富山県健康増進計画(第2次)中間評価結果について
1 趣旨
本県では、全ての県民が共に支えながら希望や生きがいを持つとともに、ライフステージに応じた健やかで心豊かに生活できる活力ある社会の実現を目指すため、平成25年に「富山県健康増進計画(第2次)」を策定いたしました。
計画期間は平成25年~平成34年であり、中間年である平成29年度に中間評価を実施しました。この中間評価結果を踏まえ、今後さらに県民の皆さんの健康づくりを推進していきます。
2 中間評価のポイントと今後の方向性
今回の中間評価における課題等を踏まえ、今後計画の後半5年間では、特に次のことに重点を置き、取組んでいきます。
- 健康寿命の延伸のために最も基本となるのは、食生活の改善や運動習慣の定着などの「望ましい生活習慣の確立」ですが、現状では、計画策定時と比べ数値が悪化している指標も多くなっています。望ましい生活習慣を確立していくことは、がんなどの生活習慣病の予防・改善の大きな要因となることから、今後も重点課題として関係機関と連携し、生活習慣の改善につながるような取組みを推進していきます。
- 健康への関心が高い方、無関心の方の2極化の傾向が見られることから、取組みの推進にあたっては、無関心の方や関心が低い方をターゲットに、これらの方々に健康へ関心を持ってもらえるような工夫(インセンティブなど)を行うことで、各目標指標の改善を図ります。
- 乳幼児期から高齢期まで、ライフステージ毎に様々な課題がみられました。特に、他の年代に比べて、若い世代から働き盛り世代で課題が多いことから、職域での取組みも重要であり、企業と連携した取組みを進めます。また、それぞれのライフステージ応じた細やかな施策に取組みます。
- 健康づくりを推進していくためには、個人での健康づくりだけでなく、職場や地域、家庭、学校など社会全体で健康づくりを推進する機運の醸成、環境づくりが必要であり、引き続き必要な施策に取組みます。
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