更新日:2023年8月30日

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定例記者会見[令和5年8月30日(水曜日)]

  • 日時:令和5年8月30日(水曜日)13時30分~13時50分
  • 場所:4階大会議室

1.知事からの説明事項

(※)配布資料は「関連ファイル」からご確認ください

内容 動画
  1. 人材確保対策について(奨学金返還助成の拡充、高度外国人材の活用支援)
  2. 富山県庁初のアバター職員の採用について

令和5年8月30日(水曜日)定例記者会見【発表項目】(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

アバター紹介動画(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

2.質疑応答

内容 動画
  1. 奨学金返還助成制度の活用実績等について
  2. アバター採用後のきときと君の活用について
  3. 新型コロナ治療薬の開発中止について
  4. 中国の日本水産物禁輸等について

令和5年8月30日(水曜日)定例記者会見【質疑応答】(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

3.記者会見録

1.知事からの説明事項

1.人材確保対策(奨学金返還助成の拡充、高度外国人材の活用支援)について

 今日は、私から冒頭2点ございます。

 まず、1点目は、人材確保対策です。

 今、県内企業の皆さんの人材確保は、大変切迫した課題となっています。それに対して2点、県としてできることをやろうということでございます。

 まず、1番目は理系人材に関してです。

 理系人材の奨学金返還助成制度の拡充ということになります。理系人材の需要が一層高まる中、特に地域の中小企業では、人材確保がますます困難になっています。コロナ禍から、経済活動の正常化がだんだん進んでおりまして、人材獲得競争は、厳しくなっていると理解しております。

 このような中で、本県産業の人材確保を支援するために、県内企業に就職する理工系学生及び薬学部生に奨学金の返還を助成する現行の制度を今回、大幅に拡充することとしました。拡充の内容ですが、対象となる学生の範囲を現行は県外大学の学生に限定していますが、県内大学を含めて全ての理工系、薬学部生を対象にいたします。

 また、対象となる奨学金の範囲を、現行では富山県奨学資金及び日本学生支援機構の第一種奨学金としておりますが、この対象に日本学生支援機構の第二種奨学金を追加します。これらによりまして、制度を利用できる学生数は約200人から700人と大幅に拡大します。

 この拡充は、できるだけ直近の就職活動に間に合わせるため、現在の大学3年生から利用できるように、9月中に登録企業のリストを整備しまして、10月から県ホームページで利用の募集をスタートいたします。

 人材確保対策の2つ目は、高度外国人材の活用支援ということでございます。

 人材確保に悩む県内の中小企業において外国人材の活用、これも大きな選択肢となっています。技能実習生の活用が広がっていますが、一方で特定技能の外国人、あるいは高度外国人材は、県内の中小企業にとってまだ身近とは言えない状況と理解しています。

 高度外国人材につきましては、国内外で人材獲得競争が激化する中、県としても、これまではベトナムで理系大学出身の高度人材の受入れを支援する事業などを行ってまいりました。これに加えて、今回、県内中小企業の皆さんの高度外国人材の受入れを後押しするため、総合的な支援窓口として、外国人材活用支援デスクを新設いたします。この支援デスクは、富山県行政書士会のご協力、委託ということで設置をいたします。

 その役割としては、セミナーを開催し、県内での活用の実例や受入れ方法を紹介する。また、総合的に相談に対応する。また、県登録制の外国人材紹介会社を通じた安心できるルートでのマッチング支援などを行うということです。これらのことをこのデスクで行うことにしています。運用開始は9月1日です。詳細については、担当の労働政策課にお問い合わせいただければと思います。

 人材確保対策についての理系人材のこと、それから外国人材のこと、2つ申し上げました。この説明は以上です。

2.富山県庁初・アバター職員の採用について

 大きな発表項目の2つ目、富山県庁初のアバター職員の採用についてご説明申し上げます。

 これまでも富山県の公式ユーチューブチャンネルで、動画による情報発信を行ってまいりましたが、県の取組みにより親しみを持っていただくとともに、分かりやすく伝わる広報、これに今年は力を入れておりますが、これを目指して、このたび、新たにアバター職員を2名採用いたしました。それをご報告いたします。富山県庁でアバター職員の採用は初めてです。

 このたび採用する職員は、立山のぞ夢さんと越野ちゆりさんの2名です。

 それでは、採用された2人が就任の挨拶を行いますので、お聞きいただきたいと思います。

(以下、画面上にて紹介)

 お二人には、県民の皆さんに県政をより身近に感じてもらえるように、今後、富山県の公式ユーチューブチャンネルに登場してもらいます。

 そのほかにも、来月の4日からはユーチューブ、インスタグラムでのウェブ広告動画、また、MAROOTさんで動画放映、ノベルティ配布のイベントも行います。そして、カターレ富山のホームでの試合会場の大型ビジョンなどにも出演してもらう予定です。いろいろと活躍場所を増やしていきたいと考えております。詳細は広報・ブランディング推進室へお問い合わせください。

 冒頭私からは以上となります。

2.質疑応答

【記者】

 まず、奨学金助成制度の拡充ですけれども、これは現行でいうと利用できる学生数が200(人)から700(人)と今説明がありましたが、これは、現時点で200人ぐらい毎年利用されているということになるのでしょうか。

【知事】

 いえ、違います。利用できる対象の方が現行は200名、それが今回の拡充で700名に対象者が広がるということです。

 では、実際何人ご活用かというのは、実は平成28年度に制度を創設したので、平成29年の4月社会人になられた方から資格があったのですけれども、実は7年間で14名という活用実績です。年2名ですね。実は、この活用される方の人数の少なさ、これも今回この対策を取ったことの理由の一つと言えます。

 今この貸与型の奨学金の返済のことは、国でも大きく取り上げていますし、せっかく学校で学んで新しい社会人としての人生を歩まれた方に、ずっしりとこの奨学金の返済というのがのしかかっているということもよく聞きます。それを少しでも緩和したいということであります。

【記者】

 現時点での現行制度では、毎年大体2人ぐらいしか、今利用していない現状というところをもっと増やしたいということ、現時点では700人が利用可能ということで、どれぐらい利用を増やしていきたい、今のところの見込みというか、目標みたいなものありますでしょうか。

【知事】

 今までがはっきり言って低調だったものですから、少しでも増やしたいということで、特に現時点での目標は設定していません。

 ただ、今も説明したとおりに対象人数も広がる、それから、利用のハードルも下がる、それから、対象の奨学金の種類も増やすということなので、増えてくれるものと期待しています。

【記者】

 今回、理工系、薬学部向けを大幅に拡充するということですけれども、最初に理由として、人材不足という説明があったと思いますが、いわゆる文系の学生もたくさんいらっしゃいますし、その中で理系の学生に制度を拡充するというところの理由というか、意味づけみたいなものを改めて教えて下さい。

【知事】

 これは、決して文科系のことを学ばれる学生さんを切り捨てるとか、学ぶことの意義が低いとか、そんなことを言っているわけではなくて、あくまで今、企業が求める人材が理科系のほうがより需要が強く、そして逼迫をしているということです。

 代表的な指数でありますが、有効求人倍率ですけれども、専門的、技術的な職業の従事者の有効求人倍率は2.05倍となっています。とても高いですよね。それに比較しますと、事務系の職種の有効求人倍率は1倍を切るという状況なので、ここは優先順位をつけるとして、まずは理系人材からというふうに考えさせていただいています。

【記者】

 もう一つのアバター職員のことで聞かせてください。

 採用は何日付の採用になるのでしょうか、今日付ですか。

【知事】

 今日ですね。さっき、知事室で辞令を渡しました。

【記者】

 知事は今日が初対面だったという、採用試験には参加されていないということでよろしいですね。

【知事】

 特別枠ですからね。

【記者】

 キャラクターということで関連してお聞きしますけれども、いわゆる富山県のマスコットキャラクターにきときと君とぶりと君がいると思います。最近あまり活躍の場もないのかな、ちょっと少ないのかなと思ったりもするのですが、一応、きときと君の活用は、今後も続けていくということでよろしいですか。

【知事】

 そうですね。あれは、リアルにゆるキャラの着ぐるみもありますので、様々なイベントで活躍してくれていると思いますし、これからもそういった活用になるかと思います。

【記者】

 発表項目外で1点お聞かせください。

 昨日、富山県と富山大、創薬ベンチャーが共同で進めていたスーパー中和抗体を活用した新型コロナウイルスの治療薬の開発が中止になったという発表がありました。

 こういうような緊急開発というものには、失敗はつきものだと思うのですが、コロナの治療薬として非常に期待が高かったということなので、この中止になったということの知事の受け止めを聞かせていただきたいということと、県がこの開発に対して、どれぐらいの額の支援を行っていたのかということをお聞かせください。

