更新日:2026年8月10日

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定例記者会見[令和8年8月12日(水曜日)]

  • 日時:令和8年8月12日(水曜日)13時30分~
  • 場所:4階大会議室

1.知事からの説明事項・質疑応答

(※)配布資料は「関連ファイル」からご確認ください

内容 動画

<冒頭>

  • 令和8年熊本地震にかかる対応ついて

<発表項目>

  1. 「すしサミット」の開催について
  2. 出会い応援の取組みについて
  3. 潜在保育士の掘り起こし実証実験について
  4. 富山県米国訪問団派遣結果について

【令和8年8月12日(水曜日)13時30分〜】知事定例記者会見(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

<質疑応答>

  1. 飲食料品の消費税引下げによる本県税収への影響について
  2. 富山県米国訪問団派遣結果について
  3. 黒部宇奈月キャニオンルートツアーの販売状況について
  4. 「すしサミット」の開催について
  5. 「新時代とやまハイスクール構想」に関する意見交換会の開催結果について

2.記者会見録

( )内は、発言内容を分かりやすくするため補足した部分です。(※)は、発言内容を訂正した部分です。

1.知事からの説明事項

写真1

(冒頭)令和8年熊本地震にかかる対応ついて

 今日は4点ありますが、その前に、熊本地震について、ちょうど発災した数時間後に、私、海外に出ましたので、この地震について何もコメントしておりませんので、ちょっと遅くはなりましたが、一言申し上げたいと思います。

 まず、令和8年熊本地震によってお亡くなりになられた方々に対して、謹んで哀悼の意を表します。そして、被害に遭われた皆様には、心からお見舞いを申し上げたいと存じます。

 富山県では、地震発生直後から被害状況や本県への影響並びに現地のニーズの把握に努めてまいりました。必要な危機管理対応に当たってまいりました。現在は、国や関係機関からの要請などを踏まえて、被災地への人的・物的支援に取り組んでいるところです。

 人的支援ですが、まず、先月の31日に総務省の調整によりまして、熊本県宇城市の対口支援団体として富山県が決定をされました。富山県だけではありませんが、複数の県が決定されました。これを受けて、今月の2日から県の職員5名を派遣しております。さらに、7日からは市町村職員とともに、いわゆるワンチームで県と市混合のチームを編成しまして、第2班として現地に派遣をしております。これは現在の状況です。この派遣職員の皆さんは、今、罹災証明書の受付支援などの業務に現地で当たっているところです。

 また医療面ですが、今月の4日からDMAT3チームを派遣するなど、被災地における医療支援を行っています。

 物的支援については、水循環型シャワーWOTA、これを1台、そして手洗いスタンドWOSH、これを2台貸出しをしております。さらに食べ物ですが、アルファ米8,500食の提供を決定し、8月7日に熊本県へ搬送をいたしました。

 今後とも、現地の状況やニーズを的確に把握しながら、必要な支援を切れ目なく実施してまいりたいと考えております。

 一方で、このたびの地震は、決して他県だけの出来事ではありません。自然災害はいつ、どこで発生するか分からず、現在は次々と新たな台風も発生しています。本県おいても、日頃からの備えが大変重要です。県民の皆様には、この機会に、ご家庭での非常食や飲料水の備蓄、避難場所や避難経路の確認、家具の固定など、身近な防災対策について、改めて点検していただくようお願いをいたします。

 以上、令和8年熊本地震に関してコメントをさせていただきました。

1.「すしサミット」の開催について

 それでは、発表項目に移ります。1番目、「すしサミット」の開催について。

 昨年度より、本県と北九州市をつなぐ「すしのゴールデンルート」の取組として、JR西日本さんとも連携し、旅行商品の造成など、様々な取組を進めてまいりました。

 これまでの経緯について、ちょっとおさらいをしてみますが、昨年の6月に富山県で北九州市の武内市長をお招きし、第1回の「すし会談」を開催したところです。その後、昨年の8月には、大阪において、富山県、北九州市、JR西日本の3者による「すし連携協定」を締結しました。さらに、12月には私が北九州市を訪問し、第2回「すし会談」を開催し、JR西日本との連携による「富山VS北九州すし決戦きっぷ」を発表するとともに、関係自治体の首長などが集まる「すしサミット」の開催について合意に至ったところであります。このすし決戦きっぷは大変好評だったということで、すぐに予定数完売したというふうに聞いております。

 このたび、北九州市で開催される大型フードフェスタに合わせまして、自治体による世界初の「すしサミット」の開催が決まりました。世界初の「すしサミット」です。これについてご報告します。

