安全・安心情報
トップページ > くらし・健康・教育 > 生活・税金 > 消費生活 > 富山県消費生活センター > くらしの安心情報(一覧) > くらしの安心情報第93号
更新日:2021年2月24日
ここから本文です。
くらしの安心情報第93号
くらしの安心ネットとやま
平成26年6月11日
NITE(ナイト)に通知された製品事故情報※1において、キャンプやバーベキュー等のアウトドアにおける製品事故※2が、平成20年度から24年度までの5年間に合計40件※3ありました。
被害状況別にみると、死亡事故1件、重傷事故10件、軽傷事故14件、拡大被害※43件、製品破損※510件等となっており、特にこんろ類などの加熱機器において、一酸化炭素中毒ややけど等、重篤な人的被害発生の割合が高い傾向にあります。
アウトドアでの製品事故は、製品に起因して起きる事故のほかに誤使用、不注意等の使い方にかかわる事故も多く、次のような事故が発生しています。
アウトドアでの製品事故は、製品の保管時や使用の際の注意によって未然に防げる事故が多くあり、キャンプやバーベキューを行う機会が増加する時期に際して、製品を正しく使用して事故を未然に防止していただくために、注意喚起を行うこととしました。
(※1)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故やヒヤリハット情報(被害なし)を含む。
(※2)テントやレジャー用折りたたみ椅子等のキャンプやバーベキューで使用されるアウトドア用品を中心に、アウトドアで使われたカセットこんろや七輪等の事故を含む。ただし、スポーツ用品である登山用品やスキー用品、水着、遊具等は除く。
(※3)平成26年4月30日現在、重複、対象外を除いた件数で、事故発生日に基づき集計。
(※4)製品本体のみの被害にとどまらず、周囲の製品や建物などにも被害を及ぼすこと。
(※5)被害状況別で、人的被害と同時に物的被害が発生している場合は、人的被害の最も重篤な分類でカウントし、物的被害には重複カウントしない。
《問合せ先》
製品安全センター
担当者:池谷、西澤、長田
電話:06-6942-1113
FAX:06-6946-7280
高齢者や障害者の消費者被害の未然防止や早期発見のためには、地域社会全体で見守り、支援することが求められています。消費者庁では、高齢者や障害者の見守りの担い手向けの視聴覚教材(DVD)として、「高めよう!『見守り力』」を作成しました。本視聴覚教材は、消費者庁ホームページからも視聴することができます。また、消費者庁において、DVDの貸出しも行っております。
日頃から高齢者や障害者の見守り活動を行っている方々の会合や研修会等でご利用いただける内容になっておりますので、積極的にご活用くださいますようお願いいたします。
お問い合わせ
関連情報
目的別情報
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください