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更新日:2024年1月15日

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風しんの予防対策の徹底をお願いします

国の感染症発生動向調査では、平成24年から平成25年にかけて全国的に風しんが流行し、県内の風しん患者報告数も例年に比べて多くなりました。
また、妊娠初期の女性が風しんにかかると、赤ちゃんに難聴や心臓の病気、白内障などの先天性の障害「先天性風しん症候群(CRS)」が起こる可能性があります。平成25年には、全国的な風しんの流行の影響で、CRSの児の報告数が、平成20年の全数把握調査開始以来最多となりました。
現在全国的な流行はおさまっていますが、CRSの発生と風しんのまん延を防止するため、引き続き予防対策の徹底をお願いします。

1.予防対策について

  • 風しんの定期接種対象者は予防接種を受けましょう
    • 定期接種の対象者である1歳児及び小学校入学1年前1年間の幼児は、無料で接種が受けられます。
    • 定期接種については、お住まいの市町村の予防接種担当課へお問い合わせください。
  • 妊娠を希望する女性や妊婦の周囲の方は予防接種をご検討ください
    • 妊娠中は予防接種が受けられません。
    • 妊娠を希望するまたは妊娠する可能性の高い方は、任意での予防接種をご検討ください。
    • 妊婦に風しんをうつさないようにするために、パートナーや同居のご家族など妊婦の周囲の方も、任意での予防接種を受けることをご検討ください。
    • 任意での接種の場合、料金は医療機関によって異なります。接種を希望する方は、かかりつけの医療機関等にお問い合わせください。
  • 妊娠中の女性は人込みを避けるなどの予防対策をお願いします
    • 妊娠中は予防接種を受けられないので、可能な限り人込みを避け、不要不急の外出を控えるようお願いします。

2.接種ワクチンについて

任意での予防接種を希望される方に対しては、麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)の接種をお勧めしています。
接種を希望される場合は、かかりつけの医療機関等にご相談ください。

3.風しん抗体検査事業について

主としてCRSの発生予防のため、予防接種が必要である風しん感受性者を効率的に抽出するための抗体検査を、医療機関委託で実施しています。
対象者や検査実施場所、検査料金等は下記のとおりです。検査を希望する場合は、医療機関へ事前にお問い合わせのうえ受診をお願いします。

対象者

富山県内に住所を有する方で、次の(1)~(3)のいずれかにあてはまる方。ただし、妊婦、過去に抗体検査を受けたことがある方、風しんの予防接種歴のある方、風しんにかかったことがある方は除きます。

  • (1)妊娠を希望する女性
  • (2)妊娠を希望する女性のパートナー
  • (3)妊婦健診の結果、風しん抗体価が低かった妊婦のパートナー

同居のご家族は対象になりません。
パートナーのうち、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性に対する新たな風しん対策は、各市町村が実施主体となり実施するため、この事業の対象者から除きます。

実施期間

令和5年4月1日から令和6年3月31日まで

検査実施場所

  • 関連ファイルの医療機関一覧からご確認ください。

検査を希望する場合、事前に医療機関に連絡が必要です。

検査料金

  • 無料(抗体検査に係る自己負担はありません)

診察等の医療行為を受ける場合や予防接種を希望する場合の費用助成はありません

4.風しんの追加的対策について

昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性に対する新たな風しん対策が、各市町村が実施主体となり、実施されます。
詳しくは、お住まいの市町村にお問い合わせください。

関連ファイル

関連リンク

お問い合わせ

所属課室:厚生部健康対策室感染症対策課感染症対策推進担当

〒930-8501 富山市新総曲輪1-7 県庁南別館3階

電話番号:076-444-8920

ファックス番号:076-444-8900

関連情報

 

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