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更新日:2026年5月27日
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(※)配布資料は「関連ファイル」からご確認ください
| 内容 | 動画 |
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<発表項目>
<おわりに>
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<質疑応答>
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( )内は、発言内容を分かりやすくするため補足した部分です。(※)は、発言内容を訂正した部分です。

今日、私から冒頭2点、お話をさせていただきます。よろしくお願いします。
富富富の改良品種、「富山100号」の育成についてご説明します。
平成30年に富富富がデビューし、生産を推進して、令和8年産では、3,379ヘクタールに拡大をしています。富富富のデビュー以降も、うちの農業研究所において継続して品種改良に取り組んでいます。具体的には、高温耐性、病虫害耐性、収量性、取れる量ですね、それから品質、食味などのさらなる向上に取り組んできました。
今回、収量性の向上を目指して育成した品種「富山100号」が完成し、去る3月に農林水産省へ品種登録出願をしました。農業団体とも協議をして、今後のスケジュールの見通しができましたので、本日、報告にこぎ着けたということです。
富山100号の特徴について説明します。現行の富富富には、「冷めてもおいしい、高温に強い、いもち病に強い」などの特徴があるんですけれども、富山100号は、その特徴をそのまま受け継いでいます。その上で、一部の地域・生産者から富富富は収量が低いんじゃないかという課題が指摘されていましたが、この富山100号は、その課題に挑戦してきまして、粒の大きさを改良した、ということです。
昨年の結果では、1,000粒当たりの重さが22グラムから23グラムになり、10アール当たりの収量は、546キロから562キロになりました。1,000粒で22から23グラムというのはどういうことだということですが、約5%収量が増えるようになったということでご理解いただきたいと思います。
今後、導入に向けては、県内の気象条件や、ほ場条件が異なる地域で栽培実証を行い、そこで生産されたお米を実需者に評価していただくことが必要となります。栽培実証については、今年は県内の4か所で、そして令和9年は全14農協のエリアで行いまして、令和10年から11年は、数十ヘクタールへの大規模実証と規模を拡大していきたいと考えます。こうした栽培実証を通じて、実際に収量が向上するのか、生産に課題がないのか、などを確認をしてまいります。
また、今年度中には、この富山100号について、富富富という銘柄名で流通するための品種群登録という、これは農産物検査制度の手続ですが、これを進めてまいります。
また、栽培実証で生産されたお米を用いて、富富富を取り扱っていただいているコメ卸、外食、中食の事業者などの実需者に、食味や品質が富富富と変わりなく、おいしいかなど評価を受けたいと考えます。
このように栽培面や品質・食味の評価を確認した上で、令和12年頃の導入に向けて判断していくこととしています。
最後に、富山100号の写真になります。玄米の見た目では、コシヒカリに比べて白濁した粒が少なく、富富富と同じくきれいになっています。また、稲の姿は、富富富と同様にコシヒカリよりも丈が短く、倒れにくい品種です。この富山100号の導入によりまして、温暖化に対応した米産地づくりを一層進めていきます。
詳細について、この件は農産食品課にお問合せください。
なお、あそこ(会場)に現物があります。コシヒカリ、それから富富富、それから100号、それぞれ1,000粒ぐらいあるそうですけども、それをまたご覧ください。今の白濁とかそんなところは実際見ていただければ、お分かりになると思います。
発表項目の2点目、下新川海岸における新たな高潮予報の開始についてです。
新しい防災気象情報の運用が明日から始まることになっています。その中で、今回新設されたのが、この高潮予報海岸(※)で、富山県の下新川海岸、黒部市から入善町、朝日町にかけての海岸が、全国で初めて指定をされました。ここで「新たな高潮予報」が導入されることとなりました。これらのことについては、去る25日に、国や県から既にプレスリリース済みですが、本日改めて説明をしたいと考えます。
まず、「新たな高潮予報」の概要について説明します。
現在の高潮に関する予報・警報については、「潮位の予測」を基に、気象庁が発表しています。これに対して、「高潮予報海岸」に指定された海岸では、従来の潮位の予測に加えて、波が海岸の堤防などでせり上がる高さ「波の打ち上げ高」を反映し、より精度が高い予報・警報が行われます。警報などの発表は、国土交通省、気象庁、そして富山県が共同で行います。
