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トップページ > 9月24日~30日は結核・呼吸器感染症予防週間です
更新日:2025年9月22日
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厚生労働省では、9月24日~30日を「結核・呼吸器感染症予防週間」と定め、国民の結核及び呼吸器感染症全般に対する予防意識の更なる向上と正しい知識の普及啓発を図ることとされています。
この機会に、結核や呼吸器感染症に関する正しい知識を身につけましょう。
1.「結核は過去の病気」だと思っていませんか?
結核は、医療や生活水準の向上により、きちんと薬をのめば治るようになりましたが、全国で年間10,051人(2024年)、県内で年間66人(2024年)の患者さんが新たに発生している、日本の主要な感染症の1つです。
結核は結核菌によって起こる感染症で、結核の患者さんがせきやくしゃみをしたときに出る飛沫とともに菌が空気中に飛び散り、それをまわりの人が吸い込むことで感染します。
ただし、感染しても必ず発病するわけでなく、通常は免疫力により菌の増殖を抑え込みます。増殖を抑えきれなくなると、結核を発病します。
2.「体がだるい?」、「せきが治らないの?」それって結核かも…
結核の初期症状はかぜとよく似ています。次のような症状が続くときは、早めに医療機関を受診するようにしましょう。
●せきやたんが2週間以上続く
●体がだるい
●急に体重が減る
3.予防のポイント
結核の予防には、普段から健康的な生活を心がけ、免疫力を高めておくことが重要です。
また、乳幼児は免疫が弱く重症化しやすいことから、予防接種(BCG接種)が重要です。
●規則正しい生活とバランスのとれた食事で免疫力を高めましょう。
●かぜのような症状が続くときは、早めに受診しましょう。
●職場や市町村で行われる健康診断を受け、年に1回は胸部X線検査を受けましょう。
●BCGの定期の予防接種は、市町村からの案内にしたがって受けるようにしましょう。
<関連リンク>
結核(BCGワクチン)(厚生労働省ホームページ)
結核|厚生労働省(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
結核研究所(公益財団法人結核予防会)
https://jata.or.jp/(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
新型コロナウイルス感染症やインフルエンザなどの呼吸器感染症も秋冬にかけて注意が必要です。
マスク着用を含む咳エチケット、手洗い、換気等の基本的な感染対策を行いましょう。
<関連リンク>
富山県インフルエンザ関連情報(富山県ホームページ)
富山県/富山県インフルエンザ関連情報(別ウィンドウで開きます)
新型コロナウイルス感染症に関する情報(富山県ホームページ)
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