更新日:2023年1月11日

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 とやまビューポイント (富山地域) 

観光船 から見る ホタルイカ群遊海面 

 (滑川市)

ほたるいか

 「ホタルイカ群遊海面」は、国指定の特別天然記念物で、富山湾に注ぐ常願寺川(じょうがんじがわ)の河口左岸から東へ魚津港に至る15kmの間の満潮時の沖合1,260mまでがその範囲となっています。

 ホタルイカが産卵のため海岸近くに押し寄せる4月から5月にかけて観光船が滑川漁港を発着地として運航しています。

 観光船からは、漁師たちが定置網を引き上げる「網起こし」の様子と網に触れると青白く発光するホタルイカの幻想的な光景を見ることができます。

 また、この時期の富山湾沿岸では、産卵を終えたホタルイカが波によって打ち上げられる現象「ホタルイカの身投げ」を見ることができます。新月前後の深夜から未明にかけて、晴天で波が穏やかであることなどが条件と言われています。

【見頃】
 春(4月、5月)

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眼目山立山寺参道 栂並木

 (上市町)

立山寺

 

 眼目山立山寺(がんもくざんりゅうせんじ)は、1370年に大徹宗令褝師により創建された曹洞宗の名刹です。上市川の断崖の上に位置し、その地名にちなんで通称「さっかのてら」と呼ばれています。

山門への参道は、約300mの並木があり、その中には、樹齢400年、高さ約20m、幹周りは3mに及ぶ栂が現存しています。並木は、江戸期の眼目山復興の際、現在の上市町市街地までの4kmにわたって植樹されましたが、寺運の衰退と共に境内地に近いもののみが残されました。

 新緑の木漏れ日や樹々と参道に浅く積もった雪は心地よい景観をつくりだしており、近年、森林浴を目的に訪れる人も増えています。そして、この地区は、森林浴の癒しを健康づくりやライフスタイルの見直しに役立てる「森林セラピー」基地として認定されています。

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伊折橋 から見る 剱岳

 (上市町)

伊折橋

 伊折橋(いおりばし)は、剱岳の早月尾根登山口である馬場島の手前 約9kmにある早月川に架かる橋です。この橋からは、剱岳(つるぎだけ)、奥大日岳(おくだいにちだけ)、大日岳(だいにちだけ)の大パノラマが広がり、立山連峰の力強く雄大な山並みを見ることができます。特にギザギザの尾根を特徴とする高さ2,999mの剱岳は、河川中心線上にそびえ立ち、その姿は勇敢で迫力があります。

 早月川は剱岳が源の清流で、この辺りは空気も澄んでいるので、山々がひときわくっきりと見えます。季節によって変わる山の表情を眺めるには絶好の場所です。また、早月川上流にある標高750mの馬場島は剱岳登山の基地として、またハイキングやキャンプ地としても親しまれています。

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芳見橋 から見る 本宮砂防堰堤

  (富山市、立山町)

本宮砂防堰堤

 常願寺川(じょうがんじがわ)にかかる芳見橋は、富山地方鉄道千垣(ちがき)駅の程近い所にあります。里山の谷間から高さ22mの本宮砂防堰堤から横一線に流れ落ちる水、アーチ構造の立山大橋が見え、その向こうには大日岳がどっしりと構えています。

 常願寺川は、1858年に跡津断層を震源とした地震により、上流の大鳶山・小鳶山が崩れ、その土砂が川に流れ込むことにより、天井川(周囲の土地より河床が高くなった河川)となりました。その過程で、富山平野へ大量の土砂が流出し災害が多く発生したため、常願寺川には多くの砂防堰堤が建設されました。その中の一つが本宮砂防堰堤です。現在は、「常願寺川水辺の楽校」が整備され、近くの小学校の総合学習の時間を利用した体験学習の場として使用されています。

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芦峅寺 の 布橋

(立山町)

布橋

 芦峅寺(あしくらじ)地区は、立山参詣の玄関口であり、平安時代末期から江戸時代にかけて信仰を集めた神仏混淆(しんぶつこんこう)の立山信仰の拠点でした。当時、布橋は現世と来世との境とされ、橋の下を流れる「うば堂川」が三途の川に見立てられていました。

 立山は、女人禁制の地であったため、江戸期には、極楽往生を願う女性の救済のための儀式「布橋灌頂会(ぬのばしかんじょうえ)」が行われ、女性たちは、白装束をまとい目隠しをして布橋を渡り、うば堂内で念仏を唱え無事に再度布橋を渡りきると死後に極楽浄土に至ることができると信じられていました。

 現在、布橋灌頂会は、平成17年から3年に1度開催され、現代を生きる女性の心を癒す橋渡りの儀式として復活しています。

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滝見台園地 から見る 称名滝

(立山町)

称名滝

 称名滝(しょうみょうだき)は、350mという日本一の落差を誇る滝です。

 滝壺付近の滝見台園地からは、4段に折れながら流れる壮大な滝を正面から眺めることができます。滝の水量は多いときに毎秒10トンを超え、滝に最も近づけるこの場所では水しぶきを浴びながら流れ落ちる滝の迫力を体感することができます。称名滝の周辺は荒々しくも美しい峡谷が広がっていて、特に雪解け水が多く流れ込む時期には称名滝のとなりに落差約500mのハンノキ滝も姿を見せます。

 昔、立山開山の祖とされる佐伯有頼(さえきありより)が立山に登った時、滝の音が「南無阿弥陀仏」という称名念仏を唱える声に聞こえたことから、「称名滝」という名称になったともいわれています。

【見頃】
 通年(冬季は雪のため閉鎖)

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弥陀ヶ原 湿原

(立山町)

弥陀ヶ原

 弥陀ヶ原(みだがはら)は、立山黒部アルペンルートにある立山火山の活動で形成された東西4㎞、南北2kmに広がる火砕流台地です。この高原は、日本で最も標高の高いところにあるラムサール条約の登録地となっており、約3,000個もの池塘(ちとう)と呼ばれる小さな池や水たまりを見ることができます。立山信仰では、この池塘を立山の餓鬼道地獄に堕ちた亡者が飢えをしのぐため作った田んぼとされ、ガキ田と名付けられたと言われています。

 6月の雪のある時期はスノーシューを用いた雪原トレッキング、7月頃にはチングルマやゼンテイカなどの高山植物が見られ、9月下旬から10月中旬には湿原の草木が色づき、横手には冠雪間近の大日岳(だいにちだけ)を見ることができます。

【見頃】
 7月~11月

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室堂平 雪の大谷

(立山町)

雪の大谷

 標高2,450mの室堂平(むろどうだいら)は、立山黒部アルペンルートの観光や立山連峰の縦走の拠点となっています。「大谷」と呼ばれる場所は、吹きだまりのため特に雪が深く、世界でも有数の積雪地となっています。この「大谷」を通る高原道路は例年1月から除雪され、高さ20mにも迫る巨大な雪壁「雪の大谷」が出現します。迫りくる雪壁を間近で見る迫力に圧倒されます。

 雪の大谷は、1971年に開業され、当初は道路1車線分のみ除雪し、雪壁すれすれの中をバスが通過していました。近年では、除雪技術の発達により、2車線分を除雪して、歩行空間を確保し、「雪の大谷ウォーク」が実施され、国内だけでなく積雪が少ないアジア諸国からの観光客にも人気のイベントとなっています。

【見頃】
 春(4月中旬~5月)

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室堂みくりが池 から見る 立山三山

(立山町)

みくりが池

 室堂みくりが池は、立山黒部アルペンルートの観光や立山、立山連峰の縦走の拠点である室堂平(むろどうだいら)にあります。立山の火山爆発でできた最大の火山湖で、面積約3万㎡、水深15m、周囲631mのものです。畔からは、雄山(おやま)、大汝山(おおなんじやま)、富士ノ折立(ふじのおりたて)の立山三山を見ることができます。

 「みくり」は「御厨」と書いて神様の台所を意味します。池の水と水を使った料理を立山の神にささげたことから、「みくりが池」という名称になったといわれています。池の周辺に生えたハイマツの中には富山県鳥の雷鳥も多く生育しています。また、周囲のアップダウンも少なく家族でゆっくりしながら立山の雄大な姿を見ることができます。

【見頃】
 7月~11月

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黒部ダム展望台 から見る くろよん

(立山町)

黒部ダム

 黒部ダムや黒部川第四発電所の総称「くろよん」は、戦後の復興期における関西地方の深刻な電力不足を解消するため建設されました。電力会社は、何度も過酷な自然に阻まれ頓挫していた黒部峡谷のダム建設を、社運をかけて決断したと言われています。建設当時は、大阪府の電力需要の半分を供給したことでも知られ、日本の経済成長を支えた事業の一つとして歴史に刻まれています。

