安全・安心情報
トップページ > 県政の情報 > 知事室へようこそ > 知事記者会見 > 知事記者会見[令和8年度] > 定例記者会見[令和8年8月18日(火曜日)]
更新日:2026年8月17日
ここから本文です。
(※)配布資料は「関連ファイル」からご確認ください
| 内容 | 動画 |
|
<お知らせ>
|
|
|
<質疑応答>
|
( )内は、発言内容を分かりやすくするため補足した部分です。(※)は、発言内容を訂正した部分です。

それでは、今日、1点目は令和8年度官民協働事業レビューの開催についてです。
8月28日の金曜日から3日間にわたり、官民協働事業レビューを今年も開催いたします。これについて、既にプレスリリースをしていますが、当日、会場で傍聴もできますし、ユーチューブでのライブ配信も行います。県民の皆様に県の事業を幅広く知っていただく意味でも、ぜひ報道の皆様のご協力をいただければとお願いいたします。
この官民協働事業レビューですが、令和4年度から本格的に実施をしております。テーマごとに事業を選定するとともに、現場の視察や関係者からヒアリングを取り入れまして、県民の皆様に理解していただきやすいように工夫をして実施します。
今年度のテーマは、昨年策定した富山県総合計画、この中には12の政策の方向性を示しておりますが、この中から「産業・GX」、それから「こども・子育て」、そして「農林水産」、この3つのテーマを選定しています。事業レビューを総合計画のPDCAサイクルの一環として位置づけておりまして、この官民協働事業レビューを政策評価にも反映したいと考えています。
事業レビューには、私も毎年度、時間の許す限り参加しております。県内外から来られます委員の皆さん、それから県民評価者の皆様から多くの貴重なご意見をいただきます。皆様からのご意見も参考に、これまでも数々の事業の改善や見直しにつなげてまいりました。また、私自身にとっても、いろいろと意識改革を促されたものも多いです。さらに、県民目線で各事業の課題や論点を捉え直すことで、施策や事業に向き合う際の県職員にとっても、大いに意識改革につながっているのではないかと思います。
今年度も、この事業レビューを通して事業の改善や見直し、職員の意識改革につなげてまいりたいと考えます。県民の皆さんには、ぜひその様子をご覧いただき、県の事業や予算など県の取組を身近に感じていただければと考えております。
なお、この件、詳細については行政運営課にお問合せください。
次、2点目は「チームTOYAMA応援デジタルスタンプラリー」の実施ということです。
お手元にチラシも配付しております。県内に7つのスポーツチームがありますが、そのホームゲームを観戦して、それでポイントをゲットして、抽選で豪華賞品が当たる「チームTOYAMA応援デジタルスタンプラリー」を、実はもう恐縮ですが始まっておりまして、先週末、8月15日土曜日に富山GRNサンダーバーズの試合、これが今回のスタンプラリーのスタートであります。その後、ご覧のように12月31日までの期間であります。既にこの件、8月5日にスポーツ振興課からプレスリリースをしていますが、私からも改めてご案内させていただこうと思います。
昨年5月に「富山県スポーツコミッション」が発足しました。このコミッションに参加する県内7つのスポーツチームが連携・協力して実施するものです。富山県が提供する地域ポイントアプリ「TOYAMA ONE Wallet」、これを活用して各ホームゲーム会場に設置されるQRコードをスマートフォンで読み取り、ポイントを集め、応募をいただきます。
昨年度初めて実施したところ、参加者からいろいろな感想もいただきました。あるいは提案もいただきました。他のチームも応援したくなった、自分の推しチームはあるんですが、このスタンプラリーに参加することによって、他のチームの試合も見て、これも推したくなったというようなこと、また、各チームの魅力を発見できた。そして、試合を見ること以外でも何かポイントを獲得できる道があるとよいのではないか、そんな声もいただきました。
これらを踏まえて、今年度は開催期間を12月31日まで延長して、より多くの機会を提供したいと思います。また、対象試合も22試合と増えました。そして、スポーツコミッションに参加していただいております北陸コカ・コーラボトリング株式会社さんと連携し、まだ試行ということですけれども、飲食店にも取組を拡大したいと考えます。
具体的には、試合観戦に加え、飲食店でもポイントを獲得できる仕組みとし、試合観戦後のいわゆる「アフターマッチ」の推進を通じて、スポーツを軸として地域活性化にもつなげていきたいと考えます。
