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更新日:2021年10月25日

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令和2年度水と緑の森づくり事業及び平成28年度水と緑の森づくり事業による森林整備後5年経過の評価結果

令和3年10月14日(木曜日)に開催した「富山県森林審議会森づくり部会」において、(1)令和2年度に実施した水と緑の森づくり事業及び(2)平成28年度に実施した「里山再生整備事業」、「みどりの森再生事業」等による森林整備後5年経過の森林状態について、以下のとおり評価をいただきました。

1評価結果

(1)令和2年度水と緑の森づくり事業の評価

事業名 評価 評価のポイント
(1)里山再生整備事業 達成

R2計画219haに対し、244haを整備

(2)みどりの森再生事業 達成

R2計画63haに対し、64haを整備

(3)優良無花粉スギ「立山森の輝き」普及推進事業 未達成

R2計画50haに対し、29haを植栽

(4)とやまの森づくりサポートセンター活動推進事業 ほぼ達成

コロナ禍での活動制限などにより、プランの森づくり参加延べ人数目標(R8年13,000人)に対し、9,762人の参加

(5)とやまの森づくり普及啓発推進事業 達成

コロナ禍での活動制限などにより、森の寺子屋の開催が44回となったが、アンケート対象者(児童)のほぼ全員が森づくりの大切さに関心を持ち、今後も授業を受けたいと回答

(6)県産材利用促進事業 達成

公共施設等を木質化した印象について、アンケート対象者の9割以上が良いと回答し、木の特徴を好意的に捉えた意見が多数

 

(2)平成28年度水と緑の森づくり事業による森林整備後5年経過の評価
事業名 評価 評価のポイント
(1)里山再生整備事業 達成

地域住民等による森づくり活動が継続的に行われ、目的とした森林の状況が維持されている

(2)みどりの森再生事業 達成

過密林、侵入竹林ともに広葉樹が侵入し、水土保全機能等の公益的機能の向上が図られている

3.優良無花粉スギ「立山森の輝き」普及推進事業 概ね順調に生育 全箇所で植栽木の生育を確認、平均残存率87%(60~100%)、平均樹高2.1m(0.8~3.4m)となっている

2主な意見

  • 里山の維持管理の人手不足は、これから先さらに深刻となる。県等の公的支援のあり方として、スタートアップをしっかりして自走できるようにという基本的な考え方はわかるが、一方で、高齢化や人口減少では、なかなか自立できないため、それを前提とした仕組みの検討が必要。
  • 木育は、幼児教育から始めないと格差がついてしまうため、保育士や若い学生の層をターゲットとした取組みが大事である。
  • 森づくり参加延べ人数の指標があるが、人数だけでなく参加者の多様性も重要であるため、若者と繋がる仕組み作りを頑張って欲しい。

3富山県森林審議会森づくり部会委員名簿

 
氏名 役職等 備考
永田信 (公社)大日本山林会会長、東京大学名誉教授 部会長
中村和之 富山大学副学長経済学部教授 部会長代行
藤井徳子 富山森のこども園代表 委員
森恵美 公募委員 委員
柳真子 専門学校職藝学院准教授 委員
米澤政幸 富山県木材協同組合連合会理事長 委員
若山育代 富山大学人間発達科学部発達教育学科准教授 委員

お問い合わせ

所属課室:農林水産部森林政策課 

〒930-0004 富山市桜橋通り5-13 富山興銀ビル4階

電話番号:076-444-3384

ファックス番号:076-444-4428

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