更新日:2021年2月24日

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平成28年県民健康栄養調査の概要

調査の概要

1.目的

県民の栄養素等摂取量、身体の状況及び生活習慣の状況を明らかにし、富山県健康増進計画、富山県食育推進計画等各種計画や県民の健康増進を総合的に推進するための基礎資料を得ること

2.調査対象及び客体

県下の13地区の世帯(649世帯)及び当該世帯の1歳以上の世帯員(1,602人)を調査客体とした。

3.調査時期

平成28年10~11月中

4.調査項目及び調査対象(人数)

  • 栄養摂取状況調査(世帯の状況、食事状況、食物摂取状況)
    :1歳以上(757名)
  • 身体状況調査(身長・体重、腹囲、血液検査、歩行数等)
    :身長・体重/1歳以上(525名)、腹囲/20歳以上(441名)、血液検査/20歳以上(380名)、歩行数/20歳以上(586名)
  • 生活習慣調査(食生活、身体活動・運動、休養、口腔ケア等に関するアンケート調査)
    • 調査票(1):20歳以上(701名)
    • 調査票(2):15歳以上(723名)

結果の概要

1.栄養素等の摂取状況

  • 食塩摂取量の平均値は、成人で一人あたり平均9.9gであり、男性11.0g、女性9.1gである。男女とも60歳代の摂取量が最も多くなっている。
  • 野菜摂取量の平均値は、成人で平均280.0gであり、男性では50歳以上の324.9gが最も多く、女性では60歳代の282.6gが最も多い。一方、男性では20歳代の242.3gが最も低く、女性では40歳代の224.7gが最も低い。

2.食事状況

  • 朝・昼・夕食別の欠食率は、朝食が最も多く、6.5%である。特に、朝食の欠食率は30歳代男性の割合が最も多く、28.0%である。
  • 20歳以上で、朝食に「主食」、「主菜」、「副菜」がそろった食事を摂っている者の割合は25.1%であり、平成22年調査と比べて減少している。
  • 外食率は、朝食、昼食、夕食のいずれも、女性に比べて男性の方が多い。昼食の外食率は男性の30歳代が最も多い。

3.身体状況

  • 20歳以上の肥満者(BMI≧25)の割合は、男性35.4%、女性23.1%である。
  • 20歳代の女性の38.5%がやせ(BMI<18.5)である。
  • 「糖尿病が強く疑われる者」あるいは「糖尿病の可能性を否定できない者」の割合は、男性34.3%、女性29.7%である。

4.運動習慣の状況

  • 運動習慣のある者の割合は、男性38.1%、女性27.6%と男性の方が多く、特に70歳代男性が52.5%と最も多い。
  • 20歳以上の1日の歩数の平均値は、男性6,154歩、女性5,312歩である。

5.生活習慣の状況

  • 習慣的に朝食を欠食することがある者の割合は、男性は40歳代が32.6%と最も多く、女性は20歳代が26.0%と最も多い。
  • 週2日以上朝食を食べない者で、朝食の欠食が始まった時期について、男女とも「20歳代から」が最も多い。
  • 主食・主菜・副菜を組合わせて食べている頻度は、女性の20歳代で「ほとんどない」者が26.1%と他の年代に比べて多い。
  • 「食品や料理の栄養成分表示を見たことがある」者の割合は、全体で男性30.1%、女性57.3%である。
  • これまでに「医療機関や健診で高血圧といわれたことがある者」のうち、現在治療を受けていない者の割合は男性21.6%、女性19.1%である。

関連ファイル

以下について、【関連ファイルのダウンロード】からダウンロードできます。

  • 平成28年県民健康栄養調査報告(分割版)
  • リーフレット「富山県民の健康と栄養の現状」
  • テーマ別リーフレット(1)「フレイルを予防・改善するために」
  • テーマ別リーフレット(2)「めん類を食べるときにひと工夫」
  • テーマ別リーフレット(3)「上手にお酒と付き合うために」
  • テーマ別リーフレット(4)「適塩生活で健康に」
  • テーマ別リーフレット(5)「野菜を食べて毎日健康!」

関連ファイル

お問い合わせ

所属課室:厚生部健康対策室健康課 

〒930-8501 富山市新総曲輪1-7 県庁本館2階

電話番号:076-444-3222

ファックス番号:076-444-3496

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