更新日:2026年4月28日

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定例記者会見[令和8年4月30日(木曜日)]

  • 日時:令和8年4月30日(木曜日)13時30分~
  • 場所:4階大会議室

1.知事からの説明事項・質疑応答

(※)配布資料は「関連ファイル」からご確認ください

内容 動画

<冒頭>

  1. クマの人身被害の発生について

<発表項目>

  1. 県有施設等におけるネーミングライツの新たな募集について
  2. 令和8年度県採用地域おこし協力隊員の募集について

【令和8年4月30日(木曜日)13時30分〜】知事定例記者会見(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

<質疑応答>

  1. クマの人身被害の発生について
  2. 県有施設等におけるネーミングライツの新たな募集について
  3. 中東情勢への対応について
  4. 春期のクマ捕獲について
  5. 赤澤経済産業大臣への要望について
  6. 県採用の地域おこし協力隊員について

2.記者会見録

( )内は、発言内容を分かりやすくするため補足した部分です。(※)は、発言内容を訂正した部分です。

1.知事からの説明事項

syasin01

(冒頭)クマの人身被害の発生について

 今日は発表事項2件ありますけれども、その前に、クマの出没について、まずお話をさせていただきたいと思います。

 昨日、富山市内でクマによる人身被害が発生をしました。報道されているとおりです。振り返りますと、昨日の午後7時43分頃、富山市森2丁目地内、小学校区で言うと萩浦校区です。40代女性がクマに襲われる人身被害が発生をしました。被害に遭われた方には、心からお見舞いを申し上げます。

 また、この被害発生場所付近の岩瀬赤田町地内において、クマが出没していることを受けて、本日の11時51分頃、富山市長が緊急銃猟を許可をされました。そして、12時59分頃、クマを捕獲したというふうに聞いております。ちょっと時間の正確なところは富山市さんに確認していただければと思います。で、この捕獲されたクマが昨日の人身被害を起こしたクマと同一個体かは、現在のところ不明と聞いております。

 既にマスコミの皆様にはお伝えしていますが、この事案を受けまして、関係機関への情報共有、また県民への注意喚起などを行うため、本日16時からツキノワグマ緊急対策会議を県民会館で開催をいたします。今月21日の会見でも、冬眠明けのクマ出没に対する注意喚起についてお願いしてきたところですが、クマが活発に活動する時期となりまして、遭遇するリスクが高まっています。不幸なことにその第1号が起きたということであります。

 県民の皆様には、クマっぷやとやまポリス、お住まいの自治体のSNSやホームページなど、外出される場合、あるいはこれからちょうど山菜採りの活発になる季節でもあります、山に入られる用事がある方は、クマの情報をチェックしていただいて、安全対策を万全にしていただきたいと思います。

 なお、今回、富山市森というところで、海からも近いところです。そこに出没したということでありますから、これは一昨日の「ワンチームとやま」連携推進本部会議でも、何人かの首長さんから河川敷の伐木について要望があったところであります。今回、海の近いところまで行ったということは、やっぱりこの河川敷ルートというものがあるんだという、改めて現実となったわけでありまして、この河川敷の伐木について、できるだけ早期に実施できるよう、検討してまいりたいと思います。

 それから、一方で、春の捕獲をするということを、以前から申し上げておりました。現在8回、春のクマの捕獲についての出動をしております。そして、目標を10頭以上としていたのですが、4月28日までで10頭の捕獲を実施をしています。実施場所は富山市の有峰地区です。有峰林道の小見線沿線で、この春のクマの捕獲をやっています。

 この春は、この有峰地区だけということになろうかと思います。そろそろ森の緑も茂ってきますんで、そうなると、春の捕獲の一つのポイントである「クマを認識しやすいときにやる」ということなんですが、だんだんとそれが認識しづらい状況になってきますんで、春の捕獲も、もうそろそろ今年度は終息かなというふうに考えております。ただ、目標である10頭以上ということで、10頭は今のところ捕獲したということになります。

