安全・安心情報
更新日:2021年2月24日
ここから本文です。
「建造物」は大きく分けて、民家や商店、寺院、神社など主に木造で人が住んだり集まったりするために建てられた「建築物」と、橋やトンネル、ダムなど主にコンクリート造で生活の利便に役立つために作られた「構造物」があります。建築物は、一般に公開されていることが多く、民家や商店では家の中に入って立派な部屋や材料を、自分が住んでいる気持ちで観察してみましょう。寺院や神社では壮大な大きさを感じながら、組み物などの細部の彫刻に注意を向けてみるとよいでしょう。また、構造物は現在も車が通ったり、使われていたりと私たちの生活に欠かせないものばかりです。今の私たちの便利さを作ってくれた、先人の汗と知恵を肌で感じてみてください。
山門に入る前に、ちょっとしゃがんで中をのぞいてみよう。門のなかに仏殿がすっぽりと入って見えるよ。このほかにも、仏殿、法堂が全部見える場所などいろいろな場所を探してみよう。
総門の扉の丸い金具を見てみよう。全部大きさ、厚さ、形が違います。わざと違うものにして、こんなに手の込んだ仕事ができるということをアピールしています。
山門の扉の横の柱には、木の節を切り取って代わりに他の木を埋め込む「埋木」というわざが用いられています。しかも、埋められた木の木目が元の木の木目と合うように厳選されています。同じような埋木は瑞龍寺の至る所に見られます。探してみよう。
瑞龍寺仏殿は、お寺の中央にある四角い建物で、とっても天井が高いんだ。だから、手をたたいてみると、ビーンと音の余韻が残るはずだ。では、この建物の屋根は何で葺かれていたでしょうか。
お問い合わせ
関連情報
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください