安全・安心情報
更新日:2021年6月15日
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ペットの所有者明示の方法として、“首輪”や“名札”、“鑑札(犬の場合)”、“マイクロチップ”などがあります。
そのなかでも「一度装着すれば無くならない」、「首輪を付けないペットにも装着できる」などの利点をもつ“マイクロチップ”が注目されています。
しかし、日本では、まだマイクロチップの普及率は高いとはいえない状況です。
「どんなものなのかよく知らないから…」と、装着を悩んでいる飼い主さんも多いのでないでしょうか。
今回のお知らせノートは、マイクロチップの素朴な疑問についてまとめた、「マイクロチップってどうなっているの?」です。
いっしょに勉強してみましょう!
A:一般的には、犬は生後2週齢*、ねこは生後4週齢*から装着できます。
個体差や健康状態などによって変わることがあります。
A:マイクロチップは、一般的に首の後ろの皮下に装着します。
成長期に装着しても、その後成長を害することはありません。
A:犬やねこの他にも、ハムスターやウサギなどの小動物にも装着できます。
ほ乳類や鳥類、カメやヘビなどの爬虫類、カエルなどの両生類、さらには魚類にも使用できます。
ただし、一定以上の大きさが必要だったり、動物種・年齢などによる考慮が必要だったりしますので、最寄りの動物病院でご相談ください。
A:日本国内では、マイクロチップ装着による健康被害の報告はありません。
装着後、体内で異物反応を起こさないよう、マイクロチップは「生体適合ガラス」で覆われています。
また、マクロチップの長さも8~12mmと小さく、ペットの暮らしや動きを阻害することもありません。
適切に施術(装着)される限り、ペットの負担はほとんどないといわれています。
A:マイクロチップにはGPS機能*は備わっていません。
マイクロチップの働き(役割)は、ペットが迷子や災害、盗難などによって、飼い主と離ればなれになった際に、身元を明らかにすることです。
あくまで、迷子になり「保護したあと」飼い主を判明するためのものです。
GPS(globalpositioningsystem)とは、「全地球測位システム」のことで人工衛星の発する電波によって、地球上の現在位置を正確に測定することができる機能のことです。
A:マイクロチップを装着していても、犬の登録は必要です。
マイクロチップは、狂犬病予防法に基づく犬の登録や鑑札に代わるものではありません。
犬を飼ったら必ず市町村へ登録を行い、鑑札を首輪などに装着してください。
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