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更新日:2021年3月17日

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知事コメント(平成29年の医薬品生産金額について)[平成31年4月17日(水曜日)]

1 本文

 本日、厚生労働省が公表した平成29年の薬事工業生産動態統計において、富山県の医薬品生産金額は6,540億円となり、都道府県別では第二位となったが、前年を上回る額となった。これは、県内医薬品製造企業及び関連企業の経営者及び社員各位の並々ならぬご尽力の賜物であり、深く敬意を表するものである。
 また、平成28年と比較すると、薬価の引き下げ等に伴い、全国総額が1.5%の伸びにとどまり、28都道府県が前年を下回る中、富山県が5.2%の伸びとなったことは、県内企業の健闘を示すものであり、「医薬品一兆円産業」の実現に向けて大きな飛躍が望めるものと期待している。
 今後、富山県の医薬品産業が更に飛躍・発展していくためには、海外市場への進出やバイオ医薬品等の新たな成長分野への参入、技術力の更なる向上、人材の育成などにより、より付加価値の高い製品の開発・製造・販売を推進していくことが重要である。
 このため、平成21年に「世界の薬都」スイス・バーゼル地域の2つの州政府と交流協定を締結して以来、共同シンポジウムの開催や学術発表会への若手研究者の派遣、学生の交換留学、さらにはバイオ技術分野での交流を深めるための協定の拡充など、バーゼル地域の産学官と連携して医薬品の開発・製造の高度化に努めてきた。
 また、昨年、国の地方大学・地域産業創成交付金の対象事業7件の一つとして採択された「くすりのシリコンバレーTOYAMA」創造コンソーシアムの取り組みについて、引き続き国内外からのトップレベル人材の招聘などにより、世界水準の研究開発を推進するとともに、東京圏の学生も対象にしたサマースクールを実施するなど、産学官一体となって、医薬品産業振興およびその発展を支える専門人材の育成・確保に取り組むこととしている。
 このような取組みを通じて、引き続き「世界に注目される薬都とやま」の実現を図り、富山県の特色・強みを活かし、活力と魅力あふれる「とやまの未来創生」に向けて一層努力してまいりたい。

(担当:くすり政策課 TEL:076-444-3234)

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