 それから、出没の回数についてもちょっとお知らせしておきますと、先般も申し上げましたが、改めて申し上げると、令和8年に入っての出没ですが、1月に3件、2月に2件、3月に7件、そして4月に入って16件になります。合計、今年に入って28件の出没、目撃されたということになっております。ちなみに4月の16件というのは、過去5年、4月の平均は10件でありますから、今年はこれまでのところ多いということが言えるかというふうに思います。

 繰り返しになりますが、我々としてもしっかりと注意喚起をしまして、そして県民の皆様には、それをしっかりと受け止めていただいて、情報収集をした上で、対応していただきたいということをお願いをします。

 冒頭、クマの出没については以上となります。

1.県有施設等におけるネーミングライツの新たな募集について

では、発表項目の1件目は、県有施設などへのネーミングライツ制度の拡充についてご説明をします。

 県有施設へのネーミングライツにつきましては、本県としては第1例目として、四季防災館のリニューアルを機に導入をし、4月1日から「ALSOKとやま四季防災館」という愛称となっています。新たにオープンする施設などを中心に導入を進めていきたいと考えていますが、今後、より多くの企業との連携や協働を図るため、県有施設などへのネーミングライツ制度を拡充したいと考えます。県が施設を特定する「施設特定型」、今回の四季防災館のようなケースですけれども、これに加えまして、企業側が希望施設を選べる「提案公募型」という方法を追加をする、これが拡充のポイントになります。

 応募者から「対象とする施設」や「愛称」、「命名権料・期間などの条件」、これらを提案をいただくものです。ぜひニーズに合った施設を、企業の、あるいは民間の視点でご提案いただければと願っています。

 対象の施設は、一部の施設を除く、県有施設等全般とさせていただきます。施設の一部のみの導入も可能です。募集期間は令和8年5月11日の月曜日より開始をし、随時受付をします。募集資格は法人とさせていただきます。愛称の使用期間である契約期間は、愛称の浸透などを考慮し、3年以上を目安とします。詳細については、本日募集要項などを県のホームページに掲載しますので、そちらでご確認ください。

 全ての県有施設などを対象としておりますが、一部対象外となる施設もあります。これは、今ここにおります県庁舎など、行政権限を行使する、中立性・信頼性が求められる施設などについては、対象外とさせていただきます。

 導入までの流れをご説明いたします。募集期間は随時としていますが、企業などからのご提案をいただいた時点で、導入について検討し、導入すると判断しましたら、その後30日間はほかの企業の参入機会を確保した上で、募集の締切になります。県のホームページなどで「募集のあった施設名」と「募集停止日」を公表しますので、ほかの企業などにはご参考いただきたいと思います。

 募集停止後、選定委員会により、優先交渉権者を選定します。応募者が1名の場合も開催し、提案内容によっては、例えば提案額が低過ぎるんじゃないかとか、そういった場合には、応募者が1名だとしても優先交渉権者なし、という選定結果になる場合もあるということで、ご理解いただきたいと思います。そして、その後、優先交渉権者と契約内容等の詳細の協議を経て、契約を締結し、愛称を使用していくことになります。なお、詳細については、財産管理室の民間活力導入・財産活用課へお問合せください。

 ネーミングライツというのは、単なる広告枠ということは考えておりません。県と民間企業等との連携、協働を推進するパートナーシップと考えています。ぜひ積極的なご提案をお待ちしています。

2.令和8年度県採用地域おこし協力隊員の募集について

 2点目です。令和8年度の県で採用する地域おこし協力隊員の募集についてお知らせをいたします。

地域おこし協力隊の制度は、人口減少や高齢化などの課題を抱える地域が、都市部から人材を受け入れ、地域振興活動などを通してその地域への定着を図るという制度で、県内では現在、昨年度初めて県で採用した4名を含めて59名の隊員が様々な分野で、様々な場所で、活躍をしておられます。富山県では、明日5月1日から、今年度の県採用の隊員を3つの分野で4名募集したいと考えます。