次に、下新川海岸における高潮予報海岸の指定ということの意義について申し上げます。
下新川海岸では、主に冬に高波が押し寄せて、過去から幾度も被害が発生しています。近年では、平成20年2月の「寄り回り波」による高波被害がありまして、このときは死傷者も出ております。大きな被害がありました。寄り回り波は、富山湾特有のうねり性の高波で、風や波が比較的静かになった頃に不意に打ち寄せる特性があります。
平成20年2月の高波被害の際は、高潮警報が発表されていない状況だったんですけれども、今後、仮に同じような高波が発生した場合、事前に県民が高波の危険性を認識できるリードタイムを取って発表されることが見込まれます。
今回、下新川海岸で波の打ち上げ高を反映した予報・警報がされることは、これまで以上に、的確な避難判断につながる大変意義があるものと考えております。これは、気象庁、それから国土交通省、それから本県、それぞれの持つ知見などを持ち寄って合わせた結果、このようないわば進化した形の予報が出せるようになったということでご理解をください。
間もなく雨が多く降る時期、いわゆる「出水期」を迎えます。富山県では、県のウェブサイト「富山県河川海岸カメラ・水位情報」や、「とやま河川(かわ)メール」により、河川やダムの水位などに関する情報提供を行っておりますので、最新の防災情報の入手にご活用ください。
また、今年度も「ダムの緊急放流を想定した避難訓練」を行います。白岩川ダムと子撫川ダムにおいて、住民の皆さんや市町村と連携して訓練を行い、大雨に備えてまいります。
昨年の夏は、7月末まで記録的な渇水状況でしたが、一転して8月上旬には、大雨により、県内各地で被害が相次ぎました。県民の皆さんには「自らの命は自ら守る」という意識をお持ちをいただき、明日から始まる「新たな防災気象情報」をご確認いただきたいと思います。
また、「河川氾濫、大雨、土砂災害、高潮」の各情報が発表された際に、どのような行動をとるか、避難経路や避難場所などを改めて確認をお願いします。
詳細について、この件は河川課にお問合せをください。
以上2点を発表しましたが、終わりにもう一点、ちょっとお話をさせていただきます。
富山エアポートと株式会社ギックス、これは東京拠点のデータ分析、コンサルティング会社ですが、この富山エアポートとギックスによる包括連携協定が結ばれます。
先般4月15日の定例会見では、富山空港の運営会社である株式会社富山エアポートの新たな取組、カターレ富山との包括連携協定の締結について、私からもお伝えしたところですけれども、今回さらに、新しい取組が行われることとなりましたので、紹介させていただきます。
富山エアポートにおいては、本県への来訪需要の創出や投資・人材の呼び込みのほか、空港DXの推進により、データに基づく空港運営の高度化と利便性向上を図り、安全性と効率性を両立した空港運営を目指して取り組んでおられます。
今回、富山エアポートと、東京に本社を置くコンサルティング会社「株式会社ギックス」との間で、空港を起点とし、県内でデータ・AIなど次世代を担う人材の雇用創出、また、空港を実践の場とし、新たな産業やサービス開発を行うことなどを目的とした包括連携協定を締結することになりました。
協定の締結式を6月4日の午前11時から、空港ターミナルビルで行うこととなりましたので、お知らせいたします。
今ほど触れました、株式会社ギックスにおいては、この夏頃になりますが、空港ターミナルビルの中に新たにオフィスを開設し、2人の社員の方、内1名は本県出身者と聞いておりますが、2名の社員が常駐され、県内への事業展開を図り、協定に基づく取組の推進につなげていくということです。空港ビル内に直接空港関連の業務ではないオフィスを開設し、本県内の拠点とされることは、これまでにない新しい取組ということでありまして、空港ビルのさらなる新たな活用形態ということで、今後、旅客以外での空港来訪者の増にもつながるものと期待をしています。
空港と地域経済の活性化という、今回のコンセッション導入の目的に沿った取組の一つになると受け止めておりまして、今後も、このような新しい取組が積極的に展開されるよう、県としても、引き続き富山エアポートと連携してまいります。
2件プラス1件、冒頭、私からは以上です。

【記者】
では、発表事項、富山100号についてお伺いしたいと思います。
担当課への確認事項かもしれませんが、これまでも富富富につきましては、様々品種改良を進めてこられたと先ほどご説明があったんですが、今回の収量性が向上するという意味での品種改良というのは初めて、ということでよろしいのかどうかを教えていただけませんでしょうか。
【知事】