この取組を通じて、7つのチームを「県民チーム」として応援する機運をさらに高めていきたいと考えます。報道機関の皆様には、このスタンプラリーの周知にご協力をどうかお願いいたします。
この件の詳細は、スポーツ振興課にお問合せください。
以上、私からは2点のお知らせをさせていただきます。

【記者】
まず、官民協働事業レビューなんですけれども、先ほども、お話はしていただいたと思うんですが、令和4年度から本格的にやってきて、ここで3年、4年と続いているところかと思うんですけれども、いわゆる事業の見直しということなんだろうと思っています。
先だっての消費減税のところでの財源の穴みたいなところの話と関わるところの質問にはなってくるんですけれども、いわゆる既存事業の不断の見直しというのは、財政が限られた中で大変重要だと思っているんですが、そういった観点の中で事業レビューの果たしている役割について、知事ご自身、どのような評価をされていらっしゃるのかというのをお聞かせ願えますでしょうか。
【知事】
ありがとうございます。
言うまでもなく今、人口減少社会に入っています。では、行政の仕事も減るかというと決してそうはなっておらず、人口は減少していても世帯数は増えておりますし、また、県民の皆様の私たち行政に対するニーズはどんどん多様になって、複雑になっているというふうに考えています。
だからといって、人口減少社会の中で県の職員をさらに増やしたりとか、あるいは予算をより増やしたりということは、基本的にはこの流れに逆行することになります。なので、まずは自立的に我々県職員自身が、事業の不断の見直しをしていくということが必要だと考えています。
それから、もう一つはやはり県議会の場を通じて、予算の執行状況、事業の実施状況を議会からチェックいただいて、それをまた見直しにつなげていくことも必要だというふうに思います。
そして、もう一つがこの官民協働事業レビューでありまして、これは5年前に法人会連合会さんからご提案をいただきました。行政、我々自身の目線、それから政治からの目線、と同時に民間の視点も大切にしたらどうかというご提案を受けまして、この官民協働事業レビューを発想いたしました。令和3年度は試行的に行いました。そして令和4年度からは本格的に始め、今回で5年連続ということになります。
最初に申し上げたように、限られた人的、財政的資源をより効率的に活用していくために、この官民協働事業レビューで民間のご意見も採用していくということになります。そんなことを期待しております。
【記者】
ありがとうございます。
今回テーマは「産業・GX」、「こども・子育て」、「農林水産」ということで3つあると思うんですけれども、これをチョイスされた理由というのは、何か狙いというものはあるんでしょうか。
【知事】
ありがとうございます。
今の県の総合計画、「未来に向けた人づくり」、それから「新しい社会経済システムの構築」、この2つの柱のもとに12の政策分野をぶら下げています。そして、プラス人口減少対策を特出しということで、今、既に実行段階に入っているわけでありますが、といって12の政策分野全部を網羅して官民協働事業レビューのテーマにすることは現実的には難しいので、その中から今、我々としての優先順位を考えまして、(12の政策分野は)いずれも大切ではあるんですけれども、今年は「産業・GX」、「こども・子育て」、そして「農林水産」、この3つのテーマを選定したというわけであります。
【記者】
ありがとうございます。
ちょっと発表項目外のほうなんですけれども、昨日なんですが、藤井富山市長が富山大空襲に関わる戦災の資料の展示につきまして、実現させるというふうに名言された上で、戦争資料館もしくは資料室を県と協力しながら造っていきたいということで、設置について非常に前向きなご発言があったと思います。
直接知事、聞かれたわけではないとは思うんですが、報道もされているところでございまして、「県と協力しながら」という説明があったわけなんですけれども、県の現時点の開設に向けたスタンスですとか準備の状況、そのあたりについてお聞かせ願えますでしょうか。
【知事】
ありがとうございます。
富山大空襲を語り継ぐ会の皆さんが昨日、大変多くの署名を富山市の藤井裕久市長にお持ちになったということ、そして、それに対して藤井市長が実現に向けて強い意欲を示されたということは報道で知っております。これまでも市と一緒に検討会議などを進めてまいりましたので、藤井市長おっしゃるように、我々、本当に県と富山市、力を合わせて実現に向けて進めていきたいというふうに思います。
