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更新日:2021年2月24日
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「民俗文化財」は私たちの先祖が各地で、長く伝えてきた生活や生業に関わるもののことで、形ある「有形民俗文化財」と形のない「無形民俗文化財」に分けられます。有形民俗文化財は、衣服や家、生活の中で使用していた用具、祭りで使われる道具(曳山、衣装等)、古くから人々の信仰の対象となっているものなどのことをいいます。私たちの先祖がどのような生活をしていたのか、私たちの生活がどのように移り変わってきたのか、皆さんの生活と比べながら見てみましょう。すでに使われていないような道具もたくさんあるので、どのように使ったのか考えてみるのもいいでしょう。
富山の売薬は300年以上の歴史をもつ、富山県を代表する産業のひとつです。昔は、風呂敷に包んだ大きな柳行李を担いで日本全国を歩き、薬を置いていた売薬さん。また各地の文化も運んでいました。今も変わらず続いている富山のくすりの歴史とそれを運ぶ売薬さんのことを、昔と今を比べながら勉強してみよう。
富山の売薬資料は、製薬関係・売薬関係・信仰や儀礼関係・薬種や古文書関係のものに分けることができます。このなかには、売薬さんが薬といっしょにおみやげとして持って行き、とても喜ばれたものが含まれています。そのおみやげとはどんなものでしょうか。
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