 その分野ですが、まず1つ目、「すし職人養成校から始める『すし県とやま』発信隊」の募集です。幸せ人口1000万の実現に向けて、令和5年度から「寿司」を入口にブランディング戦略を進めておりまして、本年の3月には北陸初となる寿司職人養成校「北陸すしアカデミー」が開校しました。現在7名の方が勉強しておられます。第2期生以降も募集中です。

今回の地域おこし協力隊員には、この寿司職人養成校に潜入していただき、潜入といっても別に隠れていくわけじゃないですが、受講生の一員として入っていただき、富山の寿司文化を、実際に目で、体で体感いただきながら全国に発信し、富山への新たな人の流れにつなげていただく、そんな人材を求めています。今回初めて1分野で2名の採用を予定しております。寿司を愛し、寿司で富山を盛り上げていただける方の応募を期待をしております。

 2つ目の分野は、「地域住民と企業で働く外国人材をつなぐ『とやま多文化地域交流サポーター』」です。富山県の人口は減少傾向にある一方で、外国人住民は増加傾向にあります。また、労働力不足を背景に、今後、富山で働く外国人労働者の増加も見込まれます。今後は、国籍や民族などにかかわらず、誰もがお互いの理解を深め、認め合い、支え合うことが一層重要になると考えます。

 今回募集する隊員には、県内企業で働く外国人材と地域をつなぐ交流イベントの企画や地域活動への参加のコーディネートなどをしていただき、地域住民と外国人材とが、互いに理解し合い、交流を深め、安心して暮らせる多文化共生の地域づくりを推進していただきます。採用数は1名を予定しておりまして、多くの関係者と関わりながら、多文化共生推進に取り組みたい方の応募を期待しています。これが2つ目。

 3つ目の分野は、「眠れる農村の魅力を掘り起こせ!都市と農村をつなぐ『ハブ人材』」です。県内の農村地域には、美しい自然や文化、歴史、食事など「地域資源」がたくさん眠っています。一方で、地域の現場ではその価値に気づいておられなかったり、気づいておられてもどのように活用すればいいのか分からない地域も少なくないということです。

 そこで、今回募集する隊員には、農村地域に深く入り込んでいただき、埋もれている、あるいは眠っている地域資源の発掘や、その地域資源を活用したイベントの企画・サポートなどを通して、「農村ファン」になってくださる方々を呼び込む体制づくりを支援していただきます。この分野の採用数は1名を予定しておりまして、農村地域を育て、盛り上げたい方の応募を期待をしています。

 スケジュールですが、募集期間は明日5月1日から6月30日まで。7月に入って選考を行い、8月には採用者を決定し、10月1日の着任を予定しています。詳細については、募集要項などを県のホームページに掲載しますので、そちらをご確認ください。この募集に関する詳細は、中山間地域支援・移住促進課にお願いします。そして、3つの分野を申し上げましたが、応募ミッションの詳細については、資料に記載しておりますそれぞれの担当課へお問合せください。

冒頭、私からの説明は以上です。

2.質疑応答

syasin02

【記者】

 冒頭発言のクマについてなんですけれども、状況は今ほどご説明いただいたとおりかと思うんですが、やはり今回、河川敷を通ってきた可能性が今のところ高いということで考えられていまして、富山市の海に近いような場所ですから、住民の皆さんも注意を呼びかけるにしても、なかなか、いつどこに、どう出てくるのかが読みづらいような状況になっているという認識なんですけれども、このあたり、県民の皆さんに改めて、例えば朝夕の散歩とかそういったのを控えるように呼びかけられるとか、注意喚起のあり方ですね、今後についてはどのようにお考えか、お聞かせ願えますでしょうか。

