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更新日:2024年6月27日

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気候変動がもたらす影響と適応策

適応策の必要性

地球の平均気温は上昇を続けています。富山県内においても、気温の上昇による農作物への影響や、過去の観測を上回るような短時間強雨、熱中症搬送者数の増加といった健康への影響など、気候変動によると思われる影響は、私たちの生活の様々なところに既に現れています。

地球温暖化やそれに伴う気候変動への対策としては、地球温暖化の原因物質である温室効果ガス排出量の削減や、森林の吸収源の増加などの「緩和」に全力で取り組む必要があります。しかし、「緩和」の効果が現れるには長い時間がかかり、過去に排出された温室効果ガスの大気中への蓄積もあるため、ある程度の気候変動は避けられません。したがって、既に現れている、あるいは、中長期的に避けられない気候変動の影響に対し、自然や人間社会の在り方を調整し、被害を最小限に食い止める、あるいは気候の変化を利用していく「適応」の取組みについても、積極的に進めていく必要があります。

緩和策と適応策

出典:国立環境研究所 気候変動適応情報プラットフォーム

富山県気候変動適応センター

気候変動適応法に基づき、県内での気候変動の影響及び適応に関する情報収集、分析、情報提供及び技術的助言を行う拠点として、令和2年4月1日に環境科学センター内に「富山県気候変動適応センター」が設置されました。

富山県気候変動適応センターでは、地域における気候変動影響や適応に関して、ニュースレターやウェブサイト等を活用して、県民のみなさまへの情報提供を行っています。

関連情報

●環境省中部地方環境事務所、気候変動適応中部広域協議会

スマートフォンアプリ(iNaturalist)を利用した市民参加型の生き物調査を通して、自然生態系への気候変動の影響に関する情報収集・分析をします。

  • 調査期間:2024年6月20日-11月30日まで
  • 調査場所:中部7県(富山・石川・福井・長野・岐阜・愛知・三重)であれば、どこでもOK
  • 調査対象:動物、昆虫、植物などの「生き物」全て! 特に「セミ」の情報を募集中!
  • 公式ウェブサイト:環境省中部地方環境事務所「気候変動探偵局 生き物大移住計画を調査せよ!」 
●公益財団法人 環日本海環境協力センター(NPEC)

サクラの開花やセミの初鳴きなど、季節の進み具合を身近な生物(動物・植物)の変化観察で把握する「生物季節調査」。生物季節調査を通じて、地球温暖化について考えてみませんか?

 

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お問い合わせ

所属課室:生活環境文化部環境政策課地球環境係

〒930-0005 富山市新桜町5-3 第2富山電気ビルディング8階

電話番号:076-444-8727

ファックス番号:076-444-3480

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