ただ、もう既に検討会議を立ち上げていますので、そこにそれぞれ関連する委員の皆様もおられます。年齢層も幅広く、それから、いろんな立場の方もおられます。遺族会の代表の方もおられます。若い高校生も入っています。その検討会で今後、着実にステップを進めていって、藤井市長おっしゃるように、今年の秋頃には方向性を定めて、そして、実現に向けて取り組んでいきたいと、やっぱり大空襲という意味では富山市に関わる部分が多いわけですけれども、でも、県としても戦争を二度と起こさないということ、それは県民全体の願いだというふうに思っていますので、富山市とどっちがメインとか、どっちが主導するとかいうことではなくて、本当に共に進めていきたいというふうに考えております。
そういう意味では、藤井市長のおっしゃられたことは私も全く賛成であります。
【記者】
ありがとうございます。
そうしますと、この後、当然、話合いの中では、場所であったりとか展示の規模であったり、そもそも資料をどういったものにするのかというようなことも、これから決めていく部分も多いと思うんですけれども、知事のビジョンというか、お考えみたいなものは何かお持ちのものはありますか。
【知事】
そうですね、規模のこと、それに伴って予算のことも出てまいります。なので、このあたりは今後の検討会の検討を待ちたいというふうに思います。
実は、今日まで今年の「戦時下の暮らし展」を開催しております。昨年は戦後80年ということで、期間も延ばしましたので、過去最高の方々に入場いただきました。今年も実は6日間の(会期の)うち昨日で5日目(※)ですけれども、日数が大分違うので、昨年にはちょっと及びませんけれども、それ以前の記録を大幅にもう更新しています。やはり昨年の80年を機に、このことについて、とても関心が高まってきたというふうに考えています。やっぱり署名活動も大きな理由の一つだというふうに思います。
実は、今年、新しい展示物も出ました。これはあるご家庭に80年、保存されていた焼夷弾の本体ですね、もちろん大分壊れていますが、それが残っていて、それを保存されていた方から提供いただいて、そういう意味で新しい展示物も出てきています。多分、今後もこうやって増えてくるのかなというふうに思います。
なので、どれぐらいの規模にしていくのか、どこまでやるのか、その辺は特に今は予見を持たずに、検討会で考えていければというふうに思っています。
【記者】
ありがとうございます。
このことの最後なんですけれども、そうしますと秋頃を目途に検討会の議論というのは、一定の方向性を出すということで進めていると思うんですが、秋頃にはそういった場所ですとか規模感、展示の量とかそういったものは、ある程度固まってくるというふうに理解してよろしいんでしょうか。
【知事】
そうですね、今月末に第2回目の検討会、それから10月に第3回目、そして11月に第4回目、ここで方向性の取りまとめをできればというふうに、そんなスケジュール感でいます。
【記者】
ありがとうございます。
もう1点は、ちょっとまた別になるのですが、補正予算の考え方についてお伺いしたいと思います。
政府の補正予算は、高市政権が(補正予算は)組まないという前提のもとで話が進んでいる中で、とはいえ中東情勢の対応とかで6月に組まれたことによって、県としても対応された部分もあろうかと思うんですが、しかし、その後、残念ながら県内でも豪雨被害とかそういったものがかなり続きまして、土砂災害ですとかそういった土木系、並びに農業ですかね、そういったようなところの手当てというものが必要な状況かと思います。
防災への備えというものも、非常にピッチを上げて進めないといけないような状況かと思っているんですけれども、こういった中で9月はこのあと議会が控えている中だと思うんですけれども、県として補正予算、現時点でどのような編成方針で臨まれるのかお聞かせ願えますでしょうか。
【知事】
富山県としては、9月の議会にも、ある程度の規模の補正予算を提出する準備をしているところです。国のほうはまだ分かりません。高市総理の大きな方針は方針としてあります。ただ、補正予算は総理が編成しましょうと言われなければ全く進まないので、先般に出た骨太の方針でも、どうもこれはというような文言はよく読みましたが見当たらないのが現実です。
でも、政府の中でもいろんなご議論もあろうかというふうに思いますので、それを横目で見ながら、富山県としてはやるべきこと、できることを今準備していくということで、それを9月の議会にお諮りをしたいと考えています。
【記者】
