第7回富山・バーゼルジョイントシンポジウムの開催報告(お礼)
平成21年に富山県と「世界の薬都」スイス・バーゼル(シュタット州、ラントシャフト州)との間で締結した交流協定等に基づき、医薬品分野の交流を推進するため、2年に1度、富山とバーゼルで交互に開催しています。
今回は、令和5年8月29日・30日に富山市民プラザ(富山市大手町6-14)において、「未来へつなぐ―持続可能性のある医薬品開発の連携に向けて―」をテーマに、第7回富山・バーゼルジョイントシンポジウムを開催しました。
当日は、両地域の大学・製薬企業の研究者・学生やバーゼル州政府等から延べ570名(会場:約350名、オンライン:約220名)の方にご参加いただき、盛会のうちに終了しました。
ご支援・ご協力をいただいた皆様、ご参加いただいた皆様に心から感謝申しあげます。

セッション1の様子(バーゼル大学薬学部 イョルグ・フヴィラ―教授)

学生ポスター発表の様子(バーゼル大学薬学部 マーカス・A・リル教授)
シンポジウム
日時
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令和5年8月29日(火曜日)13時40分~20時00分
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令和5年8月30日(水曜日)16時00分~19時30分
会場
富山市民プラザ (富山市大手町6-14)
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口頭発表:4階「アンサンブルホール」 ※同時配信実施
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ポスター掲示・発表:2階「ふれんどる」
29日のプログラム
※セッション2を除き、同時通訳実施
学生ポスター発表(13時40分~15時30分)
開会式(16時00分~16時20分)
セッション1:産学連携(16時20分~17時50分)
セッション2:学生口頭発表(18時00分~19時30分)
※ポスター掲示時間:13時40分~20時00分
30日のプログラム
※同時通訳実施
セッション3:DX薬学・AI医薬品研究(16時00分~17時30分)
セッション4:医薬品・バイオサイエンス研究(17時40分~19時10分)
閉会式(19時10分~19時30分)
※ポスター掲示時間:15時00分~19時30分
抄録集
受賞者
1位 井城 綸沙(富山大学)「骨格筋萎縮により正常マウスの認知機能は低下する」
2位 マリア・カルポウチ(バーゼル大学)「メラノーマにおける発がん性MAPK/PI3Kシグナル伝達を標的とする天然物:標的分子の同定の試み」
3位 ラムヤ・ディープティ・プリギラ(バーゼル大学)「脊椎動物スクリーニングモデルとしてのゼブラフィッシュ稚魚」
バーゼル賞 斉藤 元弥(富山県立大学)「大腸菌L-form細胞内でのPenicillin特異的なROS,RNSの産生」
1位 山前 結(富山大学)「脱リン酸化酵素PP2Aはナチュラルキラー細胞のエフェクター機能を負に制御する」
2位 岩井 悠一郎(富山県立大学)「ビタミンD受容体遺伝子改変ラットを用いたビタミンD作用メカニズムの解明」
3位 影山 哲平(富山大学)「精製したヒトTMEM16Fによるイオンおよびリン脂質輸送機能の解析」
3位 門脇 正知(富山大学)「筋芽細胞ファイバーと脱細胞化腱のアセンブリによる筋肉作製に向けた研究」
懇親会
日時
令和5年8月29日(火曜日)20時00分~21時30分
会場
ANAクラウンプラザホテル富山
主催
第7回富山・バーゼルジョイントシンポジウム実行委員会(富山県、富山県薬業連合会、富山大学、富山県立大学)
参考資料