 現在は、県内随一の観光地として立山黒部アルペンルートのハイライトの一つとなっており、6月下旬から10月中旬頃には、観光者向けに放水が行われます。日本一の高さを誇る堰堤から黒部湖の水が放たれ、霧状になる迫力ある姿は、背後の緑と相まって美しい景観をつくります。

【見頃】
 4月中旬~11月

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岩瀬地区(大町・新川通り) 廻船問屋の家並み

(富山市)

岩瀬

 岩瀬(いわせ)は、江戸時代から明治時代にかけて日本海で活躍した北前船(きたまえぶね)で栄えた港町です。この地区にある回船問屋(かいせんどんや)の建物は、日本各地にある町屋の中でも「東岩瀬回船問屋型町屋」と呼ばれています。建物は間口が広く力強い印象がありますが、一方で細かな部分には繊細な装飾が施されています。

 岩瀬は江戸時代に加賀藩主が参勤交代の際に通る浜街道でした。通りには、明治時代初期に栄えた米田家、森家、馬場家、佐渡家、宮城家などの回船問屋が立ち並んでいます。特に大町・新川通りには豪壮な家並みが残っていて、当時の面影を現在にとどめています。また、家々の出格子は全国的にも珍しい竹のすだれを使ったもので、「スムシコ」と呼ばれています。

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富岩運河環水公園 から見る 富山市街

(富山市)

環水公園

 富岩運河(ふがんうんが)は、富山市街地と東岩瀬港との間の物資運搬のためつくられました。その後、「とやま都市MIRAI計画」のシンボルゾーンとして水辺空間の豊かさを大切にしながら整備されたのが、富岩運河環水公園(ふがんうんがかんすいこうえん)です。公園のシンボルは美しい曲線が特徴の天門橋で、この橋からは、都会的な街並みと立山連峰を望むことができます。

 運河の両岸には遊歩道がめぐらされ芝生のスロープもそなえられているので、のんびりと散策を楽しむことができます。また、岩瀬と公園を結ぶ運河クルーズ「富岩水上ライン」も運行されています。

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天門橋 から見る 富山県美術館と富岩運河

(富山市)

富山県美術館

 天門橋(てんもんきょう)は、2つの展望塔を有して、富岩運河環水公園(ふがんうんがかんすいこうえん)のシンボルとして建設され、春は桜、夏は富山の海、秋は紅葉、冬には雪とオーロラをイメージしたライトアップで人々を魅了します。

 その展望塔からは、威風堂々と構えるガラス貼りの富山県美術館、低層の仏レストランに加え、眼下に運河を軽快に走るスタイリッシュな観光船を眺めることができます。

 一方で美術館の屋上にも、新たな視点場として屋上庭園が整備されており、ここからは、環水公園や富山市街地そして立山連峰が一望できます。

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松川べり 桜並木

(富山市)

松川べり

 松川は神通川の洪水対策として川筋を変えた名残で、富山市の中心部を約2.6㎞にわたって流れています。

 当初、川べりに多くの松が植えられていたので松川と名付けられましたが、戦後の復興を祈って多くの桜が植えられました。現在、川の両岸には約500本もの桜並木が続き、桜の名所となっています。特に遊覧船から見上げる桜の風景はおすすめです。また、夏は新緑、秋は紅葉、そして冬は雪景色を楽しむことができます。

 遊歩道には彫刻作品28点が設置されていて、市民の散歩コースとして親しまれています。

【見頃】
 春(4月)

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大手モール から見る 富山城

(富山市)

 

大手モール

 大手モールは、富山市の中心部にある長さ約290mの南北に伸びる通りで、通り北の方角には富山城が見えます。かつてあった大手門の正面につきあたることから、この通りが名付けられました。

 山城は、戦国時代に加賀前田家の分家であった越中前田家の居城として築造され、昭和期の空襲で戦災しました。現在の天守閣は戦後復興を記念して昭和29年に造られもので、続いて公園も整備され、市民の憩いの場となっています。

 平成21年に、環状線が復活し、大手モールに路面電車が走ることとなりました。戦国時代の名残を見せる富山城と先進的な路面電車が走る都市景観を同時に見ることができます。

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富山縣護國神社前 銀杏並木

(富山市)

護国神社

 富山縣護國神社は、富山市中心市街地近くに位置し、県出身の明治維新から太平洋戦争までの戦没者を祭神(さいじん)とする神社です。初詣やお花見の時期に多くの人で賑わいます。