ありがとうございます。
やはり国のほうに対しても地方の実情をしっかりと訴えになられて、財政措置を求めていく姿勢も必要かなと思うんですけれども、このあたり、全国知事会と歩調を合わせた動きについては、知事、どのようにお考えですか。
【知事】
これはまた今後、知事会の中でも、リアルの会議はちょっとありませんけれども、オンラインなどでもいろいろと打合せはしていくことになるというふうに思います。
【記者】
昨日、KNBで八村塁選手のインタビューを放送しました。新田知事はご覧いただけましたでしょうか。
【知事】
ゆうべは夜の会合がありまして、申し訳ないんですけれども、見ていないです。ただ、その番組を受けた新聞の報道は拝見しました。
【記者】
改めて、八村選手はそのインタビューの中で、自身の競技人生について、富山グラウジーズで終わらせたいと発言しました。受け止めをお願いします。
【知事】
それはとてもわくわくする話だと思います。ただ、まだまだNBA現役で、トップでやっていただきたいというのが今の私としては正直な気持ちです。でも、やっぱりアスリート、いつかは最後の働き場所というのが出てくるんだと思います。それを富山のグラウジーズでアスリート人生を終えたいというようなことだと思いますが、それについては富山県民の1人として、とってもうれしく思っています。
実は、今週22日に「BLACK SAMURAI 富山 Homecoming」という八村塁さんをフィーチャーしたイベントがあります。YKK AP ARENAで開催予定ですけれども、もしかしたら、そこでもまたさらに、リアルに、富山の場で、そういった発言があれば、またより一層、県民の皆さんの期待が高まるんじゃないかというふうに期待をしています。
【記者】
もし本当に、八村選手が富山グラウジーズでプレーする、これが実現したときには、富山県にはどんな効果があると思いますか。
【知事】
私はもう実現するんだと思いますよ。八村さんは有言実行でこれまでやってこられたというふうに思いますので、昨日そういうふうにして、多くの人に届く場でそうおっしゃったということは、必ずされるんだというふうに思います。
それはもう単にバスケットだけではなくて、富山県民にとても感動、それから勇気を与えてくれると思います。特に、こどもたちですね、バスケをやっているこどもたちはもちろんのこと、それ以外、富山県でスポーツに励んでいたり、あるいは別の文化的な分野でも、やっぱり富山でこどもの頃一生懸命練習して、そして、それが世界の場にもつながっていくんだということの実例ですからね。世界を経験した八村さんが、富山でアスリートとして極限まで頑張る姿を見せてくれるということ、本当に我々大人にもとてもうれしいことですけれども、これからのこどもたちには、生きたお手本ですからね、すばらしいことだというふうに思います。本当に期待をしています。
【記者】
それともう一つ、いよいよBプレミアが開幕しようとしています。八村選手を迎い入れようと考えたときに、富山グラウジーズをどう支え、どうサポートしていくか、これも1つ大事になってくるかと思うんですが、知事のお考えをお聞かせください。
【知事】
おっしゃるように八村さんが来てくれるとしても、それだけでチームが成り立ち、そしてリーグで上位を目指せるかどうか、それはそんな甘いものではないというふうに思います。でも、そこにはカターレ富山というチームがあって、着実に選手の力も伸ばす、そして、そのために運営企業の力も伸ばしていく、そして、いよいよ今、J1を狙えるところまで来たという、同じ富山県のプロチームとしての良い実例があります。
そういう意味では、グラウジーズ、今、Bプレミアの一応基本的な条件は満たしつつある、アリーナももうじき完成しますからね。様々な条件は満たしつつあるわけですけれども、でも、八村さんを擁してBプレミアのトップまで狙おうということでは、さらに企業としてのまずは規模ももう少し上げる必要があると思います。いわゆる売上げをもっと上げる、それによって補強の費用、様々な経費を賄えるだけの企業規模が必要なんだというふうに思います。これ以上詳しいことはよく分かりませんが、カターレの左伴社長がよく発信しておられますので、ああいったことはそのままバスケでも私は当てはまることだというふうに思っています。
そうなると、富山県、民間のやっぱり力が問われるというふうに思います。そういう意味では、富山県民あるいは富山県企業の民間の力の見せどころなんだというふうに思います。もちろん県としても、その種火になるような、そんな支援はしていければというふうに思います。
【記者】