【知事】

 春になりまして、冬眠明けのクマの活動が活発になる時期となったということです。当然、人も動いておりますので、遭遇するリスクが高まってきたと。今回それで人身被害につながったということになります。

 といって、家の中にずっとこもってくださいということは申し上げるつもりはありません。やはり先ほど来、申し上げているように、情報をしっかりと取っていただく、特に出没情報、自分の家の近隣で出没したという情報があれば、まず警戒のレベルをそれぞれで上げていただく、その上で、これも何度も申し上げておりますが、対策を講じて外出をしていただきたいということであります。

 それから、その場合は単独行動を避けてくださいということも申し上げてきました。クマによる人身事故は、今回もそうでしたが、お1人でおられるときのほうが多いと言われています。それから、出会い頭で事故が起きてしまうことも多いということですから、鈴やラジオで音を出しながら、こちらの存在を知らせるということが大切ということ。

 それから、後の方に迷惑をかけないということで、例えばキャンプに行かれる、あるいはバーベキューをされる、そんなときの余った食べ物、あるいはごみは必ずご自分で持ち帰っていただく、誘い出さないようにしていただく、そんなことも心がけていただきたいというふうに思います。

 万が一、クマと遭遇した場合は、背中を見せずに、ということが大切だと言われています。慌てずにゆっくりと後ずさりして、距離をだんだん離していくということ。結局、お一人お一人の注意深い行動にまつことが多いと思います。それがご自身の被害を防ぐ、あるいは小さくすることになるというふうに思います。

 出没情報の確認が大切だと申し上げましたが、これについては「クマっぷ」というもの、これも前に申し上げましたが、リニューアルして、より視認性も高くなりましたし、リアルタイムの情報が表示できるようになりました。先ほど申し上げたように、現在の出没件数28というふうに表示をされておりますが、このようにリアルタイムで表示をしますので、ぜひ活用していただきたいと思います。

 それから、県警察の公式アプリ「とやまポリス」でもタイムリーな情報が把握をできますので、外出の前、あるいは山林に入る前には必ずチェックをしていただきたいということです。ほとんど繰り返しなんですが、ぜひ人身被害にあたり、改めて皆様に確認をしていただきたいということでございます。

【記者】

 ありがとうございます。5月の連休に入るということで、観光客の方ですとか、帰省される方も多いと思います。こういった方には、なかなか県発信のものが届きにくいような環境にあるかとも思うんですけども、ここについては何かお考えはありますでしょうか。

【知事】

 そうですね、それはやはり報道機関のご協力にまつところも大きいと思います。ただ、今回の富山市での出没は全国ニュースでも流れています。なので、ゴールデンウィークの目的地に富山県を選んでくださる方々にも、そんなところから情報が届いていることを期待をしていますし、その情報をキャッチされた方は、ぜひ次のアクション、富山県のホームページを見るとかいうアクションをしていただいて、決して旅行をキャンセルされるのではなくて、準備をした上で、連休を富山県で楽しんでいただきたい、そのようにお願いをしたいと思います。

【記者】

 ありがとうございます。もう1点、先ほどできるだけ早期にということで、河川敷の伐木についても触れていただきましたが、これについては何か目途として、できるだけ早くというところで、目途と言いましょうか、そういったものは伺えることはありますか。

【知事】

 それは、今日16時からツキノワグマの緊急対策会議を開催しますので、ただ、河川によってやっぱり管理者がありますので、関係者もいろいろおられることから、こういった会議の場で情報をまず共有して、その上ですぐに打ったほうがいい対策、あるいは中期的に打ったほうがいい対策、それからゾーニングのこともこの前の「ワンチームとやま」連携推進本部会議で説明しましたが、そういったある程度中長期的な対策などに分けて、それぞれどう役割分担をしていくのかということにしたいと思います。