 神社の鳥居から東にまっすぐ伸びる参道は、平和通りと呼ばれ街路樹の銀杏が500m立ち並んでいます。11月には並木が鮮やかな黄に色づき、その先には、澄んだ秋空のもと雪を頂き始める剣岳(つるぎだけ)を見ることができます。

 一般に神社の参道などには、よく銀杏の木が植えられています。銀杏の木は、火伏の木とも言われ水分量が多く、油が少ないため燃えにくい性質を持っています。この銀杏並木も防火を目的として植えられたものだろうか。

【見頃】
 秋(10月、11月)

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呉羽山展望台 から見る 立山連峰と富山市街

(富山市)

呉羽山展望台

 呉羽山頂付近展望台は、呉羽丘陵(くれはきゅうりょう)の標高約70m付近にあります。富山県を「呉東(ごとう)」と「呉西(ごせい)」の二つの地域に分けるのがこの呉羽丘陵です。展望台からは富山市街が間近に見下ろせ、その向こうには雄大な立山連峰を見ることができます。特に春先は雪をいただく立山連峰がくっきりと見え、立山眺望ポイントのひとつとして知られています。このクレハという地名は、大陸から日本に機織りを伝えた渡来人クレハトリに由来するといわれています。

 山頂には佐伯有頼(さえきありより)の少年像が建てられています。有頼は逃げた鷹を追って立山に登り、阿弥陀如来からその地を霊場として開くように告げられます。これが立山開山伝説となっています。

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呉羽丘陵 梨畑

(富山市)

呉羽山梨畑

 富山県のほぼ中央を南北に貫く呉羽丘陵には、梨の樹が穏やかな斜面に沿って一定の高さで広がっています。例年4月中旬から5月上旬にかけて梨の花が見頃を迎え、丘陵地一帯に白い絨毯を敷き詰めたような景色を見ることができます。この時期には、花が咲いても受粉しないと実を結ばないため、手作業で人工授粉が行われます。

 呉羽地区の梨の栽培は、明治30年代からはじまりました。丘陵地帯は、水の便が悪く、しかも水はけが良いためすぐに干上がってしまい、稲作には不向きでした。そこで、この地区に住んでいた土池弥次郎(どいけやじろう)氏が呉羽の土壌に適した作物を見つけるために全国の農園を訪ね歩いて、東京から苗を持ち帰り、自分の畑で栽培したのがはじまりと言われています。

【見頃】
 春(4月中旬~5月上旬)

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常西用水プロムナード 桜並木

(富山市)

常西合口用水

 常西用水(じょうさいようすい)プロムナードは、常願寺川(じょうがんじがわ)左岸の用水に沿って整備された散歩道です。4月には、用水沿いに咲く桜のトンネルを見ることができます。

 「これは川ではない。滝だ」と常願寺川を評したオランダ人技師ヨハネス・デ・レーケがその治水計画を主導し、それに合わせて左岸にあった12の用水の取水口を廃止、上流の安全な箇所に用水を合口化し、総合取水口が設置されたものが常西合口用水です。

 用水の下流には、安土桃山期に佐々成政(さっさなりまさ)が玉石を集めて作った「佐々提(さっさてい)」や江戸期の富山藩主、前田利興(まえだとしおき)自らが指揮を執り植樹した水防林「殿様林(とのさまばやし)」といった先人の治水への軌跡を見ることができます。

【見頃】
 春(4月)

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有峰湖 紅葉

(富山市)

 

有峰湖

 有峰湖(ありみねこ)は、薬師岳(やくしだけ)のふもと標高約1,000mの高原盆地に、高さ140m、長さ500mのダムにせきとめられた山峡のダム湖です。

 湖の底に沈んだ、かつての有峰村の人々の営みが森林文化により築きあげられた証「“あがりこ”の森」の風景から幻想的な体験ができます。

 春には新緑、秋には色鮮やかに紅葉した山々が湖を取り囲むと、黄や赤の紅葉と深緑や青空のブルー色を映し出す湖面が美しいコントラストを描き、新雪をいただいた薬師岳を背景に雄大な自然豊かな風景を見ることができます。

 湖の周辺には遊歩道が整備されており、森を散策しながらダイナミックな風景を楽しむとともに有峰の自然に親しむことができます。また、湖岸周辺は豊な自然林が広がり、ビジターセンターや有峰ハウス(宿泊施設)、有峰記念館などがあります。

【見頃】
 秋(11月)

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富山県中央植物園 桜並木

(富山市)