今朝付けの北國新聞なんですけれども、小松空港のほうで日航便が現在の6便から4便に減便になるという話が出ておりまして、背景には航空便のコストが増大しておりまして、利用率自体は、昨年度は前年度よりも上がっているんですけれども、やっぱりなかなか事業環境が厳しいということが判断になっているみたいで、富山空港でも事情というのはきっと同じかと思われるんですけれども、改めて今、3往復富山空港から出ている羽田便のこれからと、あと、小松空港の減便ということに対しての受け止めを教えていただければと思います。
【知事】
ありがとうございます。
おっしゃるように今、地方空港、いずれも決して楽ではない経営状況にあります。富山空港も新幹線(開業)で航空旅客が減ったとよく言われますが、実は新幹線(開業)前から富山空港の利用者は減り続けてきたんですね。そういう意味では地方空港にとって大変厳しい時代なんだというふうに理解しています。
なので、富山県では準備を重ねて、今年4月1日から混合型コンセッションという民間運営を開始し、株式会社富山エアポートに今、運営を行ってもらっているところであります。そのような手を打って、例えば空港の愛称を変えるなど、できることは何でもやる、ということでやっているところであります。なので、今回の小松空港の減便も、この燃料高、また、国際情勢の不安定等々、様々な理由がある上での、これは最後は民間企業のご判断ですから、隣の県に住む者としては残念ではありますけれども、ある意味では致し方ないのかなというふうに思います。
今、こういった空港はどこにでもあるわけです。富山空港はANA1社のシングルトラックですが、空港会社が2社以上競合しているダブルトラック以上(※)の空港で便数をどうするかという話、これをANAさんとJALさんが話し合ったら、これは独禁法違反になるんですね。ただ、今こういう状況なので、一定の条件を満たせば(※)それは話し合っても独禁法に問わないよと、実は今、国交省の解釈は出ているんです。
今回の小松の件は、それかどうか私は分かりませんが、岡山空港で実際、一緒に調整しましょうねということは行われます。まさに国交省が本来なら独禁法に抵触するようなことを、これは仕方がないよというぐらいに各地の地方空港は厳しい状況にあるということ、地方空港を所有する者としては、大変厳しい時代の中で、どうやって今後、生き残っていこうかということ、これについてお隣の小松空港のことも心配もしながら、でも、やっぱりお互い頑張っていこうねと言うしかないですね。
【記者】
まず、明後日から復便をする台北便についてお伺いしたいと思います。
6年半ぶりに日本と台湾を結ぶ便として定期便の運航が再開されることになります。前回より前の会見のときにもおっしゃっていたかと思うんですけれども、改めて復便への期待感をお伺いしてもよろしいでしょうか。
【知事】
ありがとうございます。
富山県への観光客、いわゆるインバウンドの中で、やっぱり台湾からのお客さんはとても大きなウエートを占めています。そこにこの6年半、直行便がなかったわけですから、やっぱりコロナ禍ではもちろん大分減りましたが、それでも今、コロナ禍を経てまた大分戻ってきていると、大変ありがたいことだというふうに思います。そこにさらに直行便が復便するということになれば、より台湾からのお客さんにさらに期待をできるというふうに考えています。
ただ、課題もありまして、私もこの件で二度、中華航空に伺いましたけれども、先方から指摘されるのはやっぱり乗客のアンバランスですよね。本来、本当に富山からも半分、台湾からも半分、そして常に満席ということになれば一番いいんでしょうけれども、これまでのバランスは台湾からの方が75%、富山からの方が25%という比率(令和元年度定期便の実績)です。これをやはり改善してほしいというご要望は中華航空から常にもらっているところなので、このあたり、先ほども質問がありましたが、9月議会でそのような台北便のプロモーション策も盛り込めればというふうに考えています。
【記者】
ありがとうございます。
ちなみに乗客のアンバランス差というところなんですけれども、新田知事としてはどのようにその要因というものを分析されていますでしょうか。
【知事】
そうですね。より多くの方が富山県に関心を持っていただいて、バランスとしていわゆるインバウンドのほうが多くて、アウトバウンドが少ないという状況なんですね。そういう意味では、やっぱり台湾側の旅行会社ともいろいろと打合せをして、台湾側で富山県民に対してとても魅力があるような、いろんな商品の造成をしていただく、これまでも県内の旅行会社の応援をしてきましたが、今後もより魅力的な商品づくり、それから富山県民により刺さるようなアピール、こんなことを台湾側にもよりやっていただきたい、そんなことをこちらからも申し上げていきたいと思います。