 日程ですが、来月9月12日土曜日13時から14時半までです。会場は北九州市のリーガロイヤルホテル小倉となります。

サミットでは、各自治体の首長などの皆様が集まり、それぞれの地域が誇る寿司をはじめとする食文化や地域の魅力を発信するとともに、今後の広域連携に向けた意見交換を行う予定です。内容の詳細については、現在、参加自治体と調整を行っているところです。取材の申込みは、本日付で発出しますプレスリリースをご確認いただければと思います。

 今回の「すしサミット」には、本県と北九州市、JR西日本、従来の連携した3者に加えまして、沿線の石川県、福井県、広島県、下関市に参加要請し、計6自治体で開催する運びとなりました。特に広島県からは、本県の副知事として3年間県政を支えていただきました横田知事にご参加をいただきます。また、本県及び北九州市とゆかりの深い日本ガストロノミー協会会長の柏原光太郎氏の出席も予定しています。

 北九州市をはじめ、JR西日本沿線の自治体や関係機関との広域連携をさらに深め、寿司をフックに観光誘客、関係人口の創出、経済の活性化につなげていきたいと考えます。

 詳細につきましては、この件、ブランディング推進課までお問合せください。

2.出会い応援の取組みについて 

 発表項目の2点目、出会い応援の取組についてです。

 まず、県が運営する県内企業・団体の従業員専用出会い応援アプリ「TOYAMA goen」について説明します。

 このサービスは、5月の本格運用から約3か月が経過しています。おかげさまで、多くの皆様にご利用いただき、アプリを通じた新たなご縁が着実に生まれてきています。

 このアプリは、本格運用開始当初約520名だった登録者ですが、現在は720名を超えました。また、アプリの利用状況の分析によりますと、登録者の約1割の方が食事に行かれたり、映画鑑賞をされたりという、実際の交流につながっているとの分析結果が出ています。こうした交流の積み重ねにより、これまでに6組のカップルからお付合いに至ったと報告がありました。

 現在、カップルになられた方のうち、ご協力いただける方を対象に、アプリを利用した感想や出会いに至るまでのエピソードなどについて、このアプリを共同で運営する委託事業者においてインタビューを実施しているところです。今後は、利用を検討されている方の参考となるよう、カップル成立までの体験談などを「TOYAMA goen」のサービスサイトで紹介をしていきます。

 このアプリの利用促進を図るため、本日8月12日から9月30日まで「新規登録促進キャンペーン」を実施します。期間中に新規登録いただいた方全員に特典を進呈いたします。出会いを希望する、このアプリを導入している企業・団体の従業員の皆様には、ぜひこの機会にご登録いただきたいと思います。

 県としては、今後も様々な利用促進策に取り組みながら、「TOYAMA goen」を通じた新たな出会いの創出を後押ししてまいります。

 この流れでもう一点あります。

 今のアプリに対して、リアルのイベントのほうですが、先月、出会い応援大規模イベントを開催しましたが、その結果と、第2弾として10月に開催するイベントの参加者募集について説明いたします。

 7月25日、出会いを希望する若い世代の皆様に、広く出会いの機会を提供することを目的として、富山県民会館及び富山城址公園において、出会い応援大規模イベント「とやま夏空恋さんぽ」を開催いたしました。

このイベントには、定員200名に対して630名の方々からご応募をいただき、大きな反響をいただいたと考えております。

 また、イベントの当日は184名が参加されました。もちろん、当日どうしても都合がつかないという方もおられたということです。184名が参加し、最大83組のマッチングが可能な中で、63組のペアが成立しました。男性100名と女性が84名参加され、そのうち、お一人がちょっと途中で抜けられたので、女性83名、これが最大のマッチングの可能性の数ということであります。その中で、63組のペアが成立しました。マッチング率は75%ということになります、83分の63ということで75%。多くの方々に新たな出会いの機会を提供することができました。

 さらに、参加者アンケートでは、94%以上の方から「満足」との回答をいただくなど、参加者の皆様からご好評をいただきました。

 そして、10月10日土曜日になりますが、今度は高岡古城公園で今年2回目となる出会い応援大規模イベント、タイトルは「たかおか秋空恋さんぽ」を開催する予定にしておりまして、来週17日月曜日から参加者の募集を開始いたします。

募集人数は、男女各100名の計200名、県内在住の20歳から39歳までの独身の方を対象としています。

イベント内容は、企画監修者である婚活コーディネーターの荒木直美さんによるセミナー、また、恋活をテーマとしたロゲイニング、そして、フリートークで、前回と同様に充実した内容を準備しています。

 参加申込みは、イベント特設サイトにある申込みフォームから受け付けます。特設サイトは、「たかおか秋空恋さんぽ」で検索していただけます。出会いを希望する若い皆様には、ぜひご参加いただきたいと思います。

 富山県では、出会い・結婚を希望する方のニーズが多様化する中、アプリを活用したデジタルによる取組と、出会い応援イベントなどのリアルな取組を組み合わせながら、それぞれの方が自分に合った方法を選択できる環境づくりに取り組んでいます。今後も出会いを希望する皆さんの思いに寄り添い、1人でも多くの皆さんの出会いの希望がかなうよう、応援をしてまいります。

詳細は、人口未来課へお問合せください。ぜひ皆様、周知、広報にご協力をお願いいたします。

3.潜在保育士の掘り起こし実証実験について

 発表項目の3点目、潜在保育士の掘り起こし実証実験についてです。

 保育人材の確保に向けて、保育士の資格を持ちながら、保育の現場で今は働いておられない、いわゆる「潜在保育士」の皆さんが、保育の現場に戻っていただける環境を整える仕組みづくりを検証するために、民間事業者が提供するサービスを活用して、富山県全域において、潜在保育士の掘り起こしに関する実証実験を実施することとします。

 実証実験期間は、お盆明けの8月17日月曜日から11月30日までの約3か月半行う予定にしています。

 この実証実験では、潜在保育士の皆さんにとって、様々な理由により、いきなりフルタイムで働くことがちょっとハードルが高い場合であっても、短時間や単発勤務から始めるなど柔軟な働き方で、現場へ戻るきっかけづくりにつながる可能性、また、潜在保育士の皆さんが現場に戻ってくる機会が生まれることで、復職への不安感を徐々に取り除き、継続的な就業や中長期雇用など人材確保につながる可能性、これらを検証していきたいと考えています。

 また、県としては、この実証実験を通じて、現場に保育人材が確保されることで、現場での余裕が生まれ、こどもたちと向き合う時間がより充実するなど、保育環境の拡充につなげていければというふうに考えています。

 この実証実験開始の背景と趣旨についてご説明をいたします。

 保育士の県内有効求人倍率は3倍を超えるとともに、少子化の影響もあり、新規の保育士登録者数も年々減少しているなど、保育の現場も他の業種と同様、人材不足になっています。出生数は減少傾向にあるものの、保育の質の向上に向けて、人員配置を手厚くすることや、病児・病後児保育の需要増、また、今年度から本格的に開始された「こども誰でも通園制度」など、現場における保育士ニーズは減っておらず、保育士の確保は急務となっています。

 一方で、県においては、保育士資格の登録を行っていますが、現在の制度上、他県からの転入、他県への転出、現在の就労状況などは、実は追跡できないんですね。具体的な潜在保育士の数などの把握は、現状では難しい状況です。保育園の採用担当者からも、「県内のどこに保育士がいるのか」という声を多く聞いています。ただし、県内にも一定数の潜在保育士がいると想定されるため、その潜在保育士の皆さんが再び保育の現場に戻ることができれば、人材確保につながるのではないかと考えています。

 こうした状況を踏まえて、潜在保育士の皆さんを顕在化するため、民間提案制度を活用し、これらの課題解決の糸口を探ることにするわけです。

 この民間提案制度において採用されたのが、今回の実証実験をご提案・ご協力いただくエンパワー・サポート株式会社さんです。同社が提供するサービス、「ちょこっとほいく!」を活用し、冒頭で申し上げた短時間・単発勤務から始める仕組みを潜在保育士の皆さんに提供することで、保育施設と潜在保育士につながりを持っていただき、潜在保育士の顕在化につなげたいと考えています。

 このエンパワー・サポート株式会社については、東京都の日野市や大阪府の枚方市など、他の自治体での潜在保育士掘り起こしに関する実証事業の実績をお持ちですので、本県においても十分に実証の効果を出していただけるものと期待をしています。

 この「ちょこっとほいく!」というサービスですが、潜在保育士の皆さんには利用料はかかりません。保育施設側の皆さんは、通常であれば利用料がかかるんですが、この実証実験期間中はサービス利用料は無料となっています。ぜひこの機会に実証実験にご参加いただければと思います。

 なお、この実証実験にご参加いただくには、「ちょこっとほいく!」への登録が必要となります。富山県のホームページなどで専用フォームを用意していますので、ご関心を持たれた潜在保育士の皆さん、また保育施設の皆さんには、ぜひ登録を検討いただければと思います。

 この件、詳細については子育て支援課へお問合せください。

4.富山県米国訪問団派遣結果について

 発表項目の4番目、富山県米国訪問団の訪問結果について、まだ戻ってきたばっかりで、完璧にまだまとまっていないんですが、手短に報告をさせていただきます。速報ということでご理解ください。

 7月28日から8月6日まで、米国へ行ってまいりました。8泊10日という行程です。ロサンゼルスでは、富山県の多彩な魅力を発信する観光プロモーションを実施いたしました。続くシリコンバレーでは、スタートアップエコシステム形成に向けた意見交換会などを行いました。その後、オレゴン州では、友好提携35周年記念行事などに出席をいたしました。

 ロサンゼルスでは、外務省が設置する文化発信拠点のジャパン・ハウス・ロサンゼルスにおいて、現地旅行会社やメディアを対象に観光セミナーとレセプションを開催しました。私からは、「立山黒部アルペンルート」、「世界遺産五箇山合掌造り集落」、そして、今年10月に一般開放される「黒部宇奈月キャニオンルート」をはじめとした、本県の観光資源をご紹介いたしました。とりわけ、黒部宇奈月キャニオンルートは、多くの皆様から関心を寄せていただきました。現在キャニオンルートツアーの旅行商品については、販売は大変好調で、すでに今年度の販売分はかなり完売に近い、わずか残っているというふうに伺っておりまして、来年度に向けてはインバウンド向けのセールスにも取り組んでいきたいと考えます。その後、県から同行した観光事業者からも観光の魅力をお伝えしたほか、レセプションでは「富富富」を使ったます寿司をはじめ、富山県産食材を使った料理や地酒を囲んで懇談いたしました。

 一般消費者向けには、和菓子作りのワークショップを行い、来場者に和菓子文化や富山の自然、観光地を紹介いたしました。世界有数の旅行ガイドブック出版社であるロンリープラネット社と連携した富山のPRも行いました。

また、ジャパン・ハウス・ロサンゼルス内の和技WAZAショップについては、県産品の展示販売を行う「富山フェア」を8月31日まで実施中です。

 また、在ロサンゼルス日本国総領事館を訪問し、室田総領事からカリフォルニア州の一般事情についてお話を伺ったほか、JNTOのロサンゼルス事務所では、青島所長から現地旅行者の動向、富裕層の誘客促進について助言をいただきました。

ジェトロ・ロサンゼルス事務所では、梶田所長からロサンゼルスの経済とビジネスの現状、また、日本から輸出される農林水産物・食品の状況について、お話を伺い、意見交換を行うとともに、米国へ進出している現地企業、CMX Metalsを訪問し、サーキュラーエコノミーの先進事例を視察してまいりました。

 このほか、南カリフォルニア富山県人会の皆様と交流会を開催し、米国での富山県での魅力をさらに発信するため、引き続き現地でのご支援・ご協力をいただくことになりました。

 今回の観光プロモーションを契機に、今後、米国からの更なるインバウンド誘客を進めてまいります。

 次、シリコンバレーでは、スタートアップエコシステムの形成に向けて、現地のスタートアップ企業の一例として、Kanematsu Venturesさんなどや日本企業と連携するベンチャーキャピタルを経済グループの皆さんと一緒に訪問しました。また、本県関連企業、TISIさん、YKKさん、不二越さんの現地法人の皆さんと意見交換も行いました。シリコンバレーの魅力として、チャレンジしている企業家とそれを応援する投資家が多く集まり、エコシステムが形成されている、ことが挙げられます。本県でのエコシステムの形成には、特に若い方々に、こうしたシリコンバレーの環境を体感してもらい、意識改革を促していくことが重要であるとの意見で一致をしました。今後、連携に向けた仕組みづくりを検討してまいります。

 このほか、シリコンバレーでは、富山県人会との交流会も行いました。

 次に、オレゴン州では、友好提携35周年記念行事に出席したほか、日系のスーパー宇和島屋さんのビーバートン店で7月29日から8月4日まで開催した「富山フェア」を訪れました。現地では、全農とやまの柞山会長も駆けつけていただき、一緒に富富富をはじめとした富山県産品のPRを行いました。

 また、来年の春開業予定の、ジェイムズ・ビアードさんというのはとても有名な料理の達人と聞いておりますが、このジェイムズ・ビアードさんの名前をつけた公共市場開設場所を見学し、県産品を情報発信する際の活用について、責任者の女性と意見交換をしてまいりました。

 また、各種交流の活性化に向けて、オレゴン州経済局、ビジネス・オレゴンといいますが、ビジネス・オレゴンなどの関係機関や現地企業、これはKOKUSAI ELECTRICさんの米国デモセンター(仮称)などを訪問し、関係者との意見交換を行いました。

 今後の新たな交流としては、そろばん世界大会2027、The International Abacus Classicの富山での開催、これは来年の7月25、26日両日を予定しておりまして、北米珠算連盟の主催です。それから、ポートランド青少年交響楽団、Metropolitan Youth Symphonyの富山公演、これは来年7月5日の予定です。また、オレゴン州立大学と県内の大学等との新たな連携、そして今回の訪米で委嘱してまいりました国際経済交流コーディネーターによる県内事業者等への支援、この国際経済交流コーディネーターは、ロサンゼルス、シリコンバレー、そしてオレゴンでお一人ずつ、合計3名に委嘱をしてまいりました。

 オレゴン州経済開発局に対して、来年のT-Messe「富山県ものづくり総合見本市」への参加を強く働きかけてまいりました。

 今後、関係者と協議を進めていくことを確認しております。

 この件の説明は以上です。詳細につきましては、複数の部門にまたがっておりますので、資料記載の担当課までお問合せください。

 冒頭、私からは以上となります。

2.質疑応答

写真2

【記者】

 今回の発表と直接関係はないんですけれども、国のほうが今回の消費減税で、県の試算では169億円減るよという中で、国が穴埋めを今検討されていらっしゃるということで、これまでガソリンの暫定税率の際などは全額補塡したというケースあったかと思うんですけれども、国が穴埋めをするという方針への受け止めと、どの程度穴埋めをしてほしいというお考えかということ、ちょっとお伺いできればと思います。

【知事】

 ありがとうございます。

 高市総理が消費税減税を選挙公約として、今年の総選挙を闘われました。その当初から、消費税というのは、もちろん国にとっても大切な財源ですが、そのうち一部は地方にとって、特に社会保障、社会福祉関係の財源となっている大切な税源であるということを全国知事会としても強く申し上げてまいりました。そして、その選挙公約を実行される場合には、しっかりとそれを補塡してほしいということを言い続けてまいりました。

 今回それが通じて、いわゆる穴埋め、補塡をされるということ、これは我々としては当然のことだというふうに受け止めております。どの程度ということですが、それは当然、地方にとっての減収分の全てをぜひ補塡をしていただきたい、それをこれまで主張してまいりましたし、そうなるものと期待をしています。

【記者】

 その米国出張からちょっと確認なんですけれども、大学の関係の連携で、オレゴン州立大と県内大学ということで、県立大さんですとか富山大学さんとか、候補にあがると思うんですけれども、現地で、今後、大学さんといろいろ話を協議していきたいということでおっしゃっておられたかと思うんですが、このあたり今後のスケジュールを、どのように進めていきたいとお考えなのかをまずお聞かせ願います。

【知事】

 ありがとうございます。

 今回は、オレゴン州立大学を訪問しました。学長ともお会いをしましたし、実はジェンスン・フアンさん、NVIDIAの創業者でありCEOです。フアンさんがオレゴン州立大学の実は卒業生なんですね、ご夫妻ともに。そういったご縁もあり、世界最先端のスーパーコンピューターをオレゴン州立大学に寄附をされました。今、そのスーパーコンピューターを入れるための建物が絶賛建設中でありました。その状況も見てまいりました。来年の夏から秋にはそれが完成するということでありました。それをぜひ活用するために連携をできないかということ、先方の責任者からはそのような投げかけもありましたので、我々としては、それは望むところです、ということで持ち帰ってまいりました。

 県内の大学からも、もしそういう話になればぜひ前向きに考えたいということは事前に伺っておりましたんで、先方からもそういった対応も引き出しましたので、それを早速、こちらの大学の関係の皆様にお話をして、今後のスケジュールについては一緒に考えていきたいと思います。

【記者】

 ありがとうございます。

 そうしますと、来年の夏から秋にかけて完成するスーパーコンピューターをぜひ活用することを前提に、となると、それぐらいまでの間には、何かしらの協定なのか何か分かりませんけれども、結びたいということになるんでしょうか。