【知事】

 これは、例の「くすりのシリコンバレーTOYAMA」創造コンソーシアム、その枠組みで幾つも研究テーマが毎年ありますが、その一つとしてスーパー中和抗体を活用した新型コロナウイルス治療薬の開発について、コンソーシアムとして支援をしてきたところでありまして、今回の発表は残念なことではありますが、この研究を通じて、全く無になったわけじゃなくて、富山大学さんには、この抗体を迅速に取得できる基盤の体制が構築できたということ、これは今後にも活きるというふうに考えています。そういう成果を私は認めています。

 そして、やっぱり創薬、薬の世界は特にハイリスクハイリターンの世界だというふうに思っています。こういうリスクも致し方ないと私は考えています。

 このコンソーシアムから、幾らこの個別テーマについて支援していたかというのは、これは公表しておりませんので、ここでの発表は控えさせていただきたいと思います。

【記者】

 どういう理由で公表されていないということになるのでしょうか。

【知事】

 あくまでコンソーシアムの出資、お金を出していることはもう公表されている数字ですので、その中での使い方というのは、そのコンソーシアムの運営の皆さんに任せています。

【記者】

 先日、処理水放出を受けて中国が日本の水産物を全面受け付けないと。県内でも、ツアーのキャンセルであるとか、迷惑電話であるとか、そういった状況も広がっていますけれども、知事としてどういうふうに受け止めていらっしゃるかと、もし県として今後できることというか、どういうふうに対応をされていくか、上海便も再開したばかりですけれども、お考えをお聞かせいただけますでしょうか。

【知事】

 前回も申し上げましたけれども、IAEAはじめ国際機関でも、科学的な見識に立てば、今回の処理水の放出は問題ないという知見を出していただいているわけでありますから、それに対して根拠なくああいう拒否反応をされるということは、私はとても残念だというふうに考えています。

【記者】

 国レベルの問題ではありますけれども、県として何かしていきたいというようなことがあれば教えていただけますでしょうか。

【知事】

 今、水産物に関しては、中国本国は全ての日本の製品、それから、実は富山県にとって一番大きな輸出先である香港政府は別の今基準で、10の都県の製品について禁輸措置を取っているということ、富山県は今のところ含まれていないということ。

 先週も、香港行政府の東京の経済代表者の方に来ていただきまして、いろいろ話をしたところであります。ここにおいては、引き続き、富山県との経済的な関係をより活発にしていきたいということでしたので、そんな地方同士の関係はしっかりと維持をして、富山県の輸出への影響が最小限になるように努めていきたいと考えています。

 また、10都県以外のほかの道府県にもまたがる話でもありますので、そのあたりは全国知事会を通じて、しかるべきタイミングで言うべきことは言っていきたいと考えています。

【記者】

 最後に、上海便の件であるとか、県内への旅行ですとか、あるいは迷惑電話とか、そういったところに対する受け止めも改めていただけますでしょうか。

【知事】

 せっかく8月8日から戻ってきた上海便に関して乗られる方が少なくなるというのは、今の状況では致し方ないことかと思います。それから中国に行かれる方も、今のところちょっと場合によっては安全性が確保できないケースもあるようです。

 外務省からも、中国国内で大声で日本語をしゃべったりしないようにというような注意喚起もされているので、このような中では、なかなか上海便を使って旅行に行こうという方は難しい決断だというふうに思います。これまでも何度か繰り返したことですが、このヒステリックな状態が早く収まることを期待したいと思います。

4.関連ファイルのダウンロード

【資料1】人材確保対策について(奨学金返還助成の拡充、高度外国人材の活用支援)(PDF:527KB)

【資料2】富山県庁初のアバター職員の採用について(PDF:405KB)

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お問い合わせ

所属課室:知事政策局広報・ブランディング推進室広報課企画・報道担当

〒930-8501 富山市新総曲輪1-7 県庁本館2階

電話番号:076-444-3133

ファックス番号:076-444-3478

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