更新日:2021年2月24日

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基金活動砺波市[小島]

子どもたちに残したい、散居村の風景
庄川がつくり上げた砺波平野の真ん中に位置する小島地区。典型的な散居村の集落を成し、歴史を感じさせるたたずまいや旧跡があちこちに残されています。そんな村の素晴らしさを未来の子どもたちにもしっかり伝えていきたいという思いから、地域が一つになって世代を超えたさまざまな交流活動が行われています。

[作成:平成14年12月]

ぐるりと村をひとまわり

小島には、およそ800年前、「木曾義仲が大軍を率いて京をめざした時、この村にやってきた」という言い伝えがあります。その大軍がやってきたのは、ちょうどお昼時。きれいな泉のほとりで昼飯を食べた場所が、今も旧跡として大切に保存されている「午飯岡」です。自分たちの村を見直すことを目的にした「もの知り地図」づくりは、まず、地区内に数多く残っている名所旧跡めぐりから始まりました。

これが小島の未来予想図

「ここに古いお宮さんがあったのか」
「馬捨場は昼間も暗くて、こわかったもんだった」
「長八の金の茶釜が、どっかに埋まっているそうな」
訪れる場所ごとに興味深い発見がいっぱい。子どもたちや若い人はもちろん、年配者も初めて見聞きすることも多く、小島の魅力を再確認しながら、もの知り地図に書き込んでいきました。

▲旧跡「午飯岡」に案内板を立てました

子どもたちの歓声が響く村へ

「江ざらい(集落総出で行う農業用水の清掃作業)の時は、足の裏がこちょがっしい(くすぐったい)くらいに魚がおったもんや」「ホタルがたくさんいて、蚊帳の中に入れて楽しんだもんや。きれいやったなあ」
チャレンジマップづくりの作業では、昔の思い出話が次々に飛び出してきます。農村に暮らしていたからこそ経験できた楽しさを今の子どもたちにも、そして未来の子どもたちにも味わってほしいということで大いに盛り上がり、未来地図を作り上げました。
最も散居村らしい姿を今も大事に受け継いでいるわが村に、子どもたちの歓声が響き渡る……そんな光景を思い浮かべながらの作業でした。

ビオトープができるまで


▲村の衆が総出で作業がスタート

▲慣れた手つきで水路づくり

▲だいぶできた。ちょっとひと休み

▲橋も作ってカッコよく!

▲やった!完成だあ

「ふなとほたると花の里」をめざして

田んぼで遊んだり、小川で魚とりをしたり。のどかな田園風景と豊かな自然は、小島の自慢でした。魚、トンボ、カエル、ホタルなど、小さな生き物がたくさんいる風景を今一度造ってみようということになりました。
夏の日曜日。朝早くから、スコップ片手に村の皆さんが集まってくれました。皆さん、子どもの頃遊んだ風景を思い出しながら池づくりに取り組んでいたようです。子どもたちも積極的に参加しました。お母さんたちから差し入れてもらったおにぎりをほおばり、ワイワイと楽しみながらの作業が、3時間。ようやく水路ができあがり、うまく水が流れた時には大きな歓声が上がりました。

ビオトープづくりを見に来ていた他地区の方からは、「この在所がけなるい(うらやましい)。ひと声かけるだけで、こんなにでかいと(たくさん)集まって来られるなんて」という言葉をいただいたことが、とても印象に残っています。これも、チームワークのよい集落だからこそ。わが村を大切にしようというみんなの思いを結集して、未来へのチャレンジを一つひとつ実現していきたいものです。


小島ふるさと21委員会 代表/高原 徹

お問い合わせ

所属課室:農林水産部農村振興課 

〒930-0004 富山市桜橋通り5-13 富山興銀ビル4階

電話番号:076-444-3380

ファックス番号:076-444-4427

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