【記者】
そこで、もう1点お伺いしたいんですけれども、富山県民に刺さるような要素といいますか、そのあたり、新田知事ご自身、富山県民としてどのようなところがあれば、もっと刺さるというふうにお考えですか。
【知事】
そうですね、台湾にはやっぱり富山県とまた違った自然の恵みがあります、これが1つ。台湾の美しさというのがあります。
それから、やっぱり食ですね。基本的にもちろん中華料理のベースなんですが、もう中華というか台湾料理と言ったほうがいいと思います。とても懐かしい、そして優しい料理だと思います。だから私も大好きですけれども、そんなこともぜひアピールをしていただきたいと思います。
あと、もしプラスするとすれば、様々なアクティビティーですよね。このあたり、こちらでも今、例えば能作さんのアクティビティーとか、あるいはガラス造形研究所のアクティビティーとか、とてもインバウンドも多く来ていただいています。我々も観光商品、こうやって進化させてきましたから、台湾も、素の魅力もたくさんあるんですが、さらなる付加価値をつけるようなアクティビティー、こんなことも我々としても提案をしていく必要があろうかというふうに思います。
【記者】
先ほど9月の補正予算案の中に、アウトバウンドの促進に向けた対策を盛り込みたいという趣旨のご発言があったかと思うんですけれども、インバウンドの強化に関しても復便を機に何か対策というものを打っていかれる方針なんでしょうか。
【知事】
それは9月の補正予算も今、最後の詰めをやっているところなので、ちょっと今日はまだお話できる状況にはないということでご理解ください。
【記者】
話題替わってもう1点お伺いしたいんですけれども、千葉県で発生した豪雨の関連でお話をお伺いしたいと思います。
今日の昼までの時点で11人がお亡くなりになるという被害が発生しています。なかなか想定を超える雨量だったということで、気候変動とかの影響もあって、国内どこででも今後は想定を超えるような雨の災害というのは起こり得る状況なんだと思います。そこで、今回のこの豪雨を受けて、改めて対策を強化したりですとか、見直したいところ、何かお考えございますでしょうか。
【知事】
ありがとうございます。
まず千葉の豪雨災害で亡くなられた方のご冥福を心からお祈りを申し上げたいと思います。と同時に、本当に被害に遭われた皆様にお見舞いを申し上げます。
本当にここのところ毎年のように豪雨災害はあるわけですけれども、今回のはちょっと桁違いな規模だなというふうに思って見ております。ただ、富山県でも本当に毎年のように起きていて、数年前には人身の被害もあったわけであります。そういう意味では全く他人事ではなく、我々も本当に豪雨に限らず自然災害と隣り合わせに常にあるということ、これは肝に銘じていなければならないというふうに思っています。
2年半前の能登半島地震を経て、様々な面で災害対策を強化してきています。それから、万が一の際の避難所の運営などについてもいろいろと知見も深めまして、様々な物品の購入なども整備などもしています。熊本に循環シャワーの設備を今お貸ししたりということで、端無くも役立ってしまいましたが、そういった準備も今、進めてきているところであります。
災害対策というのは、本当にもう100点満点というのはないんだと思います。なかなか100点までには到達できないことだというふうに思います。やっぱり不断の努力を積み重ねていく、そして、万が一のときに備えていく、こんなことを能登半島地震の教訓また豪雨災害の教訓も踏まえて、それから今、新しい知見である千葉県の豪雨災害のことなども、何が起きて、行政としてどう動いて、また、県民はどう動かれたのか、そんなことがだんだんと明らかになってくるというふうに思います。そんな知見もさらに受け止めて、豪雨に限らず富山県の災害対策をより高い次元に導いていく、これが我々行政の務めだというふうに考えています。
(※)関連ファイル(会見資料)はありません
(※)関連ファイル(PDFファイル)をご覧になるには、Adobe社の「Adobe Reader」が必要です。Adobe Readerがパソコンにインストールされていない方は、下記のAdobe社のダウンロードページよりダウンロード(無償)してご覧ください。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください