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更新日:2021年2月24日
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絵画は、紙や絹の上に顔料や墨などで絵や文字を書いたものです。このほか板や麻、木綿、土壁に描かれたものもあります。絵といえば額縁に入ったものを想像するかもしれませんが、文化財の絵画は大半が、掛け軸や巻き物、屏風などに書かれたものです。書かれている絵や内容は、様々ですが、仏教の宗教画では曼荼羅や不動明王図、来迎図、地獄絵が多く、世俗画では絵巻物、水墨画、障壁画、浮世絵などがあります。変わったものでは、絵馬もあります。日本古来の絵画ですので、大変もろく、光や湿度、温度に敏感なものばかりです。ですから、温湿度が管理された博物館や資料館で見学することが多いでしょう。フラッシュによる写真撮影が制限されている場合が多いので、注意が必要です。
高岡市勝興寺にある「紙本金地著色洛中洛外図六曲屏風」は平成12年の夏、オランダに出品されました。日本の宝がオランダで展示されたなんて凄いですね。
絵画の名称はこれらが組み合わさっているんだね。
日本中には洛中洛外図と呼ばれる絵画はいくつもある。でも、この勝興寺の洛中洛外図は「二条城」が描かれている点で珍しい。さあ、どこに描かれていたかな。
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