 また、現実に海の近くで出没したということ、この早い時期にですね、という現実をみんなで直視しまして、やはり一日でも早い伐木の実施、これについては道をつけていければというふうに考えています。

【記者】

 ありがとうございます。

 発表事項に移ります。ネーミングライツの提案公募型についてなんですけれども、担当課なのかもしれませんが、対象施設は現在、何施設ぐらいあってですね、提案にもよりますが、県としてはどの程度の提案があるといい、というふうにお考えなんでしょうか。

【知事】

 (対象施設の)トータルの数はちょっと今は把握していません。でも、基本的にさっき言った、例えばこの県庁舎のように、権限の行使の拠点になっているようなところ以外は、基本的には対象というふうにお考えいただきたいと思います。新しい制度ですんでね、特に目標など立てるもんでもないと思いますが、金銭的な収入も一つでありますけども、それだけが目的ではなくて、先ほど申し上げたように、官民連携の一つの形であり、パートナーシップの形の一つというふうに捉えていますので、特に目標は定めていません。

 そして、応募される企業、あるいは提案される企業、法人、それと私ども施設の設置者である富山県、そしてまた利用される県民の皆様、この三者が「三方よし」になるような制度として運用していきたいと考えています。

【記者】

 ありがとうございます。

 最後にします。発表項目外なんですけれども、中東情勢に関するところで、知事先日来、補正予算も視野にいろいろ支援策を考えていきたい、というふうにお話しいただいておりますが、先週末ですけれども、高市首相が、現段階では政府としての補正については考えていないというようなことで発言をされておられます。これは前からもおっしゃっておられたんですが、改めてという形になります。

 そうしますと、県単独で補正を組むという形が今のところ濃厚なのかなとも思うんですけども、こういった状況についての知事のお考えと対応についてお聞かせください。

【知事】

 ありがとうございます。補正を組むお気持ちはないというのは、これは高市総理、なられたときからの大きなポリシーなので、それはそれで受け止めたいというふうに思います。ただ一方で、地方では地方の状況に従って補正が必要なこともある、その場合は躊躇しませんということは申し上げたとおりです。

 ただ、令和8年度当初予算でも経済対策などはいろいろと既に盛り込んでいます。富山県経済循環加速化パッケージ、大きな金額の予算でたくさんの事業も盛り込んでありますので、それでかなりのものは対応できるのではないかと思いますが、それでも、各部局から補正の提案が上がってきたら、それは躊躇せずやる、ということであります。

【記者】

 まず、クマの関係ですけれども、春のクマ捕獲について、今回、目標の10頭に達したという発表がありましたけれども、その際に、ハンターの育成というのも、今回の名目の一つだったと思いますが、そのあたりで苦労した点ですとか、今後の課題などというのは今回見つかったのか、教えていただければと思います。

【知事】

 はい、ありがとうございます。今回実施した場所は、先ほども申し上げましたが、富山市の有峰地区ということであります。なぜそこを選んだかというと、そこにベテランのハンターさんがおられる、ということであります。なので、その方々に実施をしていただき、そこにまだ経験が浅いハンターの方々も一緒に参加していただき、ベテランのアクションを見ることによって今後につなげていきたいという、そのようなことで、そのベテランのハンターさんを先頭に、経験の浅い方々も一緒に、この春の捕獲を行うと、そんな態勢をとりました。そういう意味では、8回出動したわけでありまして、それから10頭の捕獲も今しているということで、当初の初期の目的は達しつつあるというふうに思っています。

 ただ、横展開まではまだ行っていないというのが、今年の春の捕獲の実情であります。今後、どうすればほかのエリアにも広がりを見せていくのかということが、課題と言えば課題であります。そのあたり、実はまだ終わったわけじゃないので、春の捕獲、ingなので、一段落したところで、今後への課題点などをまとめて、改善をしていきたいというふうに考えています。

 ただ、緊急銃猟については、これからもどのエリアでも許可されうることなので、そんな際に、今回の有峰地区でのベテランの捕獲の仕方を学んだ方々が、それを生かして、今後の各地での緊急銃猟にあたっていただくという、そんな効果はあるとは思います。

【記者】

 ありがとうございます。

 もう1点、発表外のことですけれども、今週の月曜日に、知事、赤澤経済産業大臣のところへ面会に行かれて、特に魚津の半導体の工場についての支援を求めたと思いますけれども、それを受けて、今後、富山県として半導体にどのぐらい力を入れていくのかという、知事の所感を伺えますでしょうか。

【知事】

 はい、ありがとうございます。月曜日に赤澤経済産業大臣兼、今は本当にいろんなミッションも持っておられて、一つは中東の状況の緊迫化において、重要物資を確保するというお役目も担っておられます。

 今回は、3つのことをお願いしてきました。1つは今、おっしゃった魚津市に計画をされている半導体企業の大規模投資、これへの国の支援をお願いをしたいと。2つ目が今、国の地域未来戦略に呼応して、「地域産業成長プラン」というものをつくっています。先日もその推進する会議を開いたところでありますが、それへの国の支援もお願いをしたいと。もちろん、国の政策に呼応するわけですから、いろんな支援はあると思いますが、特に富山県にもお願いしたいということ。

 そして、3つ目は中東の物資の確保の関係であります。

今、富山県で策定中の地域産業成長プランには、この前の会議でも報道いただいたと思いますが、5つのポイントでやっています。そのうちの一つが半導体、データセンターという分野になっています。このクラスターを富山県でもつくっていこうということです。有名なところは熊本のTSMCであり、北海道のラピダスでありということですけども、そのようなものを、富山県でも十分可能性があるんじゃないかということで、5つの分野の一つにしています。

 その中で、やっぱり今回の魚津市でのタワーセミコンダクター社による大規模な投資計画というのは、そのクラスターの本当に核になるようなものになると思いまして、そのあたりを強く赤澤大臣にアピールをして、国の支援をお願いをしたということでございます。

【記者】

 その中で赤澤大臣の反応ですとか、それを受けて今後、県として国へ求めることというのは何かお考えはありますでしょうか。

【知事】

 お願いするのは、もちろんやっぱり財政的な支援が大きいですよね。タワーセミコンダクター社も、国からの支援というものを、やはり投資決定判断の大きなポイントに置いておられますので、そのあたりを強くお願いをしたところでございます。大臣からは、ぜひ力強く後押しをするために、いろんなステークホルダーがいますから、それからもちろん、ほかの地域からも同じような提案、それぞれが特色を持って力強い提案だと思いますが、いろんな提案があるので、そのあたりとの調整を加速するという、そんなお言葉をいただきました。

【記者】

 地域おこし協力隊の件なんですが、昨年初めて4人を採用して、今回、新たに4人を追加するということなんですけれども、昨年初めて採用したことの成果といいますか、そのあたりどのように見ていらっしゃいますでしょうか。

【知事】

 はい、ありがとうございます。おっしゃるように、昨年度、富山県として初めて採用しました、4人。で、実は今日の御紙にも取り上げていただきましたが、まず1人は移住情報の発信を担当してもらっています。

 自らはオートバイがとてもお好きな方で、富山県で地域おこし協力隊として発信を担当しながら、ライダーハウスもやりたいという夢を昨年語ってもらいました。それが早くも実現した、という今日記事を拝見してうれしく思いましたが、一方で本来のミッションもしっかりと果たしてもらっていまして、空き家や古民家の情報も戦略的に発信して、多いときは200万ビューを超える、いわゆる「バズる」という部類に入ると思いますが、そんな発信もして、実際に空き家の売却にもつながって、関係者から喜ばれたということもあります。それがお1人目。

