安全・安心情報
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更新日:2021年9月15日
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県内では、農業用水路での転落死亡事故件数が平成23年度から令和2年度の10年間に197件発生しており、令和2年度につきましては、21件の転落死亡事故が発生しました。その多くが65歳以上の方でした。
このように多発する転落事故の現状を踏まえて、令和元年12月に「富山県農業用水路安全対策ガイドライン」が策定されました。
ガイドラインでは、安全対策3つの基本方針として①ソフト対策の継続的かつ積極的な推進、②効果的なハード・セミハード対策の実施、③行政、関係団体や地域組織の連携強化が示されています。
安全対策の推進には、行政、関係団体や地域組織などが連携して、注意喚起を呼びかける広報・啓発活動(ソフト対策)の徹底を図るとともに、危険箇所を把握し、地域の実情やニーズに応じて必要な事故防止対策(ハード・セミハード対策)を講じることで、未然に事故の防止を図る必要があります。
本センターでは、ソフト対策として、啓発チラシの配布や市町広報誌への掲載などの注意喚起を呼びかける広報・啓発活動を図るとともに、ワークショップによる意見集約・合意形成手法により、地域の危険箇所の把握および実情に応じた対策を検討し、危険箇所マップ等を作成しました。令和2年度は、県内でワークショップを33箇所で実施し、うち管内では10箇所実施しました。
令和3年度は、児童用啓発チラシの配布や農業用水路転落事故防止強化期間(春:4月20日~5月20日、秋:8月20日~9月20日、冬:12月1日~12月31日(令和3年度より新設))に広報車での音声による注意喚起などに新たに取り組んでおります。
令和3年度のワークショップによる危険箇所マップ作成等については、県内17箇所のうち管内では6箇所を予定しています。
ハード対策については、令和元年度2月補正や令和2年度の緊急整備予算にて、転落防止柵を設置しており、さらにセミハード対策として、ワークショップで作成したマップを活用し、よりきめ細やかな整備を県単独農業農村整備事業や多面的機能支払交付金などを用いて整備しています。
<啓発チラシ> <危険箇所点検状況>
<ワークショップ(魚津市青島1町内会)> <防護柵設置(滑川市野町)>
<添付資料>
<リンク集>
担当:指導課指導班tel:(0765)22-9138
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