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更新日:2025年9月24日
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江戸期から続く諸流派の大家たちから青年画家たちへと主役が移り、「日本画」と呼ばれるものが近代に芽吹いたのは明治30年代から40年代でした。流派を超えて意欲ある若手たちが大小さまざまに集い、新たな日本の絵画を求めて切磋琢磨した多様性の中から「日本画」は鮮やかに花開いていったのです。時を同じくして開設された文部省美術展覧会(文展)は、彼らの活躍の晴れ舞台となっていきました。
本展では、文展や文展が始まる前の各展覧会で入選、入賞した作品を中心に、明治後期を彩った作家たち43名の優品をご覧いただき、「日本画」の展開を見つめなおします。「墨画×革命」(令和元年度)、「南画×近代」(令和4年度)に続く、近代の日本画や水墨画の系譜をたどる水墨美術館オリジナル企画展の第3弾です。
フランスのサロン(官展)に触発されて始まった文部省主催の公募美術展で、現在の日展の前身にあたります。明治40(1907)年に第1回展が東京・上野にて開かれ、以来大正7(1918)年までの全12回、毎年秋の恒例行事として開催されました。画壇の東西や流派、老若男女を問わず、あらゆる作家たちの作品が一堂に会し、現代まで受け継がれる名品の数々が発表されました。
「日本画×始動[blooming]:明治後期、花開く日本画と文展開設」チラシ(後日公開予定)
「日本画×始動[blooming]:明治後期、花開く日本画と文展開設」作品リスト(後日公開予定)
日本画×始動[blooming]:明治後期、花開く日本画と文展開設
2025年10月17日(金曜日)~12月14日(日曜日)
月曜日(11月3日、24日は開館)、11月4日(火曜日)、25日(火曜日)
午前9時30分~午後6時(入室は午後5時30分まで)
[前売]一般:700円(販売期間:2025年9月17日~10月16日)
[当日]一般:900円(700円)/大学生:450円(350円)
富山県水墨美術館、北日本新聞社、チューリップテレビ
イベントの実施については、当ページおよび当館SNSでお知らせいたします。最新情報をご確認の上、ご来館ください。
日時:10月25日(土曜日):午後2時~(開場は午後1時30分)
講師:古田亮氏(東京藝術大学大学美術館教授)
会場:映像ホール
定員:50名(先着順)
日時:11月15日(土曜日)、12月6日(土曜日):各日午後2時~
会場:展示室1・2
日本画×始動展会期限定のオリジナル和菓子をお楽しみください。
営業日:会期初日(10月17日)、会期中10月~11月の土曜日・日曜日・祝日(12月は冬季休業)
営業時間:午前11時~午後4時(ただし会期初日(10月17日)は午前10時~)
茶室「墨光庵」付属の茶庭(露地庭)を、期間・時間限定でご通行いただけます(下記地図の黄色部分)。当館南奥の離れにあります茶室側自動ドアから外に出ていただきますと、午後5時までの間は西側の駐車場まで通り抜けが可能となります。ぜひご覧ください。
開放日時:毎年3月~11月(12月~2月の冬季期間は、茶室ともに休業)
時間帯:午前9時30分~午後5時
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