安全・安心情報
更新日:2021年4月1日
ここから本文です。
近代陶芸界に大きな業績を残しながらも、生涯、無位無冠を通した河井寛次郎。その人柄は、いつも子どものように感動する心を失わなかったと言われています。日々の生活に素を尊び、ありとあらゆる物事の中から喜びを見出しながら制作された寛次郎の作品は、時代を超えて今なお多くの人に親しまれ、愛され続けています。
本展は、河井寛次郎(1890年~1966年)の生誕120年を記念し、その業績を回顧します。出品作品は、寛次郎コレクションとして名高い京都国立近代美術館の所蔵品、故川勝堅一氏が収集した川勝コレクションを軸に、初期から晩年までの代表作品を一堂に集め、独自の作風への確立へと果敢に陶芸の美を追求しつづけた陶工・河井寛次郎の魅力とその軌跡を辿ります。
また、今回は寛次郎が民藝運動を通して密接な交友をもった濱田庄司、黒田辰秋、芹澤けい介、安部栄四郎や、特に本県とゆかりの深い板画家・棟方志功の作品をあわせて展示し、作品を通して寛次郎との交流の跡と人間像に迫ります。
掲載図版の無断転用・転載を禁じます。
水墨美術館ホーム | 企画展 | 常設展 |
館の概要 | 利用案内 | アクセス |
お問い合わせ
関連情報
目的別情報
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください