社員食堂で野菜を食べようキャンペーンを実施しました!
砺波厚生センターでは、管内の社員食堂を持つ事業所と協力し、野菜摂取の推進に結びつく食環境を整備することを目的として、「社員食堂で野菜を食べようキャンペーン」を実施しました。
実施内容
各社員食堂において、野菜摂取に関する啓発資材の設置、野菜たっぷりメニューの提供に取り組んでいただきました。
野菜摂取に関する啓発資材(のぼり旗、卓上のぼり旗、POP)については、砺波厚生センターが作成したものを活用いただきました。
実施期間
令和6年8月31日~9月30日
実施結果
取組み事業所数
10事業所
野菜摂取に関する啓発資材の設置、野菜たっぷりメニューの提供
各事業所で取り組んでいただいた内容を一部紹介します。
株式会社スズキ部品富山(小矢部市)
(左)冷やしけんちんそば
(右)野菜たっぷり豚骨味噌ラーメン


三協立山(株)三協アルミ社 福野工場(南砺市)
(左)健康定食、卓上のぼり旗
(右)のぼり旗掲示


キャンペーン実施における各事業所の工夫
啓発資材の設置の工夫
- 野菜たっぷりメニューの提供場所のちかくに啓発媒体の掲示をしました。
- 啓発媒体は食堂入り口を含め、目立つ箇所に設置しました。
- ポスターだけでなくデジタルサイネージでもキャンペーン告知とメニューを事前案内をしました。
- 月初めの全体朝礼にてPDF資料を写し紹介したり、メールにて各部署へ発信したりしました。
野菜たっぷりメニューの工夫
- 野菜の価格高騰が続くなかでのキャンペーンでしたので、原材料費とメニュー内容の付加価値を高めるために、火曜・木曜のイベントメニューで野菜たっぷりメニューを提供しました。
- キャンペーン期間に合わせて、事業所独自で野菜無料化(サラダ)を実施しました。
その他
- 事業所独自で、キャンペーン期間の前半と後半に、べジチェック®による推定野菜摂取量の測定を実施し、推定野菜摂取量の変化を確認しました。(べジチェック®とは、手のひらをセンサーにあてるだけで、簡単に推定野菜摂取量を測定できる機器です。)
従業員の反応(一部抜粋)
- 「野菜たっぷりメニュー」の提供を毎月実施して欲しいです。
- いつも意識していないので、意識できるようになり、良いと思います。
- こちらが意識しなくとも、食堂側で健康に配慮した食事を提供していただけたら、非常にありがたく思います。
- 私生活で忙しく、朝食を抜くなど夕食が適当になりがちで、昼食が唯一まともな食事となりやすいので、昼食が健康的だと有難いです。
- 単身赴任で野菜を食べる量が少なくなっているのでこの活動で気を付けて食事をするようになったと思います。
- べジチェック®による推定野菜摂取量の測定をキャンペーン期間の前半と後半に実施したので、日々の野菜摂取量を気にして、自分自身のbefore・afterを数値で確認していました。
- 今年度で4回目と継続して毎年実施しているので、少しずつ社員の方の野菜摂取の意識に結びついてきているかと思います。健康を考えて野菜たっぷりメニューを選ぶ方が増えています。
- 野菜を多品種とる事ができるが、料理が似たような物になりがちです。
まとめ
野菜たっぷりメニューの提供は、従業員の方が気軽に健康的な食事ができる環境づくりになります。また、のぼり旗などの啓発資材の設置は、健康的な食事の選択を推進するための普及啓発となります。「社員食堂で野菜を食べようキャンペーン」では、食環境づくりと普及啓発を同時期に行うことで、野菜摂取を効果的に推進することができました。
参加した事業所からは、野菜摂取促進の取組み(啓発や野菜たっぷりメニューの提供等)を今後も「実施できそう」という回答を多くいただきました。また、当キャンペーンに継続的に参加していただいている事業所においては、キャンペーンの認知度や健康意識が向上しているといった声があり、アンケート結果からも同様の傾向が見られます。
今後も、事業所のより良い食環境づくりを支援できるよう、今回の取り組みを発信していきたいと思います。