更新日:2026年5月13日

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新型コロナウイルスゲノム解析検査状況

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富山県における新型コロナウイルスオミクロン株亜系統の流入状況(ゲノム解析検査)

  • 富山県衛生研究所では新型コロナウイルスの遺伝子配列を次世代シーケンサー(NGS)を用いて解読し、県内で現在、どのような株がどれくらいの割合を占めているかを調査しています。
  • 2022年から国内で発生しているオミクロン株ですが、現在もその亜系統株による感染継続が見られています。
  • 2026年2、3月の検体からは、PQ.2.8.1およびPQ.2.1が検出されています(それぞれ2検体ずつ)。
  • 全国的にもまだPQ.2.8.1が優勢ではありますが、最近話題のセミ(Cicada)型と言われているBA.3.2系統も少しずつ増えてきているようです。
  • BA.3.2は、BA.3から派生したかなり変異の多いオミクロン亜系統です。BA.3と比べてスパイクに多数の変異を持ち、抗原性のずれ・中和抗体からの逃避が示されていますが、ACE2受容体への結合力がやや低下しているため、他の強力な変異株ほどの急激な世界的拡散には至っていません(CDC MMWR https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/75/wr/mm7510a1.htm(外部サイトへリンク))。
  • WHOは、BA.3.2を監視下の変異株として現在位置付けていますが、「現時点で重症化、入院、死亡の増加を示すデータはない」と発表しています(WHO 2025年12月5日プレス https://cdn.who.int/media/docs/default-source/documents/epp/tracking-sars-cov-2/05122025_ba.3.2_ire.pdf(外部サイトへリンク))。
  • 「セミ型」は通称で、長く目立たずに存在したあと、セミのように急に出てきたように見えることから付いた呼び名です。ウイルスが体内で何年も潜伏する、という意味ではありません。
  • 国内の流行状況(サーベイランス速報・週報)については、国立健康危機管理研究機構国立感染症研究所感染症情報提供サイトの急性呼吸器感染症サーベイランス週報をご参照ください(https://id-info.jihs.go.jp/surveillance/idss/content/teiten_ARI/index.html(外部サイトへリンク))。
  • 衛生研究所では、引き続きゲノム解析による変異株の確定、新たな変異株の流入の可能性、流入経路の特定などに関しても、モニタリングを行なっていく予定です。

お問い合わせ

所属課室:厚生部衛生研究所ウイルス部

電話番号:0766-56-8143

ファックス番号:0766-56-7326

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