トップページ > 県政の情報 > 県の概要 > 知ってなるほど!とやまけん > みんなの宝 高岡御車山(たかおかみくるまやま)

更新日:2021年3月11日

ここから本文です。

富山県キッズページ いろんなとやまを探しに行こう! 知ってなるほど!とやまけん

みんなの宝 高岡御車山(たかおかみくるまやま)

高岡御車山

高岡御車山祭は毎年5月1日に開かれ、7基(き)のはなやかな御車山が車輪(しゃりん)のきしむ音をたてながら市内をひきまわされます。江戸(えど)時代の初(はじ)めに、高岡町民(ちょうみん)が二代加賀藩主(かがはんしゅ)前田利長(としなが)からあたえられた山車(だし)をひきまわしたことから始まった由しょある祭りです。この山車は、初代(しょだい)加賀藩主の前田利家(としいえ)が豊臣秀吉(とよとみひでよし)からあたえられたと伝(つた)わっており、県内で最(もっと)も古い山車です。山車は後の時代に、はなやかにかざりつけられるようになり、現在(げんざい)の御車山となりました。
御車山には、大黒天(だいこくてん)や恵比須(えびす)などの大きな人形がすえられています。そして、中央に立てられる心柱の上には、神様が地上に降(お)りるときの目印(めじるし)になるようはなやかな「鉾留(ほこどめ)」と「花傘(はながさ)」が付けられています。また、高岡に伝わる漆(うるし)や金属工芸(きんぞくこうげいひん)の優(すぐ)れた技術(ぎじゅつ)が御車山をかざる工芸品に用いられています。
高岡御車山の山車は国指定の有形民俗(みんぞく)文化財(ざい)に、行事そのものは国指定の無形(むけい)民俗文化財に指定され、全国でも指折(お)りの規模(きぼ)をほこるお祭りとして保護(ほご)されています。

県内の曳山行事
現在、県内にはこの高岡御車山祭をはじめとして県内各地(かくち)に24件(けん)の曳山行事が伝承(でんしょう)されています。江戸時代に、曳山をかざる工芸技術が盛(さか)んであったことなどから、全国的(てき)にみても数多く保存(ほぞん)伝承されている地域(ちいき)といわれています。
車輪

お問い合わせ

所属課室:知事政策局広報・ブランディング推進室広報課 

〒930-8501 富山市新総曲輪1-7 県庁本館2階

電話番号:076-444-8909

ファックス番号:076-444-3478

このページに知りたい情報がない場合は

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?