富山県サーキュラーエコノミー推進ロードマップ
本県のサーキュラーエコノミーを推進し、本県経済の持続的な発展とウェルビーイング社会を実現するため、サーキュラーエコノミー推進のための取組みの方向性を定め、施策を見える化した「富山県サーキュラーエコノミー推進ロードマップ」を策定しました。
基本的な考え方
- 世界で深刻化する気候変動問題や天然資源の枯渇等の環境・社会問題に対し、リニアエコノミー※1からサーキュラーエコノミー※2(以下、CE。)への移行を目指すことが世界的潮流となっています。CE移行による国内での資源循環は、経済安全保障の強化に資するほか、カーボンニュートラルの実現にも寄与するものです。
- 本県の基幹産業であるものづくり産業においても、「富山県ものづくり産業未来戦略」(令和6年3月改定版)の将来像として、環境・社会課題に向けた新たな価値の創出、活動の見える化に対する社会・地域の共感による企業の魅力向上の好循環を掲げています。新たな成長分野であるCEを的確に捉え、産業競争力を強化し、本県産業の持続的成長を目指す必要があります。
- 本県の現状やこれまでの取組み、そして、富山県成長戦略会議新産業戦略PT委員からのご意見等を踏まえ、「富山県サーキュラーエコノミー推進ロードマップ」を策定しました。本ロードマップに基づく取組みを推進することにより、CEのフロントランナーを目指します。
※1リニアエコノミー(線形経済):大量生産・大量消費・大量廃棄型の経済・社会様式につながる一方通行型の線形経済
※2サーキュラーエコノミー(循環経済):持続可能な形で資源を効率的・循環的に有効利用する循環経済
取組みの方向性
- 全国に先駆けた先行事例の創出
- CE移行への環境整備(制度設計・基盤整備)
- 動静脈連携の推進(技術開発・ビジネス創出・資源循環推進)
富山県サーキュラーエコノミー推進ロードマップ
富山県サーキュラーエコノミー推進ロードマップ(令和7年3月)(PDF:1,119KB)
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