【知事】

 そうですね。もう少し申し上げますと、寄附をされたスーパーコンピューターを備えた施設が出来上がることから、富山県の高等教育機関との共同研究、あるいは学生や研究者などの交流をしてはどうかというご提案をいただいたところです。そのような内容にそって、今後、こちらの大学とオレゴン州立大学との私どもで橋渡しをして、後は直接、学者同士、あるいは大学同士、進めていただければと思っています。

【記者】

 ありがとうございます。

 米国訪問団に絡んでなんですけれども、先ほど知事のご説明の中で、キャニオンルートの販売状況について少し触れられたかと思うんですけれども、こちら今、JTBさんがいわゆる他の旅行会社さんも含めて、卸しという形で販売されていらっしゃると認識しているんですけれども、今年度の販売分、かなり完売に近いというふうに先ほどご説明がありました。これは、2,700人分ということのうちの大半が完売に近いような状態なんだというふうに理解すればよろしいんでしょうか。

【知事】

 そうですね。おっしゃるように、今年の分は10月からの一般開放なので、約2,700人の枠で、残り僅かというふうにJTBさんからは聞いています。

【記者】

 非常に好評な反応といいましょうか、国内外、国内が多いのかもしれませんが、反応ということで、来年度からはインバウンドも含めた対応ということなんですけれども、これ枠というのはどうでしょうか。どれくらいまで増やせそうなものなんでしょうか。

【知事】

 それは、もう当初から年間8,000という枠は、関電さんとの取り決めで決まっています。

【記者】

 ありがとうございます。では、来年度以降は、その8,000の枠の中で、インバウンドも含めて売り込んでいくという展望になるということですか。

【知事】

 そうですね。ただ、そういう意味では、今年始まるよと言いながら、十二分な枠ではないわけで、致し方ないとはいえですけれども、参加したいけどいただけなかった方もたくさんおられると思います。なので、例えば、宇奈月に来られたお客様には、黒部宇奈月キャニオンルートの見どころとか、さわりなどを何らかの形でお伝えするようなことで、高まっている機運をキープしていく努力をしたいと思います。

【記者】

 ありがとうございます。

 もう一点が、すみません、その観光に絡んで、すしサミットについてもちょっと触れさせていただければと思うんですけれども、こちら、会場が小倉ということで、北九州市だと思うんですけれども、せっかく富山県が先駆的に寿司を訴えて、北九州さんと後で連携したみたいな形になっていると思うんですが、それで、相手の本拠地でやるというのが若干悔しいんですけれども、どうでしょうか。

【知事】

 いや、こういったプロモーションは、悔しいとかメンツとかいうことじゃなくて、よりふさわしい場所でやればいいというふうに思っています。

 今回、じゃ、何で北九州かというと、さっきも説明しました。かなり大がかりなフードフェスがあるということです。なので、その勢いも借りてということで、隣接しているリーガロイヤルホテルで行うということで、ご理解ください。

 ありがとうございます、悔しがっていただいて。

【記者】

 6地域、横田知事もいらっしゃるということで、当然これ、新田知事も参加されるとは思うんですけれども、目指すところの地点として、例えば、今この6者による連携とかはあんまりないと思うんですけれども、何かしら広域観光で少し協力していこうという確認されるとか、何かそういった知事として到達したい狙いというところは今、どこに置いていらっしゃるんでしょうか。

【知事】

 そうですね。富山は富山のすし文化、もちろんます寿司もあり、かぶら寿司もありということを売りにしています。それから、江戸前の握りもいろんなお店が増えてまいりました。北陸すしアカデミーから新しい職人さんもどんどん卒業してきます。こんなことがうちの売りです。

 北九州は、やはり3つの海がぶつかっているということで、豊富な魚種が売りであります。それから下関はフグが有名です。そして、広島県は瀬戸内前、江戸前とかに対して瀬戸内前という言葉もあるそうで、横田さんがそんなことをアピールしておられます。それから石川県、福井県には、もちろん競争もしていますが、それぞれの売りもあるわけであります。それぞれの特色をアピールして、それをつなぐJR西日本さんと、何か楽しいことを今後仕掛けていけないかというふうに思っています。

 この「寿司といえば、富山」のブランディングキャンペーンも、寿司を売ろうということだけではなくて、寿司をきっかけに富山を売ろう、富山の自然、文化、あるいは産物、これを売ろうという、あくまで寿司はフックなので、そういう意味では、今回参加される他の自治体も同じ思いは共有しているというふうに思います。寿司を通じて、それぞれの魅力を発信する、そういったサミットになればというふうに思っています。

