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更新日:2021年2月24日
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くらしの安心情報第68号
くらしの安心ネットとやま
平成24年5月10日
NITE製品安全センターに通知された製品事故情報のうち、電子レンジ及び電子レンジとの組み合わせで使用される製品の事故(※1)(以下、「電子レンジが関係する事故」という。)は、事故発生日でみると平成18年度から平成22年度の5年間に706件ありました(※2)。被害の状況は、重傷事故が16件、軽傷事故が57件、拡大被害は107件でした。1室以上の火災(※3)は12件でした。
また、電子レンジが関係する事故のうち、電子レンジの事故が606件、電子レンジとの組み合わせで使用される製品の事故は100件でした。
電子レンジが関係する事故706件のうち、製品に起因すると考えられる事故及び調査中の事故を除く423件について、事故発生状況を現象別に分析すると、次のような事故が多く発生しています。
電子レンジが関係する事故は、「原因不明のもの」及び「調査中のもの」を除くと、「設計上、製造上又は表示に問題があったと考えられるもの」や「誤使用や不注意な使い方と考えられるもの」による事故の比率がそれぞれ高くなっています。また、使用開始から1年未満での事故も多く発生しております。社告・リコール情報の周知徹底も含め、製品を正しく使用し、事故を防止するため、注意喚起することとしました。
(※1)電子レンジで食品や水、皿を用い調理を行った際に生じた事故及び電子レンジとの組み合わせで使用されるほ乳びん用消毒バッグ、ゆたんぽ、ふろ湯保温器、ポップコーンメーカー等で発生した事故も含む。
(※2)平成24年3月31日現在、重複、対象外情報を除いた件数。
(※3)壁や畳、ふすま等の建物や建具の一部以上が焼損をした火災のこと。
(※4)突沸とは、沸騰が起きないまま加熱が続き、小さな衝撃などで一気に沸騰が起きること。
《問合せ先》
製品安全センター製品安全調査課
担当者:葛谷、亀井、山城
電話:06-6942-1113
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富山県生活環境文化部県民生活課消費生活班
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