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更新日:2021年2月24日
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くらしの安心情報第73号
くらしの安心ネットとやま
平成24年10月11日
先般、開催しました平成24年度「富山県消費者大会」において、くらしの安心ネットとやまの参加団体・機関の皆さま方にはご多忙にもかかわらず、ご出展及び多くのご参加をいただき誠にありがとうございました。深く感謝申しあげます。
今後とも、くらしの安心ネットとやまの活動のご支援、ご協力を賜りますようお願いいたします。
子どもは身体の成長とともに活動範囲が広がり、周りのものに広く興味をもつようになりますが、身体的にも感覚的にも発達の途中であり危険に対する認識や知識も不十分なため、事故にあう危険性が高くなり、家庭内においても多くの事故が発生しています。
NITE製品安全センターに通知された製品事故(※1)のうち、0~14歳の子どもが被害にあった事故(以下「子どもの事故」という※2)は、平成19年度から23年度の5年間に1,011件(※3)ありましたが、家庭内と家庭外で発生する事故(※4)では性質等が大きく異なることから、今回は、家庭内で起きた事故500件を対象として分析することとしました。
事故を製品別にみると「玩具」は137件、「いす(乳児用)」は15件、「ほ乳びん」は11件等ありました。また事故を被害状況別にみると、死亡事故は7件、重傷事故は67件、軽傷事故は295件で人的被害は合計369件ありました。
また、人的被害のあった369件を被害別にみると、やけど88件、裂傷60件、挟まり47件、打撲41件等が発生しており、発生状況を被害別に分析すると、次のような事故が多く発生しています。
子どもの事故は、子ども自身が起こす事故だけでなく、大人が関わる事故もあります。周囲の大人が気を付けることで防げる事故も多くあり、家庭内で過ごすことが多くなる季節を迎え、特に保護者の方に注意していただくことで事故を防止するため、注意喚起を行うこととしました。
(※1)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故及び、非重大事故やヒヤリハット(被害なし)を含む。
(※2)子どもの事故の年齢範囲は、0~14歳までとする。
(ISO/IECガイド50安全側面「子どもの安全の指針」より)
(※3)平成24年7月31日現在、重複、対象外情報を除いた件数で、事故発生日に基づき集計。
(※4)家庭外の事故では乳母車や自転車等の事故が多く発生している。
《問合せ先》
製品安全センター製品安全調査課
担当者:長田、亀井、山城
電話:06-6942-1113
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