 ここに、JR西日本さんがうまく絡んできていただいて、いわゆる商売につながるような商品を造成していただくことにつなげていきたいと考えます。

【記者】

 そろばんの世界大会のことでお聞きしたいんですけれども、高岡市出身の方が理事長を務める連盟の主催で、富山市で開かれると思うんですけれども、この開催に至った経緯と、あと、どれほどの規模の方が来て、知事として期待されることだとか、世界大会を視察したご感想とかも踏まえて、ちょっとお聞きできますか。

【知事】

 ありがとうございます。

 日本では、今はもう小学校でもそろばんは教科としては教えていないんじゃないかと理解しておりますが、そんなそろばんが、海の向こうのアメリカで、本当にこどもたちが喜々として学んでいる姿を見て、正直言って、まず衝撃を受けました。と同時に、いわゆる言葉の壁はなく、世界に通じるものなんだなということも実感をしてまいりました。

 北米珠算連盟という組織があり、そこが主催して、このInternational Abacus Classicという競技大会が開催をされました。それが偶然ですが、今回私たちが行くことになっていたオレゴン州のポートランド市で開催をされました。そしてまた、現在の北米珠算連盟の理事長が富山県高岡市出身の坂林さんという方がやっておられるということ、これも非常にご縁を感じるところであります。

 そして、毎年、Classicは回り持ちだそうでありまして、来年の開催地が富山で決まっているということです。ちょっとでき過ぎた話かもしれませんが、そこらまでは予見でありますね。せっかく富山でやるんなら盛り上げていきたいなと、これは地元の首長として思っているところであります。というのは、海外からも100人、200人規模のこどもたちがこの大会に来ます。親も来られます。なので、結構大きな、ある意味じゃMICEの1つになろうかというふうに思いますので、これは富山県のグローバル化にも資するし、また一定の経済効果もあるのではないかというふうに思っています。

 それから、そもそもが、そろばんをこどもたちが一生懸命学ぶ、それを競い合あうというのは、これはこれでとても尊いことだと思いますので、この大会が成功するように応援をできればと思います。

【記者】

 ちょっと追加の質問になるんですけれども、まず発表項目から、すしサミット、参加自治体が今まで北九州と富山だけだったのが、北陸とあと広島、山口と増えたということで、これ、知事が前からおっしゃっていたすしのゴールデンルート、これにみんな入っていく、こういう流れになっていく、今後どうやって構想していくのか、見通しがあれば追加でお願いします。

【知事】

 そうですね。我々は楽しいことだと思っていますし、それが楽しく、かつ、富山なら富山の魅力を発信するよい機会を創り出していると思っていますので、参加されたい方はどんどん参加していただきたいと思います。

 といって、JR沿線びっしりと埋め尽くそうということまでになるかどうか、それは今後の流れですけれども、今回、まずは石川、福井は、北陸3県でいろんな取組をこれまでも一緒にやってきました。新幹線のこともあります。なので、積極的にお誘いをしました。そうしたら、乗っていただきました。下関は、北九州市とは海峡を挟んで向かい合わせなんで、日頃から交流があるし、また特色のある町でもあるので、北九州市さんから声をかけられたということです。そして、広島については、私から声をかけたということです。そうしたら、皆さん快諾をいただいたということで、今回結果として、6自治体が賛同して参加をいただいたということになります。

 先ほども言いましたが、寿司をフックに観光誘客、あるいは関係人口の創出、あるいは経済の活性化、こんなことにつなげていければというふうに考えて、各自治体も同じ思いだと思います。

【記者】

 もう一件、発表項目外で先ほど質問あったかと思うんですが、消費減税についてです。昨日、穴埋めの検討に入ったということであったかと思うんですけれども、全体として、今後財源についてどうしていくのかというところについての不安、懸念が解消されていないと思います。あともう一つ、2年後に元に戻せるのかという懸念もあると思います。その点、いかがでしょうか。

【知事】

 ありがとうございます。

 それは、私がここで心配することではなく、高市総理がいろいろとお考えになるんだというふうに思います。ただ、当初から時限で1回下げたものを上げるときが大変に困難も伴うであろうということは予想されていました。そうおっしゃる識者もたくさんおられました。なので、それでも今回、選挙公約ということで力強く実行されるわけですから、また元に戻すときも、責任を持って断行されるんだというふうに思っています。

