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更新日:2021年4月1日
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この展覧会では、葛飾北斎の生誕250年を記念し、北斎の二大傑作といわれる《北斎漫画》と《冨嶽三十六景》を紹介します。葛飾北斎は、幕末の江戸で活躍した三大浮世絵師の一人で、ヨーロッパの印象派の画家たちに大きな影響を与えたことで知られ、平成9年にアメリカの「ライフ誌」が企画した「この千年間に偉大な業績をあげた100人」に日本人で唯一選ばれるなど、今なお海外でも高い評価を得ています。本展は、明治24年に京都で創業した美術出版社である芸艸堂(うんそうどう)が創業120周年事業として取り組んだ、伝承版木による《北斎漫画》の手摺版の完成を機会に公開するもので、現代の職人たちの手技によって再現された北斎芸術の集大成ともいわれる《北斎漫画》を版木と共に展示します。また、風景版画というジャンルを極めた最高傑作と称される原コレクション《冨嶽三十六景》全46図を併せて展示することで、幅広い作域を持つ北斎の世界をあらためて紹介し、その魅力を探ります。
「北斎漫画・十編二十丁表・百面相(部分)」
「北斎漫画・八編十ニ丁裏・十三丁表・無礼講(部分)」
「冨嶽三十六景・神奈川沖浪裏」
「冨嶽三十六景・凱風快晴」
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