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更新日:2021年4月7日
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小竹貝塚は、富山県のほぼ中央に位置する呉羽(くれは)丘陵と、その北に広がる射水(いみず)平野との接点に位置しています。貝塚は、縄文時代前期後葉(約6,000年前)を中心とする500年間営まれました。現在、貝塚は海岸線から約4km離れた、標高約3mの内陸部に位置しています。しかし、貝塚の時期は縄文海進の影響で貝塚のすぐそばまで海水と淡水が入り混じった汽水域の潟湖が広がっていました。平成21・22年(2009・2010)に行われた北陸新幹線に先立つ発掘調査成果を、復元イラストとともにわかりやすく紹介しています。
境A遺跡は、富山県の東端の朝日町にあります。北アルプスから続く山地が背後に迫る海岸段丘にあり、目の前には日本海が広がっています。縄文時代中期から晩期(約4800~2500年前)の集落跡で、住居跡などの遺構から大量の遺物が出土しました。中でも、ヒスイの玉製品や蛇紋岩(じゃもんがん)の磨製石斧が、原石や製作工程が分かる未成品、道具類とともに出土しています。このことが高く評価され、出土品が平成11年(1999)に国の重要文化財に指定されました。
越中地域考古資料は、富山県の考古学の草分けの一人である早川荘作(はやかわしょうさく)氏が、明治、大正、昭和の長年にわたり収集された県内外の考古遺物1,699点で、昭和44年に富山県に寄贈されたものです。平成20年3月21日、「越中地域考古資料(早川荘作蒐集品)」として、国の登録有形文化財に答申されました。考古資料としては全国でも2例目であり、県内では第1号となります
令和3年4月5日
展示替えに伴い、令和3年4月5日(月曜日)から4月16日(木曜日)までの間が休館となります。
この間、体験活動も休止させていただきますので、何卒ご了承願います。
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