【記者】

 昨日、新時代とやまハイスクール構想の意見交換会が行われたと思うんですけれども、いろんな意見が出たと思うんですけれども、知事はそれを率直にどう、今受け止められているかということと、あと、県内の高校教育の大きな転換という再編方針案が示されたということなんですけれども、意見交換会の出席者が富山で約60人、高岡で約50人と、ちょっと寂しいかなという感じがしたんですけれども、その辺、どうやって県民に今後届けていきたいか、伝えていきたいかというところを、ちょっとお聞かせ願えますでしょうか。

【知事】

 ありがとうございます。

 令和3年からですから、もうかれこれ5年間、この将来の県立高校のあり方について議論を続けてきました。議論であり、あるいは意見交換であり、あるいはアンケートであり、パブリックコメントであり、様々なやり方で意見を聞いてまいりました。都度、節目節目では取りまとめをして、そして、次のステップにまた移っていく、そのようなことをした結果、今どこまできたかというと、この新時代とやまハイスクールの再構築する上でのガイドライン、基本的な考え方を発表しました。また、令和11年度を目途にしております第1期の設置の方針の案、どちらも案ですが、を発表するところまで来ました。この段階で、また意見をお聞きしようということで開催しましたのが、昨日午前の富山、午後の高岡会場での意見交換会です。ちなみに、あと2回、8月23日に今度は砺波・南砺地域と、それから新川地域でやります。都合4回予定をしております。

 今回、富山約60名、高岡約50名ということでありました。この人数を多いと見るか、少ないと見るかは皆さんのご見解だと思いますが、私は、本当に熱意のある方々がそれぞれの会場に集まっていただいたというふうに期待をしています。教育関係者の方もおられます。現役の教師もおられました。また、現役の高校生、それから中学生もおられました。中学生や高校生にとっては、結構大人が多い会に足を運ぶというのは勇気が要ることだったと思うんですが、それを一歩踏み出して来てくれたことはとてもうれしく、また敬意を表したいというふうに思っています。

 やはり現場では、(記者の方も会場に)おられたというふうに思いますが、様々な率直なご意見、あるいは私どもにとっては厳しいご意見もいろいろいただきましたが、やっぱり直接意見を聞けたということは、とてもよい機会になったというふうに思います。今後、これからまた9月の県議会もあります。そこでもさらに、やはりこのことは議論になるというふうに思います。そして、今、あくまで案のガイドラインと案の設置方針、これを成案として次のステップにまた移っていきたいというふうに考えています。

 ともかく昨日発言された方々にも、「こどもまんなか」という視点をぜひ共通の土台として考えていきましょうということは強く、私としては訴えたつもりでございます。もちろん、そんなご意見ばっかりだったというふうに思います。

 例えば、高校3年生の女子高生、高校3年ですからもう、言わば富山県教育から卒業していく立場ですよね。でも、彼女が今回の新時代とやまハイスクール構想を見て、こんなわくわくするような新しい取組、すばらしいと、変わるなら思い切り変わってくれということを、言わば後輩たちへのエールであり、また後輩たちへのお姉さんとしての気持ちを伝えてくれました。

 それから、中学校1年生の男の子も参加してくれました。これはちょうど令和11年、第1期の設置をするときに高校生になる年代になります。彼は、この未来探求ハイスクールがとても魅力的に、彼にとっては見えたということです。ぜひその学校で学べるように、これから勉強も、また部活もしっかりと取り組んでいきたいというような決意表明もしてくれました。

 もちろんこどもたちだけではなくて、大人からもいろんなご意見もいただきました。こういったことをあと2回積み重ねて、それから、今パブコメも同時並行でやっております。このようなことから、今のガイドラインと設置方針案を、またこの新時代とやまハイスクール構想を前に進めるために、成案として磨き上げていきたいというふうに考えています。

【記者】

 もう一点、その新時代とやまハイスクール構想の中で、意見でも出ていたんですけれども、入試制度が変わらないのか、入試のあり方は変わらないのかという点については、知事は今、どう考えていらっしゃいますでしょうか。

【知事】

 そうですね。それは、この新時代とやまハイスクール構想の中にも、入試の制度についても見直しもするということは書いてあります。ただ、現時点で、まだ具体的にスケジュールがどうとかいうことまでは至っていないということです。

3.関連ファイルのダウンロード

【資料1】「すしサミット」の開催について(PDF:181KB)

【資料2】出会い応援の取組みについて(PDF:869KB)

【資料3】潜在保育士の掘り起こし実証実験について(PDF:548KB)

【資料4】富山県米国訪問団派遣結果について(PDF:655KB)

 

 

 

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