中央植物園

 富山県中央植物園は、植物の観賞、育成、保存とともに、植物の調査・研究を行うなど、植物園に必要な機能をすべて備えた日本海側初の総合的な植物園で、平成8年に全面開館されました。

 約25haの園内には、約5,000種の国内外の植物が植えられており、四季折々の花々の景観が楽しめます。春になると、園内にあるフローラルステージからは、300mにわたり一直線に続く桜並木と、残雪の立山を一望できます。

 夏は世界最大の葉をもつ水草「パラグアイオニバス」に子供が乗ることができる体験イベント、秋はラン展、冬には北池に飛来するコガモ等のバードウォッチングを楽しむことができます。

【見頃】
 春(4月)

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神通川さくら堤と塩の千本桜 並木

(富山市)

塩の千本桜

 神通川の堤防に植えられた約1,000本もの桜堤です。

 神通川さくら堤は、川の中洲にある西神通と中神通を囲むようにめぐらされた堤防で、堤防の上に約4.8kmにわたり植樹された桜が咲き誇ると中洲はまるで花の島のように見えます。

 塩の千本桜は、神通川右岸の堤防に桜が植えられた約1kmの桜並木です。春に堤防が桜で覆いつくされると、雪をいただいた立山連峰を背景に美しい眺めを楽しむことができます。

 なお、「塩」という地名は、昔、「この地の近くにある池から良質の塩がとれる」というお告げがあり、その場所からお告げどおりに良質の塩が取れたことに由来しています。

【見頃】
 春(4月)

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諏訪町本通り 町並み

(富山市)

諏訪町本通り

 諏訪町(すわまち)は、「おわら風の盆」が開催される八尾町の旧町と呼ばれる地区の一つです。旧町は、山の傾斜に石を積み上げた上に細長くできた坂の町で、石畳の道と格子戸や白壁の町並みは、今もなお昔ながらの風情を残しています。

 また、八尾の名はこの地が飛騨の山々から富山へのびる八つの山にひらかれたことに由来するといわれています。

 八尾町は、かつて街道の拠点として飛騨との交易や売薬、売薬用紙の販売、養蚕による収益などで繁栄した経済力豊かな町でした。富山藩の財政を支えた八尾町民の心意気は今もなお絢爛豪華な曳山祭などの伝統文化に残されています。

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八尾 坂と石垣の町並み

(富山市)

 

今町石垣

 「おわら風の盆」の舞台八尾、その一角の西町の西側には、整然と高く積み上げられた石垣とその上に軒と軒がひしめくように立ち並ぶ町並みを見ることができます。

 八尾は、飛騨の山々から流れる多くの川が集まる地域で、古くから度重なる水害に悩まされていました。江戸時代に、川の氾濫から逃れようと住民が高台に町を開いたのが石垣の起源です。

 夕暮れ時になると、灯篭の橙色が辺りを照らし、風情のある町をグッと引き立てます。眼下を流れる井田川から高さ約30mの石垣の坂道を登ると、おわら風の盆のメイン通り石畳の諏訪町本通りが姿を見せます。

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三乗 棚田

(富山市)

三乗の棚田

 三乗(みのり)の棚田は、旧八尾町の山間部に位置しする三和集落と乗嶺集落の農家で構成される営農組合の棚田の名称です。山間部でありながら、面積の広い水田が段々と連なり、その中に集落、遠くには立山連峰を見ることができます。

 4月末頃の田植えの時期には、水が張られた水鏡の棚田、7月から8月頃には青々とした棚田、9月から10月にかけての稲刈りの時期には黄金色の棚田が鑑賞できます。

 中山間地における農業経営の難しい中、平成11年に全国棚田百選に選ばれたことを機会に棚田の魅力や大切さを再発見してもらおうと、平成13年に「みのり棚田の学校」が開校されています。

 学校では、毎年5月に田植え実習、田植機同乗体験、野菜の植付け、9月には稲刈り実習や野菜収穫などを行っているほか、「棚田学校だより」を発行するなど、棚田の次代に繋げる活動も行われています。

【見頃】
 4月~9月

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関連リンク

・「とやまビューポイント(ふるさと眺望点)」とは

・新川地域

・富山地域

・高岡・射水地域

・砺波地域

 

 

 

 

お問い合わせ

所属課室:土木部建築住宅課景観係

〒930-8501 富山市新総曲輪1-7 防災危機管理センター8階

電話番号:076-444-9661

ファックス番号:076-444-4423

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