若土発電所

農業用水の落差を有効利用した発電所です。

令和元年度より老朽化した施設を改築するためのリプレース（発電所全面的更新）に取り組み、令和6年8月に運転を開始しました。

発電所老朽化対策事業（リプレース）

 

 

発電所全景

若土発電所の全景写真です。写真左側が取水口、右側の白い建物が発電所になります。

取水口

既存のダム堤体に影響を及ぼさないよう、取水塔を新設しました。

　　

　　　　　　　取水口（リプレース前）　　　　　　　　　　　　　　　　　　取水塔（リプレース後）

発電設備

クロスフロー水車からS型チューブラ水車へ変更し、増出力・増電力量を図りました。

　　

　　　　　　　発電設備（リプレース前）　　　　　　　　　　　　　　　　発電設備（リプレース後）

事業経過

• 令和元年度　  概略設計開始
• 令和2年度       実施設計開始
• 令和3年3月　  水利使用承認（富山県）
• 令和4年1月     固定価格買取制度の事業認定（経済産業省）
• 令和4年10月   既設発電所廃止（経済産業省）

　　　　　　　  発電所解体開始

• 令和6年8月     運転開始　　　

諸元

発電所名		若土発電所
位置		富山市山田若土字稲山
取水ダム		若土ダム
発電型式		ダム式
発電力	最大（kW）	335
発電力	常時（kW）	-
使用水量（立方メートル/s）		4
有効落差（m）		10.40
水車		S型チューブラ水車 350kW1台
発電機		三相かご型誘導発電機 360kW 6,600V1台
運転開始年月		令和6年8月