更新日:2021年4月1日

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生誕120年―児玉希望展|富山県水墨美術館

近代日本画壇の巨匠・児玉希望(明治31~昭和46年)の画業を紹介いたします。広島県に生まれた希望は上京後、尾竹竹坡(おたけ・ちくは)に入門、ついで川合玉堂に師事して画技を磨き、大正10年の第3回帝展に初入選します。以後、二度の特選を受賞して画壇での評価を確立し、戦後は日展などを舞台に近代西洋絵画の研究にも意を注いで昭和32年から約一年間滞欧。水墨による抽象表現や斬新な解釈による仏画にも新境地を開き、晩年まで旺盛な創作を続けました。
生誕120年の節目に開催される本展では、幅広い作風を展開した児玉希望の代表作、約90点(展示替あり)を網羅して、風景、花鳥、歴史人物、抽象表現、さらには水墨画や油彩画など、初期から晩年までの画業の全貌を紹介します。

会期

2018年7月13日(金曜)~8月26日(日曜)

  • 前期:7月13日(金曜)~8月5日(日曜)/後期:8月7日(火曜)~8月26日(日曜)

会期中の休館日

月曜日(7月16日、8月13日を除く)、7月17日(火曜)

開館時間

午前9時30分から午後6時まで(入室は午後5時30分まで)

観覧料

[前売り]一般のみ550円
[当日]一般700(550)円/大学生350(270)円

  • 前売券の販売期間は、7月12日(木曜)までです。
  • ()内は20人以上の団体料金です。
  • この料金で常設展も観覧できます。
  • 小学校・中学校・高校等の児童・生徒及びこれらに準ずる方、18歳以下の方、各種手帳をお持ちの方は観覧無料です。

主催

富山県水墨美術館、NHK富山放送局、北日本新聞社

特別協力

広島県立美術館

制作協力

NHKサービスセンター

会期中のイベント

講演会「児玉希望の画業」

日時:7月14日(土曜)14時から
会場:映像ホールにて
講師:永井明生氏(奥田元宋・小由女美術館学芸主幹)

  • 聴講無料、申込不要

とやま室内楽フェスティバル2018ミュージアムコンサート

日時:7月15日(日曜)15時から
出演:アルネア・カルテット(弦楽四重奏)

  • 入場無料

学芸員による作品解説会

日時:7月28日(土曜)、8月11日(土曜)14時から
会場:企画展示室(申込不要・展覧会の観覧券が必要です。)

おもな出品作品

波濤群鶴(右隻)
《波濤群鶴(右隻)》昭和9(1934)年[後期展示]

花と銀鶏
《花と銀鶏》昭和25(1950)年

独立行政法人日本芸術文化振興会(国立劇場)

[前期・後期展示]

室内
《室内》昭和27(1952)年

広島県立美術館[前期展示]

雨晴
《雨晴》昭和15(1930)年

二階堂美術館[後期展示]

山

《山》昭和35(1960)年

広島県立美術館[前期展示]

仏蘭西山水絵巻(河)
《仏蘭西山水絵巻(河)》昭和32(1957)年

東京国立近代美術館[後期展示]

出品目録(PDF:265KB)

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お問い合わせ

所属課室:生活環境文化部水墨美術館 

〒930-0887 富山市五福777 

電話番号:076-431-3719

ファックス番号:076-431-3720

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