更新日:2023年7月6日

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建造物

「建造物」は大きく分けて、民家や商店、寺院、神社など主に木造で人が住んだり集まったりするために建てられた「建築物」と、橋やトンネル、ダムなど主にコンクリート造で生活の利便に役立つために作られた「構造物」があります。

建築物は、一般に公開されていることが多く、民家や商店では家の中に入って立派な部屋や材料を、自分が住んでいる気持ちで観察してみましょう。寺院や神社では壮大な大きさを感じながら、組み物などの細部の彫刻に注意を向けてみるとよいでしょう。また、構造物は現在も車が通ったり、使われていたりと私たちの生活に欠かせないものばかりです。

今の私たちの便利さを作ってくれた、先人の汗と知恵を肌で感じてみてください。

文化財となる建造物

どのような建造物、土木構造物及びその他工作物が文化財になるのでしょうか。国や県では、次にあげるものに該当し、かつ、各時代又は類型の典型となるものを、文化財として「国指定・県指定文化財」に指定しています。

  • (1)意匠的に優秀なもの

  • (2)技術的に優秀なもの

  • (3)歴史的価値の高いもの

  • (4)学術的価値の高いもの

  • (5)流派的又は地方的特色において顕著なもの

「伝統的建造物群選定制度」は、建造物単体ではなく、街並みや建物群として保存する価値がある場合に選定されます。市町村により条例等で範囲を決定しますが、この場合、建築物のほか門や塀などの工作物、生け垣などの環境物件も保護の対象にすることができます。

また、厳しい規制のかかる指定制度に加えて、平成8年に創設された「登録文化財制度」により、幅広く文化財を登録できることとなりました。この制度は、緩やかな規制で所有者の保存意識を尊重するもので、近代化遺産や現在も使用している建造物などを出来る限り将来に残していこうとするものです。概ね建築後50年を経過し、一定の基準を満たしたものが登録できます。詳しくは文化庁のHP(外部サイトへリンク)

建造物の構造

いろいろな建造物

 

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所属課室:教育委員会生涯学習・文化財室 

〒930-8501 富山市新総曲輪1-7  県庁南別館4階   

電話番号:076-444-3434

ファックス番号:076-444-4434

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