安全・安心情報
更新日:2026年3月19日
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県内では、ツキノワグマ(以下、クマという。)による人家近くでの人身被害の発生や、そのおそれがある事態が多発していることから、クマによる人身被害を防止するために、県として次のとおり対応しています。
県民の生命、身体の安全を守ることを大前提として対応していますが、一方で、科学的・計画的な管理を実施することにより、本県のクマの地域個体群の長期にわたる安定的な維持及び人身被害の防止並びに農林業被害の軽減を図り、人とクマとの緊張状態のある共存関係を構築することを目的としています。
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クマは人身被害などの発生が大きな問題となる一方で、イノシシなど、そのほかの野生動物と比べて繁殖力が弱く、個体数が減少しやすい野生動物です。富山県では「被害防除」、「生息環境管理」、「個体数管理」を実施することにより、本県のクマの長期にわたる安定的な維持を図っています。
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人間を含めた生物同士の関係は、食物連鎖のようなわかりやすい関係もあれば、全く研究の及んでいない生態系が安定した自然界のバランスを支えていることもあります。したがって、突然の種の絶滅は、これまで長い時間をかけて微妙なバランスを保ってきた生態系に悪影響を及ぼしかねないとの危惧があります。
この生態系の「環(わ)」や「鎖」を壊さないことは、私たち人間を含めた全ての生物にとっての必須の条件となります。(参考:生物多様性キーワード事典)
過度に恐れる必要はありませんが、人とクマとの遭遇を少なくすることが、被害の防止につながります。
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クマは人の食べ物を一度食べると、強い執着を持つようになります。そのため以下に気を付けて、クマを引き寄せない対策が極めて重要です。
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人家周辺での出没もあり得ることから、決して、よそ事などと思わず、常に周囲に細心の注意を払うよう心がけてください。
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クマによる人身被害が発生した場合や建物周辺に出没した場合など、緊急を要する場合は、110番や119番でも対応しています。
通報をいただければ、直ちに関係機関に情報が共有され、クマの捕獲や捜索、パトロールとともに、地域住民等への注意喚起を行う体制となっています。
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県では、クマによる人身被害の防止対策の一つとして、市町村の捕獲隊によるクマの捕獲を許可しています。
市町村では、人身被害のおそれがある場合に、捕獲隊へ捕獲を依頼します。
依頼を受けた捕獲隊から、県へ捕獲許可申請が提出されますが、その審査にあたっては、パトロール等による追い払い状況や被害状況等を確認することとしており、無条件での捕獲が行われないような仕組みになっています。
また、鳥獣保護管理法の改正により、令和7年9月からクマが市街地等に出没し、所定の条件が満たされた場合に、市町村長の判断により銃器を用いた捕獲を行う緊急銃猟制度が開始されています。
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麻酔が効くためには、15~30分の時間を要し、この間、クマが興奮して暴れて危険な状態になるのでクマの動きが封じられていることが必要になります。また、麻酔銃の性能では至近距離からの発射が条件となるため、クマの出没時においての使用は困難な事例が多いです。
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