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更新日:2021年2月24日
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書跡とは、書道の優れた作品(古筆)や禅宗のお坊さんが書いた書(墨蹟)などのことです。典籍とは、中国の古い本(漢籍)、万葉集などの日本の古い本(国書)、仏教のお経や教えを書いた本(仏典)、西洋で発行された本(洋本)などのことです。古文書とは、個々の記録や日記、手紙などのことで、和紙や板に墨で書かれたものがほとんどです。昔、紙は大変貴重なものでしたから、襖の裏張りなどに古文書が多く使われていることがあります。古い襖を修繕する際には気をつけてみましょう。
井波町の瑞泉寺にある書跡で、室町時代に瑞泉寺を建立するため、綽如上人が加賀、越中、越後、信濃、飛騨の武士や農民に木、鉄、お金を寄附するようお願いした古文書です。こうしたお願いを勧進状といい、この勧進状は綽如上人自筆と伝えられ、大変見事な文字でつづられています。
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