いわゆる今の富富富、これは実は86号というナンバーがついていますが、でも、商品名としては富富富です。これができてからも不断の改良は続けているんですね。その中には、高温耐性であったり、また、そういう収量性のこともあったり、いろんなことをやっています。本当、試行錯誤の連続なんですね。今回は収量性において、上がる目途がついたということで、100号ということで発表することにした、ということです。
ただ、これで完成品ということではなくて、先ほども申し上げたように、やっぱり生き物ですから、ほ場のことや、あるいは地域によっていろいろな違いも出てこようと思います。それを実証実験を繰り返すことによって、最終的にしっかりと「富富富」という名前を冠して売る完成品に近づけていくということになります。
【記者】
ありがとうございます。
先ほどのお話にも少し触れておられましたが、生産者の方で、収量をちょっと多くしたいという声があったということのようなんですが、知事としては、実証実験を受けてだとは思いますけれども、今後の富富富の生産拡大における今回の富山100号の位置づけとか、意義ですとか、そのあたりどのように評価されていらっしゃいますでしょうか。
【知事】
今、3,000ヘクタール余りまで生産面積が増えてきました。でも、目標は、まずは1万ヘクタールに置いておりますので、さらに多くの生産者に、この富富富を手がけていただくということを目指しているわけでありますが、そのために、生産者にとっても、またもちろん消費者にとっても、より良い品種としていく、そのような努力を続けていかなければならないと考えております。
そんな意味で、今回のこの収量が5%ほどアップするということは、とても好材料になると思っています。こういったことも大いに発信をし、説明を丁寧にすることによって、扱っていただける生産者を増やしていく、(生産面積の)広さを増やしていく、そんなことにつなげていきたいと思います。
【記者】
ありがとうございます。
発表項目外、ちょっと先ほど最後におっしゃられた富山空港さんに関する報告なんですけれども、先だっての国際線等の利用実績等を話し合う会合で、富山エアポートの岡田さんのほうから、いわゆる空港の愛称をいろいろご提案があったかと思います。その後の取材ということなんですが、知事のほうから、愛称につきましては、いろいろと検討を進めていきたいという旨、ご発言があったかと認識しております。
その際に、「早急」というふうな言葉も使われたのかなと思うんですけれども、改めてそのスケジュール感ですとか、どういった目途で進めていくのか、または決め方というのもあると思います、公募ですとか、有識者の方から挙げてもらうとか、いろんなやり方が考えられると思うんですが、このあたり知事については、今どのようなビジョンを持っておられるのかお聞かせ願えますでしょうか。
【知事】
はい、ありがとうございます。
この前の会合の場において、新しく副会長に選任された富山エアポートの岡田社長から、ご挨拶とともに、とても意欲的な提案をいただいたということであります。現在の空港の愛称は、富山きときと空港、皆さんご存じのとおりですけども、決定してから10年以上が経過しているということ、一定の役割を果たしてきたものと私は考えております。
それから、これまでも経済界からもそういったご意見もいただきましたし、あるいは「ワンチームとやま」連携推進本部会議で市町村からもそんな意見も出ているところであります。
県としては、この混合型コンセッションの導入効果、先ほども新しい取組のことについて触れましたが、本当に意欲的に新しいことにどんどん挑戦をしていただいております。その混合型コンセッションの導入効果をさらに高める方向で、新しい愛称も検討すればどうかというふうにも、これまでも私も申し上げてきたところであります。
そうした中であの提案があったわけでありまして、富山空港の活性化を図っていきたいということでは、富山エアポートさんの岡田社長と県とは、そういう意味では同じ認識だったんだなというふうに受け止めています。
私としては、富山空港があくまで正式名称、これは今も過去もそうです、ここに、「高山」とか、「すし」とかを加えるという今回のご提案は、良い案じゃないかなというふうに思っています。新たな愛称の検討を進めていければと思っています。
スケジュール感という話もありましたが、今後、文字の表記、あるいは単語の並び、ブランディングの観点などもいろいろと考える必要があるというふうに思います。この「高山」という名称を加える案だとすると、やっぱりよその地名ですから、実は7月に定例のバイの岐阜県知事との懇談会を予定しておりますが、この懇談会までには決めていければというふうに思っています。
それで、どういうふうな手順を踏むのかということですけれども、今の富山きときと空港については、置県130年記念事業の一環として、県民の皆さんに、ふるさと富山への愛着を深めてもらおうという観点があったと聞いております。約1か月間の公募期間を設けて、審査会などで審査を経て決定したものです。今回の新たな愛称の提案の趣旨は、混合型コンセッションの導入による官民連携での空港運営が開始されたことをきっかけとして、現場目線によるさらなる空港の活性化につなげていく、そういう手法の一つと認識をしています。そのため、私としては公募を実施した前回とは空港の運営形態が違うことから、今回は運営事業者の視点、現場の視点を重視して進めていきたいと考えております。以上です。
【記者】
ありがとうございます。
そうしますと、知事の中では、「高山」と「すし」という2つワードがあがったわけなんですけども、これらを前提に進めていかれるということなんでしょうか。
【知事】
前提というか、良い案だなと今は思っております。
【記者】
ほかの言葉も含めてのご検討になるというふうに捉えればいいのか、岡田さんのご提案はその2つだと思うんですが。
【知事】
そうですね。
【記者】
これに決まったのかどうなのかというところが、ちょっと気になるところなんですが。
【知事】
いえいえ、まだ決まっていません。良い案だとは思っています。
【記者】
分かりました。
では、それも含めて検討されて、仮に、高山という場合については、先ほどおっしゃられた7月の会合があるわけですから、それまでにというような思いも持っていらっしゃる。
【知事】
ええ、それからやっぱり幅広く国内、それから世界の空港の名称に関する調査もしていかなければならないと思います。
【記者】
ありがとうございます。
すみません、もう一点なんですが、ちょっと今、同時進行形なんで情報が入っていなかったら申し訳ないんですが、富山地方鉄道さんの決算についてお伺いします。
先ほどから決算会見をやっておりまして、結果につきましては、鉄道事業については、前年よりも赤字幅が改善しておりまして、8億円超の赤字だったものが6億円超ということになったのと、全体ではさらに利用客数とか伸びていますので、赤字が営業収益ベースですが、4億円(※)あったものが1億円弱程度ということで、かなり改善をしているということだと思います。
申し上げるまでもないんですが、行政として支援等もされている中ですので、この決算結果について、できれば一言いただけないかなと思うのと、これが今後の再構築等の議論につきまして、どういうふうに受け止めていけばいいのかなというところにつきまして、知事の所見をお伺いします。
【知事】
はい、ありがとうございます。
おっしゃるように、ちょうど今、富山地方鉄道さんの決算発表が行われているということは聞いております。うちも株主でありますから、決算の概要については事務方から報告を受けています。
今ほどの繰り返しになりますが、鉄道事業に関して見ると、約6億7,000万円の営業赤字はやはりあるんですけども、前年度と比べますと、約1億7,000万円の大幅な改善というふうに聞いております。収入なんですが、鉄道事業の収入は、観光の利用者数が大きく伸びたということであります、9%増と聞いております。これが効きまして、前年度の決算に比べて1億円を超える増収ということです。
令和7年の日本全体の訪日客が過去最高4,268万人となったわけでありますが、そんな中で、立山黒部観光とも連携をしたプロモーション、また鉄道を利用したツアー造成に加えまして、令和8年度になりますが、ダイヤ改正で立山駅のノンストップ便、スーパーたてやまが設定されるなど、着々と観光客の利便性向上、今の8年度の件は、今回の決算には反映されていませんが、そういった前向きの姿勢もどんどん出てきて、観光客の利便性向上や利用の促進が図られていって、引き続き、さらなる収入増に結びついていくのではないかと期待をしています。
富山県では、先般、鉄道線の再構築に向けた新たな組織を立ち上げて、沿線の市町村、それから地鉄さんも含めて検討を始めたところでございます。地鉄さんにおかれましては、言うまでもないことですが、県民の足として県民に寄り添い、そして地域とともに発展を目指す、そんな観点で前を向いて取り組んでいただきたいというふうに思っています。
富山県としては、地鉄さん、また沿線自治体と一緒に、持続的な鉄道運営に向けて努力をしていきたいと考えています。そんな意味で、今回の令和7年度の決算については、大変明るい材料、うれしいことだというふうに思っています。我々にとっても励みになる決算になっていると思います。
【記者】
そうしますと、この後、再構築の議論、これは中身はこれからだと思うんですけれども、当然この決算の結果などを踏まえながら、活性化策も含めてご検討されていくことなんだろうと思うんですが、今後についていかがでしょうか。
【知事】
そうですね、我々、行政も投資ということをする、それから県民の皆様にもいろいろ参画をしていただくという基本方針のもとで進めますが、民間企業でありますから、やっぱり企業自身がお客さんを増やす、それから収入を増やす、この努力のために様々な知恵を絞っていただくことが大前提だというふうに思っています。そういう意味で、令和7年度の決算で、少し明るい兆しが見え始めてきたということ、これをぜひ追い風として、引き続き地鉄さんには前向きな努力を続けていただきたいと思いますし、我々自治体もそれに対して関わっていきたいというふうに思います。今後については、また検討会議の中でいろんな議論をしていきたいと考えています。
