらず、周囲の製品や建物に被害が及ぶことを拡大被害としている。
(※5)オーガ:回転部にある雪を直接砕いて集めるらせん状の刃部分。
(※6)クローラ:輪になったベルト状の走行装置。
(※7)ブロア:集めた雪を放出する動力部。

《問合せ先》
製品安全センター製品安全調査課
担当者:長田、亀井、山城
電話:06-6942-1113

お問い合わせ

所属課室:生活環境文化部消費生活センター 

〒930-0805 富山市湊入船町6-7 富山県民共生センター内

電話番号:富山本所 076-432-9233、高岡支所 0766-25-2777

ファックス番号:富山本所 076-431-2631、高岡支所 0766-25-2890

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