 それからもう1人は、地域おこし協力隊の受入れ促進を担当する、そんな隊員もおられます。この方は元テレビの放送作家として活躍された方で、番組制作なんかも行ってこられた経験を生かして、県(隊員)の人だけじゃなくて市町村で活躍する隊員の人たちの様子をYouTubeで、プロの技で発信をしていただいているという方、これも成果が出ています。

 また、スポーツ振興を担当する隊員もおられます。これまでの経験や人脈を生かして、各種大会の支援、あるいは協賛の依頼などについて、これもいろんな実績を、また、自らもアスリートでいらっしゃるので、そんな視点からの発信も大変好評というふうに聞いております。

 もう1人はプロのライター、ライダーじゃなくてライターであった経験を生かして、とやま観光ナビの記事の執筆など、それからSNSの投稿などを通じて、県内外の観光情報を発信していただいています。

 それぞれにミッションを順調に果たしていただいていて、所期の目的を達しつつあるというふうに、私は理解をしております。

【記者】

 県のほうで、協力隊員、なかなか採用が進まなかったという背景には、市町村にも既に地域おこし協力隊がいて、そこをどう役割分担していくかというのが一つはあったかなと思うんですが、そのあたりはどのように見ていらっしゃいますでしょうか。

【知事】

 そうですね、市町村で採用されている協力隊員の皆さんは、やっぱり地域に密着して、そして、課題解決のために地域に入って、より深掘りしていかれる、そんな動きがメインだというふうに思います。

 一方、県で採用する場合は、やはり複数の自治体にまたがること、あるいは県全体にまたがること、こういった視点で活動を行っていただくということ、そのあたりが役割分担というか、目的の違いがあろうかというふうに思います。特に今のところ、バッティングして不都合があるとかそういう話は聞いていませんので、今のところ県の採用、それから市町村の採用、うまく住み分けができていて、ただ情報交換は結構やっていまして、相乗効果も成しながらできているのではないかと思います。

【記者】

 分かりました。

 もう1点、中東情勢に関連してなんですが、先日、首長さんとのワンチーム(とやま連携推進本部会議が)ありまして、首長さんから中東情勢いろいろ影響が出ているという、なかなか生々しい、例えば被災地の関連の(災害公営住宅)入居の(ための)ユニットバスが発注が追いつかないとか、なかなかそういった逼迫した状況がちょっと聞こえてきたかなと思うんですが、各地域の実情を受けて、改めて何かお考えあればお聞かせいただけますでしょうか。

【知事】

 はい、ありがとうございます。あまり多くはないんですが、県で対応できることはこれはもう、すぐやっています。それで、一方で、国に情報提供して国の調整によって、あるいは国の突破力によってやっていただくこともたくさんあると思います。

 これも赤澤大臣とお会いしたときにもお話をしたんですが、とにかく大臣には情報は本当にどんどん上がってきています、全国各地の、あるいは様々な分野の、あるいは様々な商品レベルまでの情報を持っておられました。なので、その上で、数日で一つ一つ目詰まりを潰していく、前提は全体量は確保できているということ、あと、行き渡らないのは目詰まりの理由があるからだと、それを潰していくのが自分の務めである、ということをおっしゃっていました。

 実は、「ワンチームとやま」連携推進本部会議の前の日だったんですが、事前に氷見の状況は伺っていましたんで、災害公営住宅の建設の遅れを菊地市長が大変懸念しておられた話も大臣にお伝えしたところ、地震の被害に遭われた方々の生活の再建につながる大変大切なことなので、それは優先して解決します、ということもおっしゃっていただきました。

3.関連ファイルのダウンロード

【資料1】県有施設等におけるネーミングライツの新たな募集について(PDF:351KB)

【資料2】令和8年度県採用地域おこし協力隊員の募集について(PDF:376KB)

 

 

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お問い合わせ

所属課室:知事政策局広報課企画・報道係

〒930-8501 富山市新総曲輪1-7 県庁本館2階

電話番号:076-444-3133

ファックス番号:076-444-3478

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