【記者】
発表外の部分で恐縮でございますが、先日25日に福井県の副知事に就任された武部衛さんがハラスメント対策について問われたときに、「さん」付けで呼んでください、というお話をされました。民間の企業で研修された経験があり、そのときに若手もベテランも肩書ではなく、さんと呼ぶことで、名前をリスペクトする文化を醸成するため、という意味でお答えになりました。
「さん」付けといえば新田知事、1期目から自分も含めてさん付けで呼ばれることを進めてこられたというふうに記憶しております。発表のときと別口で1回、お聞きしたことがあるんですけれども、改めて、さん付けにしたことによる、例えばこのハラスメント対策についてのお互いリスペクトする文化が富山県庁でも根づいたかどうかについて、お感じになっていることを教えていただければと思います。よろしくお願いします。
【知事】
はい、ありがとうございます。
私はその武部さんの発言は不勉強で知りませんでしたが、全く同じようなことをおっしゃったんですね。
おっしゃるように、令和2年の11月8日に就任したその日に、県庁の幹部向けの就任の挨拶の中で、「知事」じゃなくて、「さん」付けで呼んでくださいということを申し上げました。私の趣旨は、富山県をよくするということ、政策を考える、そのために議論をする上で、これは知事も副知事も、あるいは新任の職員も全くフラットな関係だと。ついつい肩書で呼ぶと、やっぱり肩書が一つの重みになってですね、フラットな議論をちょっと妨げがちなこともあるんじゃないかと。武部さんと一緒で、私も民間の頃からそんなふうに思っていましたので、そういったことをお願いしました。現場の情報がしっかりと風通しよくトップまで上がるような、そんな組織風土をつくりたいという思いもありました。
その時点では、パワハラ対策ということはあまり考えずにそう言ったんですが、やはりパワハラというのは、肩書をもってですね、相手に対して高圧的に対応するというようなことなんだと思いますが、考えてみると、県庁の肩書同士で呼ぶんじゃなくて、お互いが人間同士であるということですから、さん付けで呼び合うというのは、高圧的な態度とか、あるいは無理強いとか、そんなことを一定程度は抑止することにつながるんじゃないかというふうに思います。
【記者】
空港の話が出たんですけれども、本日、北九州からチャーター便が来まして、2泊3日でアルペンルートとかを回る、そんなツアーが初めて企画されて、話を聞きますと、北九州空港開港20周年で、富山に来るのは初めてということで、昨年から北九州との交流進んでいまして、こういった交流人口とか関係人口の拡大に着実に進んでいるなと思うんですけれど、改めてその手応えというのを聞かせていただけますでしょうか。
【知事】
はい、ありがとうございます。
北九州市の武内市長から、一緒にやりましょうよというお声がけがあったので、それからお互い行き来をし、それの間をつなぐJR西日本さんにも入っていただいて、三者での連携協定を結んだということであります。やっぱりそのJRさんはじめ旅行会社の民間の知恵で、いろいろな面白い商品も造成していただき、それも結構人気を呼んでいるようでありまして、最初ちょっと富山県から池に石を投げたことがですね、だんだんと波紋が広がっていい効果が出てきていると思っています。そのまた一環で、今回の北九州からのチャーター便ツアーが造成されたというふうに思っています。
もちろん職員がお出迎えに行っていますし、富山県、もともとホスピタリティの高い県だと思っていますが、初のチャーター便ということですので、行く先々で、富山県の味やら、あるいは景観やら、あるいはホスピタリティやら、これを大いに堪能してお帰りいただき、また、リピーターへとつながっていけばというふうに思います。
【記者】
すしによる連携ですね、今年も北九州、あるいは他の自治体とのいろんなお考えあるかなと思うんですけど、改めてちょっと展望などをお聞かせいただけますでしょうか。
【知事】
はい、ありがとうございます。
もともと3つの段階に分けて作戦を展開しているわけでありますけれども、まず、地元での認知、地元での広がりという意味では、様々な民間企業の参画などもあり、大分進んできたというふうに思っています。これからは、全国に、あるいは世界にアピールする局面に入っているということなので、そういう意味で北九州はじめ、このすしのゴールデンルートと、これも勝手に我々言っていますが、それに連なる他のエリアとの連携もさらに深めていくことによって、このすしブランディングの広がりを目指していきたいと思います。
【資料1】富富富改良品種「富山100号」の育成について(PDF:610KB)
【資料2】下新川海岸における新たな高潮予報の開始について(PDF:624KB)
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