PCB処理に関する支援制度等について

1　中小企業者等の軽減制度について（高濃度ＰＣＢ廃棄物）

中小企業者等の方々が保管する高濃度PCB廃棄物の処理費用は、独立行政法人環境再生保全機構が運営するPCB廃棄物処理基金及び国からの国庫補助金による軽減制度の適用対象となります。
対象となる事業者、申し込み方法については、関連リンク１のJESCOホームページをご覧ください。

軽減される額

• 中小企業者（個人事業主を含む）：処理費用の70%
• 個人：処理費用の95%

※高濃度ＰＣＢ含有変圧器、コンデンサーについては処理（運搬、処分）費用のうち、処分費用の44％が軽減の対象となります

２　低濃度ＰＣＢ含有変圧器の交換に関する補助について

　低濃度PCBに汚染された疑いのある変圧器の分析等の調査を行う費用や、低濃度に汚染された変圧器を一定以上の省エネルギー基準を満たした高効率変圧器へ交換する費用は、国の「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金（廃棄物処理×脱炭素化によるマルチベネフィット達成促進事業（うちPCBに汚染された変圧器の高効率化によるCO2削減推進事業））」の対象となる可能性があります。（対象となる変圧器は使用中のものに限ります。）

事業の詳細は関連リンク２の公益財団法人 産業廃棄物処理事業振興財団のホームページをご覧ください。

※令和６年度の受付開始は令和６年５月20日（月）を予定しています。環境省の報道発表資料をご参照ください。

環境省の報道発表（外部サイトへリンク）

３　財政投融資について

PCB廃棄物処理は、日本政策金融公庫における環境・エネルギー対策資金（国民生活事業、中小企業事業）の融資対象となります。
詳細については、関連リンク３の日本政策金融公庫のホームページをご覧ください。

関連リンク

• 1　中間貯蔵・環境安全事業株式会社（JESCO）
• 2　公益財団法人 産業廃棄物処理事業振興財団
• 3　日本政策金融公庫_環境・エネルギー対策資金